水道スマートメーター実証実験に関する協定締結についてのお知らせ
実証実験は、岩美町内の一部集落等を選定し2022年11月中旬より開始する予定です。
全国の水道事業は、人口減少などによる水需要の低下、施設の老朽化、環境問題への取り組みなど様々な課題がある中、安全かつ安定的な水道事業を持続していくために、ICT技術を活用した事業運営の効率化や最適化が必要となっています。通信機能により水量データを自動で取得できる水道スマートメーターを活用した業務効率化や最適化、新たな住民サービス提供の可能性が期待されています。
この実証実験では、町内の対象世帯に水道スマートメーターを設置し、無線通信(LPWA※1)を利用したAMR方式※2で検針を行う、実証実験となります。検針業務の効率が悪い集落において設置環境による無線通信速度の確認や、無線通信検針による検針業務の効率化の検証、水道使用量のデータや漏水情報等のデータの利活用を検証し、漏水の早期検知や高齢者見守りなどICT技術を用いた新しい住民サービスの提供を目指していきます。
1.実証実験期間
2022年11月中旬~2025年3月末(予定)
2.実証実験対象地域
2022年10月選定予定(約100戸)
3.実証実験内容
①従来の目視検針と無線検針との検針値の確度を検証
②通信感度・速度・距離を把握し、業務効率化及び費用対効果の検証
③無線通信で取得できるデータや情報を運用面で検討
4.実証実験概要図
※1 LPWAとは「LowPowerWideArea」の略で、「低消費電力で長距離の通信」ができる
無線通信技術の総称
※2 AMR方式とは「AutomatedMeterReading」の略で、検針方式として
ウォーク・バイ方式とドライブ・バイ方式があります。
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