検査済証取得および構造補強により、安心・安全な「中古ビル再生」の第一弾を販売開始。「京町家」も「中古ビル」も。八清が挑む、もうひとつのまちづくり
株式会社八清(京都市下京区)は京町家再生のノウハウを活かし2026年7月、下京区の中古ビルを再生。検査済証取得と構造補強を行い資材高騰や環境負荷が懸念される今、中古ビル再生をまちづくりの新たな手法に。

【背景と課題】
京都のまちには京町家だけでなく、昭和期に建てられた中小規模の中古ビルも数多く存在します。しかし、その多くが「検査済証がない」「現行法の耐震性能を満たしていない」といった理由から、有効活用や流通が困難になることもあります。なお京都市内の平成14年における検査済証の取得率は40%ほどであることから、昭和62年築の本物件が建てられた時代においては、取得率はさらに低いことが予想されます。今回当社が手掛けた物件も検査済証がなく、不十分な耐震性能であったことが判明。安心・安全な活用、流通性を高めるためには、構造的な改修等が必要でした。
【八清のアプローチ】
当社はこの課題に対し、ソフトとハードの両面から下記取り組みを行いました。
1:ソフト 改修費用と周辺環境を検証し、地域とこの建物にとって最も有効な用途として、飲食店、物販店舗、事務所の複合用途へと用途変更を行い、検査済証を取得しました。
2:ハード 安全性を担保するために「建築物の耐震改修の促進に関する法律」に準じ、構造補強を実施しました。


【社会的意義】
当社はこれまで、京町家の保全・活用を通じて、京都の景観やコミュニティに寄与してきました。しかし、京都のまちを形成しているのは京町家だけではありません。課題のある中古ビルを健全化し、再びまちの資産として循環させることも、私たちが取り組む「もうひとつのまちづくり」です。
かつてこの建物は「住居兼用事務所」であり、まちに対して閉じられていました。しかし今回の再生により、地域に新たな人の流れや賑わいを創出する可能性を展開させました。昨今の世界的な資材高騰のなか、既存の建物を解体して新築することは経済的にも大きな負担となります。また、既存の構造を活かして安全に再生することは、CO2削減等の環境負荷の軽減に貢献します。


なお、本物件は販売中です。詳細は下記よりご確認ください。

玄関

屋上

補強の一部

入口
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