『自分に薪をくべる小さな本屋』 —— キャンプ場「北軽井沢スウィートグラス」が、出版社「ミシマ社」 とブックフェアを開催
焚き火を眺めながら、ひとり考えたこと、友人や家族と本音で話したこと。そのときに自分の胸の内に生まれた火種のような感覚をもって出会う本は、普段とは違う出会いになるはずです。書店ではなく、キャンプ場での出会いだからこそ響いてくる一冊がある。
自然と生きる、仕事論、生き方など、様々なジャンルで本を選びました。ブックフェアには、キャンプ場の宿泊者に限らずご来店いただけます。森の中に現れた期間限定の小さな本屋、ぜひお楽しみください。
<自分に薪をくべる小さな本屋>
期 間:2022年4月22日~6月30日
場 所:北軽井沢スウィートグラス アサマヒュッテ
群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢1990-579
※宿泊者以外のご利用には入場料がかかります。
https://sweetgrass.jp/guidance/oneday.html?fbclid=IwAR1V7Rk006f4Tp_JHI0r6mvUKRsvaprIf5Q5basRhgV-Dvuog3jtrOScyU4
- キャンプ場「北軽井沢スウィートグラス」
https://sweetgrass.jp/
1994年オープン。活火山浅間山を見渡す広大な敷地に、50棟を超える個性的なコテージ・キャビン、100区画の多種多様なテントサイトを有するキャンプ場「北軽井沢スウィートグラス」。宿泊施設全棟への薪ストーブの設置を皮切りに、冬キャンプブームの火付け役など、キャンプ業界に新風を吹き込んできました。
2017年からは自社で地域の山林から木を伐採。高品質な薪や建築材を作り、キャンプ場で活かす循環型の取組は、アウトドアの枠におさまらない地域事業モデルとして発展。2021年度のグッドデザイン賞では、運営する有限会社きたもっくが「浅間北麓の地域資源の価値化とキャンプ場をはじめとする場づくりを軸にした循環型地域未来創造事業」で、『グッドデザイン金賞』を受賞しました。
- キャンプ場は、自分にとって”本当に大切なこと”に気づける場
きたもっくは、スウィートグラスを非日常を楽しむアウトドアレジャー施設の枠では捉えていません。時には厳しさも見せる自然の中で、自分たちの手で寝る場所を構え、暖と明かりをとり、食事をつくる。その過程で明確になる、自分にとって”本当に大切なこと”に気づける場。それは、リアリティを失いつつある、人と人の関係性を再生することにもつながります。
焚き火を眺めながら、ひとり考えたこと、人と本音で話したこと。その火種のような感覚をもって出会う何かは、普段とは違う出会いになるはずです。キャンプ場は人と外(自然)の接点でありながら、人が内なる自然を見つめる場でもあります。
- ミシマ社とスウィートグラスが、本との新しい出会いの場をつくる
https://mishimasha.com/
ミシマ社は、「一冊の力」を信じ、本づくりに従事する出版社です。「一冊」が育む、想像力、生きる力。そして「一冊」とわかちあう無上の楽しみ。本には、そうしたかけがえのない出会いを生み出す力がある。読んだ人たちが、ちがう世界へと羽ばたくことができる。たった一冊で人は成長できる。
キャンプを通して自分の内に灯った火種を、大きく長く燃やしてくれるような本をセレクトしています。
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