2020年4月 摂南大学農学部が新設 女性アスリートの活躍を支える藤林真美教授が食品栄養学科の教授に着任決定
2020年4月に農学部を新設する摂南大学(大阪府寝屋川市、学長:荻田 喜代一、以下本学)は、農学部食品栄養学科の教授に、女性アスリートの健康問題について研究を行う藤林 真美教授が着任することをご報告します。
東京オリンピックの開催まで残り1年を切る中、多くのアスリートがオリンピック当日に向け、最高のパフォーマンスを発揮できるよう調整を進めています。そんな中、女性アスリートの中には、女性ならではのデリケートな問題によって、パフォーマンスを発揮できないことが多く起こっています。
2016年のリオオリンピックで、女子競泳中国代表のフ・ユアンフイ選手が「生理中のため、自分の泳ぎができなかった」と発言したことで、この問題は広く話題となりました。またこの問題は、競技でのコンディションだけでなく、過度なトレーニングは将来的に大きな健康問題に繋がる可能性もあるため、早急に対策を講じる必要があります。
今回、本学農学部 食品栄養学科に着任する藤林 真美教授は、女性アスリートの貧血予防を目指して、鉄代謝の根底にあるヘプシジン(※)に着目した研究をしています。ヘプシジンの分泌量をコントロールできれば、貧血予防につながり、女性アスリートだけでなく多くの人々の健康維持にも活用できます。
今後も「スポーツ・身体活動」と「栄養」が、スポーツパフォーマンスや健康に及ぼす影響について実験的検証を行い、一般社会にも還元できる、アプリの開発や実践に活かせる研究を行っていきます。
※ヘプシジンは,鉄の存在量を制御する主要な因子で,炎症などにより過剰に産生されると貧血症状を引き起こします。
■摂南大学農学部 食品栄養学科 藤林 真美教授
・2010年 京都大学大学院 人間・環境学研究科 共生人間学 修了
・2011年 摂南大学 学生部スポーツ振興センター 特任講師
・2013年 摂南大学 学生部スポーツ振興センター 准教授
・2020年 摂南大学 農学部 食品栄養学科 教授
〈研究分野〉
健康・スポーツ科学、応用健康科学
〈講義内容〉
・運動生理学研究室での研究
・栄養とスポーツ,栄養と健康
2016年のリオオリンピックで、女子競泳中国代表のフ・ユアンフイ選手が「生理中のため、自分の泳ぎができなかった」と発言したことで、この問題は広く話題となりました。またこの問題は、競技でのコンディションだけでなく、過度なトレーニングは将来的に大きな健康問題に繋がる可能性もあるため、早急に対策を講じる必要があります。
今回、本学農学部 食品栄養学科に着任する藤林 真美教授は、女性アスリートの貧血予防を目指して、鉄代謝の根底にあるヘプシジン(※)に着目した研究をしています。ヘプシジンの分泌量をコントロールできれば、貧血予防につながり、女性アスリートだけでなく多くの人々の健康維持にも活用できます。
今後も「スポーツ・身体活動」と「栄養」が、スポーツパフォーマンスや健康に及ぼす影響について実験的検証を行い、一般社会にも還元できる、アプリの開発や実践に活かせる研究を行っていきます。
※ヘプシジンは,鉄の存在量を制御する主要な因子で,炎症などにより過剰に産生されると貧血症状を引き起こします。
■摂南大学農学部 食品栄養学科 藤林 真美教授
〈経歴〉
・2010年 京都大学大学院 人間・環境学研究科 共生人間学 修了
・2011年 摂南大学 学生部スポーツ振興センター 特任講師
・2013年 摂南大学 学生部スポーツ振興センター 准教授
・2020年 摂南大学 農学部 食品栄養学科 教授
〈研究分野〉
健康・スポーツ科学、応用健康科学
〈講義内容〉
・運動生理学研究室での研究
・栄養とスポーツ,栄養と健康
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