APTJとウインドリバー、仮想化技術を融合した車載ソフトウェアプラットフォームの協業開発で提携
2019年11月20日、日本東京発 - AUTOSAR準拠の車載制御システム向けソフトウェアプラットフォームを提供するAPTJ株式会社(所在地:名古屋市中村区、代表取締役会長:高田広章、代表取締役社長:高嶋博之、以下 APTJ)と、インテリジェントエッジ向けソフトウェアを提供する世界的なリーダーであるウインドリバー株式会社(東京本社:東京都渋谷区広尾1-1-39、代表取締役社長 マイケル・クラッツ、以下ウインドリバー)は本日、AUTOSARおよび仮想化技術を活用した車載ソフトウェアプラットフォームの協業開発及び販売に向け業務提携したことを発表しました。
自動車産業が100年に一度の変革期を迎えていると言われている中で、車載制御システムはますます高機能化し、それにともなって車載ソフトウェアも増加し複雑化しています。増加する車載ソフトウェアを高品質かつ効率的に実現するため、車載制御システム向けソフトウェアプラットフォームであるAUTOSAR Classic Platform の利用が広がっており、その需要が高まっています。さらに、ADAS や自動運転、MaaS、車両の電動化といった自動車の変化の中で、AUTOSAR Classic Platformによる車載制御システム間の協調・連携や、セントラルゲートウェイやゾーンゲートウェイへのアプリケーションの統合が必要と考えられています。アプリケーションのスムーズな統合には、仮想化技術は有力な方法であり、仮想化に対応した新しい枠組みが求められています。
APTJとウインドリバーは、APTJの保有するAUTOSAR Classic Platform “Julinar®”とウインドリバーの保有する仮想化プラットフォーム”Wind River Helix Virtualization Platform®”およびリアルタイムOS(RTOS)である”VxWorks®”を融合させた仮想化環境にも対応可能な車載ソフトウェアプラットフォームを開発することで、国内外の自動車メーカーと自動車部品メーカーに対し、未来のサービスを支える柔軟で高信頼性かつ安全なソフトウェアプラットフォームを提供することを目指します。
APTJの代表取締役会長で、名古屋大学教授である高田広章は次のように述べています。「この度、高い信頼性・安全性が要求される組込みシステムの分野で多くの実績を挙げてきたウインドリバーと協業できることを、大変嬉しく思います。APTJは、名古屋大学における研究開発の知験を活用して、車載制御システム向けのソフトウェアプラットフォームであるJulinarを開発してきました。ウインドリバーとの協業により、変革しつつある車載組込みシステムの高度化・高信頼化や開発の効率化に、これまで以上に貢献していきたいと考えています」
ウインドリバーの代表取締役社長、マイケル・クラッツは次のように述べています。「業界を牽引するウインドリバーの仮想化技術およびRTOS製品をAPTJのJulinar AUTOSAR Classic Platformと融合させ、仮想化環境にも対応する、将来のアーキテクチャに向けた革新的な車載ソフトウェアプラットフォームを自動車メーカー様に提供してまいります」
APTJのAUTOSARに関する知見に基づいた実装技術とウインドリバーのミッションクリティカルシステムにおける40年近くの経験を活かして、両社で革新的な車載ソフトウェア向けソリューションを開発し、国内外のお客様に提供してまいります。
APTJのAUTOSARソリューションの詳細については、こちらをご覧ください。
https://www.aptj.co.jp/products/
ウインドリバーのオートモーティブ向けソリューションの詳細については、こちらをご覧ください。
https://www.windriver.com/japan/markets/automotive/
APTJについて
APTJ株式会社(APTJ)は,名古屋大学の研究開発成果を活用して,車載制御システム向けのソフトウェアプラットフォーム(SPF)の開発・販売を目指す大学発ベンチャー企業です。APTJの代表取締役会長兼CTOには,名古屋大学大学院情報学研究科附属組込みシステム研究センター(NCES) センター長/教授の高田広章が就任しています。
APTJが開発するSPFは,最新のAUTOSAR仕様をベースとしつつ,名古屋大学の研究開発成果や知見を活用した先端的な機能や実装技術により,機能安全規格,サイバーセキュリティ対策,マルチコアプロセッサに効率的に対応できることを技術的な特徴とします。このSPFを活用することで,安全で品質の高い車載組込みソフトウェアの開発が効率化され,自動車部品メーカーの競争力向上につながります。詳細については,APTJのサイトをご覧ください。
https://www.aptj.co.jp/
ウインドリバーについて
ウインドリバーは、エッジコンピューティングソフトウェアを提供する世界的なリーディングカンパニーです。そのテクノロジは1981年から世界で最も安全でセキュアなデバイスに搭載され、20億を超える製品に使用されています。包括的なポートフォリオは、ワールドクラスのグローバルなプロフェッショナルサービスとサポート、広範なパートナーエコシステムに支えられています。ウインドリバーのソフトウェアと専門性は、最高水準の安全性、セキュリティ、パフォーマンス、信頼性が要求される重要インフラシステムのデジタルトランスフォーメーションを加速しています。詳細については、ウインドリバーのサイトをご覧ください。
https://www.windriver.com/japan/
