「もうひとつの東京大空襲」を描く、星野博美 著 『世界は五反田から始まった』 2022年7月20日 刊行
12日からブックファースト五反田店で先行販売
株式会社ゲンロン(本社:東京都品川区西五反田 代表取締役:上田洋子)は、ノンフィクション作家の星野博美氏による著作 『世界は五反田から始まった』 を、2022年7月20日に刊行します。
『世界は五反田から始まった』 星野博美 著(ゲンロン叢書011)
いま広く読んでほしい、
東京の片隅から見える等身大の戦争と戦後
30年前に手渡された、祖父が残した手記。便箋に綴られていたのは、家族の来歴と、地元五反田を襲った「もうひとつの東京大空襲」の記録だった。戦時下を必死で生きた祖父の目を通して、タワーマンションの光景が町工場の記憶と重なり合う。
大宅壮一ノンフィクション賞作家、渾身の最新作。
特設サイト:https://www.genron-alpha.com/gotanda/
判型:四六判・並製/ページ数:372頁
価格:1,980円(税込)
ISBN:978-4-907188-45-0
星野博美(ほしの・ひろみ)
1966年、戸越銀座生まれ。ノンフィクション作家、写真家。著書に『転がる香港に苔は生えない』(2000年、第32回大宅壮一ノンフィクション賞)、『コンニャク屋漂流記』(2011年、第2回いける本大賞、第63回読売文学賞随筆・紀行賞)、『戸越銀座でつかまえて』(2013年)、『みんな彗星を見ていた』(2015年)、『今日はヒョウ柄を着る日』(2017年)、『旅ごころはリュートに乗って』(2020年)など多数。
【編集部より】
五反田出身の星野さんが書き、五反田を拠点とする版元が送る新刊『世界は五反田から始まった』。一見ローカルな本書の実態は、祖父が残した手記をとおし、町工場の家族史と第二次世界大戦の戦火を描くノンフィクションです。
工場密集地だった五反田近郊=「大五反田圏」から、1000名を超える開拓団が満洲へ向かっていた。10万人の犠牲者を出した3月10日の倍の規模の、「もうひとつの東京大空襲」の標的に大五反田がなっていた。戦時下の東京でも「不要不急」が叫ばれていた……。さまざまな証言を収集し歴史をつづる星野さんの筆致は、いまの社会に警鐘を鳴らすようでもあり、祖父が書ききれなかった手記の「その後」を書き継ぐようでもあります。
「なぜここが自分の故郷なのか」という問いを一皮むけば、そこには世界史の影が落ちる。そんな個人と普遍とのつながりが、このタイトルに込められています。SNSとは別の回路から世界を考えるために、『世界は五反田から始まった』はいま読んでいただきたい一冊です。
【目次】
はじめに
第1章 大五反田
1 白金の清正公/2 逓信病院と池田山/3 大五反田主義/4 五反田の亡霊
第2章 軍需工場
1 焼けて、野原/2 戻りて、ただちに杭を打て/3 池田家だけが残った/4 軍需工場/5 乳母日傘/6 疎開
第3章 無産者
1 ゆみちゃんとパラシュート/2 党生活者(1)/3 党生活者(2)/4 荏原無産者託児所/5 『乳房』/6 赤い星
第4章 疫病
1 スペイン風邪/2 エッセンシャルワーカー
第5章 満洲
1 武蔵小山の悲哀/2 武蔵小山から満洲へ/3 荏原郷開拓団/4 集団自決
第6章 焼け野原
1 戦争回避/2 地中に埋められた宝/3 空爆される帝都/4 ボルトとナットとワッシャを作る町/5 城南空襲/6 逃げろ!/7 『戦中派不戦日記』
第7章 杭を打て
1 再び、「戻りて、ただちに杭を打て」/2 星野製作所の最期
おわりに
【先行発売について】
本書の刊行を記念し、五反田駅直結のショッピングセンター「五反田東急スクエア」7階の、「ブックファースト五反田店」にて2022年7月12日(火)より先行発売を行います。著者サイン本の取り扱いに加え、購入特典の配布も予定しています。
※サイン本の数量には限りがございます
※先行発売に関するお問い合わせは、株式会社ゲンロンまでお願いいたします
【取材について】
本誌に関する取材、インタビュー等をご検討いただけるメディアの皆さまは、ゲンロンの担当・野口までご連絡をお願い申し上げます。
ご連絡先
Tel:03-6417-9230/E-mail:info@genron.co.jp
【刊行記念イベント】
星野博美×上田洋子
すべての道は五反田に通ず──町工場から見た戦争と戦後【『世界は五反田から始まった』刊行記念】
開催日時:2022年7月15日(金)19:00~
会場:ゲンロンカフェ(品川区西五反田1-11-9司ビル6F)
会場観覧チケット:2,500円
インターネット配信:シラス 990円/ニコニコ生放送 1,000円
※詳細はゲンロンカフェ公式サイト(https://genron-cafe.jp/event/20220715/)をご確認ください
※関連イベントは今後も開催予定です。
【一般販売について】
書店での一般発売は2022年7月20日からを予定しています。
そのほか、全国書店・各ECサイトにて好評予約受付中です。
直販サイト(ゲンロンショップ)|https://genron.co.jp/shop/products/detail/619
Amazon|https://www.amazon.co.jp/dp/4907188450
本書をお取り扱いいただける書店様で、POP等の販促ツールをご入用の際は、お気軽にゲンロンまでお問い合わせくださいませ。
【関連広告の掲出】
