ChatGPTの利用目的は「アイデア出し」(33%)、「メールなどの文章生成」(23%)、「飲食店などの検索」(23%)/ChatGPTなどのAIに仕事が41%が「置き換わる」と回答
~ChatGPTを利用していない理由は「AIの回答精度への不満」(18%)、「セキュリティの問題」(15%)~
【調査結果 概要】
ChatGPTを「知っている」と回答したのは59%
ChatGPTの利用目的は「アイデア出し」(33%)、「メールなどの文章生成」(23%)、「飲食店などの検索」(23%)
ChatGPTを利用していない理由に「AIの回答精度への不満」(18%)、「セキュリティの問題」(15%)の回答
ChatGPTなどのAIに仕事が41%が「置き換わる」と回答
【調査結果 詳細】
■ChatGPTを「知っている」と回答したのは59%
ChatGPTを知っているかを尋ねたところ、59%が「知っている」、41%が「知らない」と回答しました。
■ChatGPTの理解度は「なんとなく理解している」(50%)が最多
ChatGPTを「知っている」と回答をした方を対象にChatGPTの理解度について尋ねたところ、「なんとなく理解している」(50%)が最多となりました。次いで「ある程度説明できる」(27%)となり、「全て説明できる」と回答したのは8%でした。
■ChatGPTを「利用している」のは19%
ChatGPTを「知っている」と回答をした方を対象にChatGPTを利用したことがあるかを尋ねたところ、「利用している」と回答をしたのは19%となり、49%が「利用しておらず、今のところ利用するつもりもない」(49%)と回答しました。
■ChatGPTを20%が1日1回以上利用
ChatGPTを「利用している」と回答をした方を対象にChatGPTの利用頻度について尋ねたところ、「1週間に2~3回」(23%)が最多となり、次いで「1週間に1回」(21%)、「1週間に4~5回」(21%)となっております。「1日2回以上」(11%)と「1日1回」(9%)を合算すると、20%が1日1回以上利用をしているということがわかります。
■ChatGPTの利用目的は「アイデア出し」(33%)、「メールなどの文章生成」(23%)、「飲食店などの検索」(23%)
ChatGPTを「利用している」(19%)、「利用したことはあるが、今は利用していない」(13%)「利用していないが、利用する予定」(19%)と回答をした方を対象に利用目的を尋ねたところ、「アイデア出し」(33%)が最多となり、次いで「メールなどの文章生成」(23%)、「飲食店などの検索」(23%)となりました。仕事や業務の活用から日常使いまで様々なシーンでChatGPTが利用されていることがわかります。
■ChatGPTを使い始めたきっかけは「興味があったから」(47%)が最多
ChatGPTを「利用している」(19%)、「利用したことはあるが、今は利用していない」(13%)と回答した方対象に、ChatGPTを使い始めたきっかけを尋ねたところ、「興味があったから」(47%)が最多となりました。「ネットで話題だったから」(31%)、「新技術を試したいから」(29%)、「乗り遅れたくないから」(10%)など流行に対して敏感な方が多いということもわかります。
■現在、ChatGPTを利用していない理由に「AIの回答精度への不満」(18%)、「セキュリティの問題」(15%)の回答も
ChatGPTを利用したことがあるかを尋ね、「利用したことはあるが今は利用していない」(13%)、「利用していないが利用する予定」(19%)、「利用しておらず、今のところ利用するつもりもない」(49%)と回答した方を対象に、利用していない理由を尋ねたところ「必要性を感じないから」「利用方法が分からない」(28%)の回答が最多となりました。
「AIの回答精度への不満」(18%)、「セキュリティの問題」(15%)、「期待の回答が得られない」(12%)など技術面に対する部分も懸念となっていることもわかります。
■ChatGPTなどのAIに仕事が「置き換わる」と41%が回答
ChatGPTなどのAIに仕事が今後置き換わると思うかを尋ねたところ、「とてもそう思う」(10%)と「どちらかといえばそう思う」(31%)を合算すると41%が「置き換わる」と回答をしています。
■AIが日常に浸透していくことに35% が肯定的
AIが日常に浸透していくことについて尋ねたところ、「非常に良いと思う」(7%)と「どちらかといえば良いと思う」(28%)の回答を合算すると35% が肯定的であることがわかります。一方で「非常に良くないと思う」(9%)と「あまり良いとは思わない」(10%)を合算すると19%が良くは思っていない結果となりました。
■「AIが日常に浸透していくこと」に対するそれぞれの回答 ※一部抜粋
非常に良いことだと思う
日本の場合特に生産性が低いと言われているので、ビジネスの面で活用されれば、結果的にそれが日常生活においても便利になっていくと思うから。