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Wind Riverは、Wind River Systems, Inc. および同社の関連会社の商標または登録商標です。記載されているその他の商標は、各所有者に帰属します。
自動車産業が100年に一度の変革期を迎えていると言われている中で、車載制御システムはますます高機能化し、それにともなって車載ソフトウェアも増加し複雑化しています。増加する車載ソフトウェアを高品質かつ効率的に実現するため、車載制御システム向けソフトウェアプラットフォームであるAUTOSAR Classic Platform の利用が広がっており、その需要が高まっています。さらに、ADAS や自動運転、MaaS、車両の電動化といった自動車の変化の中で、AUTOSAR Classic Platformによる車載制御システム間の協調・連携や、セントラルゲートウェイやゾーンゲートウェイへのアプリケーションの統合が必要と考えられています。アプリケーションのスムーズな統合には、仮想化技術は有力な方法であり、仮想化に対応した新しい枠組みが求められています。
APTJとウインドリバーは、APTJの保有するAUTOSAR Classic Platform “Julinar®”とウインドリバーの保有する仮想化プラットフォーム”Wind River Helix Virtualization Platform®”およびリアルタイムOS(RTOS)である”VxWorks®”を融合させた仮想化環境にも対応可能な車載ソフトウェアプラットフォームを開発することで、国内外の自動車メーカーと自動車部品メーカーに対し、未来のサービスを支える柔軟で高信頼性かつ安全なソフトウェアプラットフォームを提供することを目指します。
APTJの代表取締役会長で、名古屋大学教授である高田広章は次のように述べています。「この度、高い信頼性・安全性が要求される組込みシステムの分野で多くの実績を挙げてきたウインドリバーと協業できることを、大変嬉しく思います。APTJは、名古屋大学における研究開発の知験を活用して、車載制御システム向けのソフトウェアプラットフォームであるJulinarを開発してきました。ウインドリバーとの協業により、変革しつつある車載組込みシステムの高度化・高信頼化や開発の効率化に、これまで以上に貢献していきたいと考えています」
ウインドリバーの代表取締役社長、マイケル・クラッツは次のように述べています。「業界を牽引するウインドリバーの仮想化技術およびRTOS製品をAPTJのJulinar AUTOSAR Classic Platformと融合させ、仮想化環境にも対応する、将来のアーキテクチャに向けた革新的な車載ソフトウェアプラットフォームを自動車メーカー様に提供してまいります」
APTJのAUTOSARに関する知見に基づいた実装技術とウインドリバーのミッションクリティカルシステムにおける40年近くの経験を活かして、両社で革新的な車載ソフトウェア向けソリューションを開発し、国内外のお客様に提供してまいります。
APTJのAUTOSARソリューションの詳細については、こちらをご覧ください。
https://www.aptj.co.jp/products/
ウインドリバーのオートモーティブ向けソリューションの詳細については、こちらをご覧ください。
https://www.windriver.com/japan/markets/automotive/
APTJについて
APTJ株式会社(APTJ)は,名古屋大学の研究開発成果を活用して,車載制御システム向けのソフトウェアプラットフォーム(SPF)の開発・販売を目指す大学発ベンチャー企業です。APTJの代表取締役会長兼CTOには,名古屋大学大学院情報学研究科附属組込みシステム研究センター(NCES) センター長/教授の高田広章が就任しています。
APTJが開発するSPFは,最新のAUTOSAR仕様をベースとしつつ,名古屋大学の研究開発成果や知見を活用した先端的な機能や実装技術により,機能安全規格,サイバーセキュリティ対策,マルチコアプロセッサに効率的に対応できることを技術的な特徴とします。このSPFを活用することで,安全で品質の高い車載組込みソフトウェアの開発が効率化され,自動車部品メーカーの競争力向上につながります。詳細については,APTJのサイトをご覧ください。
https://www.aptj.co.jp/
ウインドリバーについて
ウインドリバーは、エッジコンピューティングソフトウェアを提供する世界的なリーディングカンパニーです。そのテクノロジは1981年から世界で最も安全でセキュアなデバイスに搭載され、20億を超える製品に使用されています。包括的なポートフォリオは、ワールドクラスのグローバルなプロフェッショナルサービスとサポート、広範なパートナーエコシステムに支えられています。ウインドリバーのソフトウェアと専門性は、最高水準の安全性、セキュリティ、パフォーマンス、信頼性が要求される重要インフラシステムのデジタルトランスフォーメーションを加速しています。詳細については、ウインドリバーのサイトをご覧ください。
https://www.windriver.com/japan/
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Wind Riverは、Wind River Systems, Inc. および同社の関連会社の商標または登録商標です。記載されているその他の商標は、各所有者に帰属します。
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