AI医療機器開発のアイリス株式会社、ボストン・コンサルティング・グループ元日本代表杉田浩章氏が顧問就任

~事業化フェーズへの移行に伴い経営体制を強化~

アイリス株式会社

AI医療機器ベンチャーのアイリス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:沖山翔、以下アイリス)の顧問にボストン・コンサルティング・グループ元日本代表の杉田浩章氏(以下、杉田氏)が就任しましたので、ここにお知らせいたします。
現在、アイリスは、本年4月に新医療機器として承認を受けたAIを搭載した製品のセールス・マーケティングの準備を進めております。数々の企業の経営・事業戦略を手掛けた杉田氏を顧問に迎え、経営体制を強化したことで、アイリスはデジタル医療の普及加速に向け、より一層邁進してまいります。

左から取締役CTO福田、代表取締役社長CEO沖山、顧問に就任された杉田氏、取締役副社長CSOの加藤左から取締役CTO福田、代表取締役社長CEO沖山、顧問に就任された杉田氏、取締役副社長CSOの加藤

■顧問就任の背景

アイリスは、「みんなで共創できる、ひらかれた医療をつくる。」をミッションに掲げ、AI(人工知能)の技術を活用し、ベテランの医師のもつ「匠の技」をデジタル化し、全ての医師がその技を使えるようなAI医療機器を開発しています。2017年11月の創業時から、第一弾となるAI医療機器の研究開発に取り組んでおり、2022年4月26日付で日本初のAIを搭載した新医療機器として、製造販売承認を取得いたしました。

承認取得したAI医療機器の詳細は以下のプレスリリースをご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000035813.html

アイリスは、今後、この製品の事業化を本格的に進めていくにあたり、その推進力を高めるため、ボストン・コンサルティング・グループの元日本代表として消費財、流通、運輸、産業材、自動車、ハイテク、メディア、通信等、様々な業界の顧客企業の経営・新規事業戦略を手掛け、また新規事業創出メソッドに関する著作(「リクルートのすごい構"創"力」)でも知られる杉田氏を顧問として招聘いたしました。
杉田氏のサポートを得て、アイリスは研究開発フェーズから事業化フェーズへと一段と成長を加速し、医療現場のAI化を通じて医療の進歩に貢献して参ります。

■アイリス顧問:杉田氏のコメント

杉田浩章氏杉田浩章氏

沖山さんに初めてお会いした時に語ってくれた、今の医療への疑問や限界。その問題意識から生まれた患者、医師、そして社会にとってよりよい医療に変えていきたいという強いパッションとビジョン。アイリスはそういう思いの中から生まれたベンチャーであるという話に深い共感を覚えたことを、昨日のことのように思い出します。


そして、アイリスが生み出した医療診断に対する全く新しいアプローチ‐患者さんの身体をセンシングしたデータをベースにディープラーニングで創り上げられたAIが、高い精度をもって診断するというアプローチは、医師個人の暗黙知を形式知化することで、高度な診断をスケーラビリティを持って実現できる驚くべき可能性を秘めていると感じています。

アイリスにとっての次のチャレンジは、この類まれなる技術をスケーラブルな事業として市場に浸透させるうえで、どのようなビジネスモデルを創り上げ、GTM(Go-to-Market)を実現していくかにあると思います。
微力ながら私の事業開発、企業経営の経験を、社会に大きなインパクトを生み出す可能性を秘めたアイリスの成功のために注ぎ込みたいと考えています。

■杉田氏の経歴
東京工業大学卒業。慶應義塾大学経営管理研究科修了(MBA)。
株式会社日本交通公社(JTB)を経て、ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)に入社し、元日本代表、現在はマネージング・ディレクター&シニア・パートナー。
早稲田大学大学院経営管理研究科教授、STRIVEエグゼクティブパートナー、ユニ・チャーム社外取締役、Kaizen Platform社外取締役。
著書に『プロフェッショナル経営参謀』 (日本経済新聞出版社)、『リクルートのすごい構”創”力』 (日本経済新聞出版社)、『BCG流 戦略営業』 (日経ビジネス人文庫)、『思考する営業』 (ダイヤモンド社)、監訳書に『なぜ高くても買ってしまうのか』(ダイヤモンド社)、『なぜ安くしても売れないのか』(ダイヤモンド社)がある。

■アイリス代表取締役沖山のコメント

アイリス代表取締役CEOの沖山アイリス代表取締役CEOの沖山

アイリスはこれまで、医学と工学の交わる領域での挑戦を進めてきました。
過去に誰も取り組んだことがない開発を、医療者×技術者×科学者が形にするプロセスは極めて探究的で、3ヶ月間解けなかった問題がある夜に突然解決したりしたものです。
世界初の技術を用いたファーストプロダクトが医療機器承認され、アイリスの研究開発は第一弾の成果達成をみたところにいます。

しかしアイリスのミッションとして、また、アイリス創業からの医師としての私の想いとしても、まだ私たちはスタートラインにようやく立ち始めるという段階です。
社会に価値を届け未来の医療を豊かにしていくには、医療現場にデバイスを届け、変化と価値を実感してもらい、また、AIのアップデートや適応拡大を通じて更に発展させていくプロセスを社会実装しなければ意味がありません。

そんな時に出会ったのが杉田さんでした。
これまでのアイリスメンバーの取り組み、そして患者さんや医療機関の協力を社会価値に繋げていく歩みについて、杉田さんの卓越した視座や経験と共に進めていけること、嬉しくあると同時にますます気の引き締まる思いです。

■採用情報
アイリスは、事業化フェーズの成功に向け、事業を積極的にリードする人材を採用しており、現在も募集しております。
社内には、医師、コンサルティングファーム、医療ドメイン、メガベンチャー、スタートアップ出身者など様々な領域の経験者が在籍しており、プロジェクトを推進しています。
社員の個性に合わせた働き方を追求するため、コロナ以前の2017年からフルリモート勤務を推進するなど、社員一人一人がミッションである「みんなで共創できる、ひらかれた医療をつくる。」を体現できる体制を構築しています。

採用ページはこちら
https://aillis.jp/recruit
(まずはカジュアルに話してみたい場合には「オープンポジション」を選択ください)

■アイリス株式会社について
アイリス株式会社は、「みんなで共創できる、ひらかれた医療をつくる。」をミッションに掲げ、深層学習(人工知能)の技術を活用し、医師のもつ匠の技をデジタル化するAI医療機器を開発しています。現役医師でもある創業者沖山翔(東京大学医学部卒、当社代表取締役)をはじめ医師5名を含む7名の医療従事者、厚生労働省・経済産業省出身者、AI医療領域に特化したデータサイエンティスト、大手医療機器メーカー出身者など多数のプロフェッショナルが揃い、医療現場、技術(ハードウェア・ソフトウェア・AI)、法規制を深く理解したうえでAI医療機器をスピーディに開発する体制を構築しています。2019年には経済産業省推進の「J-Startup」に選出されるなど高い評価を受けており、2020年までに総額約30億円の資金を調達しています。

【会社概要】
会社名:アイリス株式会社
所在地:〒100-0006 東京都千代田区有楽町1丁目10番1号 有楽町ビル 11階
代表取締役:沖山翔
設立:2017年11月
URL:https://aillis.jp/

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会社概要

アイリス株式会社

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URL
https://aillis.jp/
業種
医療・福祉
本社所在地
東京都中央区八重洲2-2-1 八重洲セントラルタワー7階
電話番号
-
代表者名
沖山 翔
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2017年11月