本書の刊行を記念し、2022年7月20日(火)よりJR五反田駅ホーム階段に広告看板を掲出いたします。
いま広く読んでほしい、
東京の片隅から見える等身大の戦争と戦後
30年前に手渡された、祖父が残した手記。便箋に綴られていたのは、家族の来歴と、地元五反田を襲った「もうひとつの東京大空襲」の記録だった。戦時下を必死で生きた祖父の目を通して、タワーマンションの光景が町工場の記憶と重なり合う。
大宅壮一ノンフィクション賞作家、渾身の最新作。
特設サイト:https://www.genron-alpha.com/gotanda/
判型:四六判・並製/ページ数:372頁
価格:1,980円(税込)
ISBN:978-4-907188-45-0
【著者紹介】
星野博美(ほしの・ひろみ)
1966年、戸越銀座生まれ。ノンフィクション作家、写真家。著書に『転がる香港に苔は生えない』(2000年、第32回大宅壮一ノンフィクション賞)、『コンニャク屋漂流記』(2011年、第2回いける本大賞、第63回読売文学賞随筆・紀行賞)、『戸越銀座でつかまえて』(2013年)、『みんな彗星を見ていた』(2015年)、『今日はヒョウ柄を着る日』(2017年)、『旅ごころはリュートに乗って』(2020年)など多数。
【編集部より】
五反田出身の星野さんが書き、五反田を拠点とする版元が送る新刊『世界は五反田から始まった』。一見ローカルな本書の実態は、祖父が残した手記をとおし、町工場の家族史と第二次世界大戦の戦火を描くノンフィクションです。
工場密集地だった五反田近郊=「大五反田圏」から、1000名を超える開拓団が満洲へ向かっていた。10万人の犠牲者を出した3月10日の倍の規模の、「もうひとつの東京大空襲」の標的に大五反田がなっていた。戦時下の東京でも「不要不急」が叫ばれていた……。さまざまな証言を収集し歴史をつづる星野さんの筆致は、いまの社会に警鐘を鳴らすようでもあり、祖父が書ききれなかった手記の「その後」を書き継ぐようでもあります。
「なぜここが自分の故郷なのか」という問いを一皮むけば、そこには世界史の影が落ちる。そんな個人と普遍とのつながりが、このタイトルに込められています。SNSとは別の回路から世界を考えるために、『世界は五反田から始まった』はいま読んでいただきたい一冊です。
【目次】
はじめに
第1章 大五反田
1 白金の清正公/2 逓信病院と池田山/3 大五反田主義/4 五反田の亡霊
第2章 軍需工場
1 焼けて、野原/2 戻りて、ただちに杭を打て/3 池田家だけが残った/4 軍需工場/5 乳母日傘/6 疎開
第3章 無産者
1 ゆみちゃんとパラシュート/2 党生活者(1)/3 党生活者(2)/4 荏原無産者託児所/5 『乳房』/6 赤い星
第4章 疫病
1 スペイン風邪/2 エッセンシャルワーカー
第5章 満洲
1 武蔵小山の悲哀/2 武蔵小山から満洲へ/3 荏原郷開拓団/4 集団自決
第6章 焼け野原
1 戦争回避/2 地中に埋められた宝/3 空爆される帝都/4 ボルトとナットとワッシャを作る町/5 城南空襲/6 逃げろ!/7 『戦中派不戦日記』
第7章 杭を打て
1 再び、「戻りて、ただちに杭を打て」/2 星野製作所の最期
おわりに
【先行発売について】
本書の刊行を記念し、五反田駅直結のショッピングセンター「五反田東急スクエア」7階の、「ブックファースト五反田店」にて2022年7月12日(火)より先行発売を行います。著者サイン本の取り扱いに加え、購入特典の配布も予定しています。
ブックファースト五反田店 ゲンロン・シラス関連書コーナーの様子
※サイン本の数量には限りがございます
※先行発売に関するお問い合わせは、株式会社ゲンロンまでお願いいたします
【取材について】
本誌に関する取材、インタビュー等をご検討いただけるメディアの皆さまは、ゲンロンの担当・野口までご連絡をお願い申し上げます。
ご連絡先
Tel:03-6417-9230/E-mail:info@genron.co.jp
【刊行記念イベント】
星野博美×上田洋子
すべての道は五反田に通ず──町工場から見た戦争と戦後【『世界は五反田から始まった』刊行記念】
開催日時:2022年7月15日(金)19:00~
会場:ゲンロンカフェ(品川区西五反田1-11-9司ビル6F)
会場観覧チケット:2,500円
インターネット配信:シラス 990円/ニコニコ生放送 1,000円
※詳細はゲンロンカフェ公式サイト(https://genron-cafe.jp/event/20220715/)をご確認ください
※関連イベントは今後も開催予定です。
【一般販売について】
書店での一般発売は2022年7月20日からを予定しています。
そのほか、全国書店・各ECサイトにて好評予約受付中です。
直販サイト(ゲンロンショップ)|https://genron.co.jp/shop/products/detail/619
Amazon|https://www.amazon.co.jp/dp/4907188450
本書をお取り扱いいただける書店様で、POP等の販促ツールをご入用の際は、お気軽にゲンロンまでお問い合わせくださいませ。
【関連広告の掲出】
本書の刊行を記念し、2022年7月20日(火)よりJR五反田駅ホーム階段に広告看板を掲出いたします。
※広告イメージ(掲出日程は予告なく変更になる可能性があります)
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