意思決定が早くなり効率が向上することが期待できる。
人が介在することによる作業の人的ミスを防いでくれる。AIによって作成されたものを添削し、作業の効率化が図れる。
どちらかといえば良いことだと思う
AI自体に正しい知識や間違っている知識に対する信憑性がちゃんとある事が前提ですが、ウェブ上にはあらゆる人の知識や考えがあって本当にそれが合っているのか自分で選びながら調べ物をするのがなかなか大変なので。
人材不足の会社にAIがあることで仕事が効率化するのではないかと思うから。
仕事の効率化など、数々の良い側面もあるが、一方で仕事を奪われたり、不利益を被る人は生じることに対する懸念もあるから。
どちらとも言えない単純作業を任せたり大量のデータを分析させたりできるという良い面もあるが、AIが自らデータの学習を進めるうちに、著作権が侵害されたり人間の能力を超えて人間を操ったりするかもしれないという悪い面もあるから、どちらとも言えないと思う。
丁寧な作業や複雑な作業、細かい作業などはやはり人間がやらないといけないのとより人間に高度な技術が求られるから、知識や技術がない人間が排除される可能性がありそうだから。なのに逆に人間が頭を使わなくなりそうだから。
メリットデメリットはそれぞれあると思う。また使う人の常識良識が問われると思うから。
あまり良いことだと思わない
自分で考える力が落ち、想像力も欠落していき、権力者に支配されている事に気づけず戦争や紛争につき進みかねないから。
人間味を感じなくなる世の中にはなって欲しくないから。
機械が学習しても、人間が学習しなくなるから。
非常に良くないことだと思う
仕事や人間が存在している意味が無くなるから。
人間の仕事が無くなって、人間同士の仕事の奪い合いになる。就職できない人を増やすのは害だと思うから。
色々な問題がありそうなので。
■総評
今回の調査では、ChatGPTを「知っている」と回答したのは59%ということがわかりました。利用目的は「アイデア出し」(33%)が最多となり、次いで「メールなどの文章生成」(23%)、「飲食店などの検索」(23%)という結果になり、仕事や日常使いなど、様々なシーンで利用されていることがわかります。
一方で、ChatGPTを利用していない理由に「AIの回答精度への不満」(18%)、「セキュリティの問題」(15%)、「期待の回答が得られない」(12%)など技術面に対する懸念も見受けられ、サービス提供側はセキュリティ面において安全性を保つことが求められるでしょう。
また、AIが日常に浸透していくことに対して「非常に良いと思う」(7%)と「どちらかといえば良いと思う」(28%)の回答を合算すると35% が肯定的な回答でした。
今後はテクノロジーがより進化し、私たちの生活の一部になっていくことが予想されます。サービス提供側はセキュリティ面において安全性を保つことが求められ、生活者側はAIやテクノロジーを生活に取り入れていくことで新しい可能性が生まれていくでしょう。
【調査概要】
調査名:ChatGPTに関する調査
調査期間:2023年5月10日~5月11日
調査委託:株式会社ネオマーケティング
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国の10代~50代の男女500名
有効回答数:500名
■調査結果の引用時のお願い
※本調査内容を転載・ご利用いただく場合は、出典元の表記をお願いします。
例:「piconの調査によると」「picon調べ」など
■サービスサイト
・AIチャットくん:https://picon-inc.com/ai-chat
・AIイラストくん:https://picon-inc.com/ai-illust
■スマートフォン向けアプリ
・iOS:https://itunes.apple.com/jp/app/id1668296749
・Android: https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.chatGptApp
■株式会社piconについて
”最先端のテクノロジーを誰もが使える世界へ”をミッションとしてサービス展開し、ChatGPTをLINEで利用できる「AIチャットくん」を開発しています。AIをはじめとする最先端のテクノロジーには多くの可能性があり、人々の生活が大きく変わりはじめていますが認知・利用は依然として低くいままとなっています。
piconはAIカンパニーとして最先端のテクノロジーとユーザーをなめらかにつなぐプロダクトをデザインしてまいります。
■会社情報
社名:株式会社picon
所在地:東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号渋谷道玄坂東急ビル2F−C
設立:2016年04月01日
代表者:山口 翔誠
事業内容:ソフトウェア開発、Webサイト制作
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