東京大学から起業家を生み出すプロジェクト始動！東京大学大学院工学系研究科が実施する1年生向け講義UT-ONEとの連携

AIと広告ビジネスの融合で新たな潮流を巻き起こす

ニューラルマーケティング株式会社

2023年4月27日 09時00分

ニューラルマーケティング株式会社（東京本社：東京都品川区、代表取締役社長：山本正晃、以下「ニューラルマーケティング」）は、国立大学法人東京大学大学院工学系研究科（所在地：東京都文京区、研究科長：加藤泰浩、以下「東京大学大学院工学系研究科」）の起業家精神を育む方針に賛同し、2023年4月7日(金)より、「AI技術と広告ビジネスを融合させた動画コンテスト」をテーマに、1年生向け講義UT-ONEの企業コラボ枠に参画し、学生との協創活動を開始いたしました。

■講義内容

UT-ONEは、東京大学大学院工学系研究科が教養課程の1年生向けに2023年4月から開講するプロジェクト実践型の講義です。5、6月には1年生がテーマを選び、チームを作ってプロジェクトを実施し、そこで得た学びを発表します。

ニューラルマーケティングはそのテーマの１つとして「AI技術と広告ビジネスを融合させた動画コンテスト」を実施いたします。このコンテストでは、AIと広告を融合させたビジネスモデルを学んだ上で、動画の制作を行い、学内に設置されたAIカメラ付きデジタルサイネージの視聴率で優勝を決定する予定です。

AI技術に触れながら広告ビジネスを実践することで、今までにない新しいビジネスの可能性を創出し、豊かな発想力と限られたリソースから成果を生み出すことができる起業家精神の育成を目指します。

■社会的背景

政府は2022年11月下旬に「スタートアップ育成５か年計画」を策定し、スタートアップの創業数と投資額の両方を拡大させることなどを目標に据えています。また、日本経済団体連合会(経団連)が発表した「スタートアップ躍進ビジョン」では、大学を核としたスタートアップエコシステムの構築が提唱されており、ビジョンの実現においても重要視されています。

一方で、これまでは答えがある大学受験で戦ってきた新入生が、正解のないビジネスを経験し、起業という選択肢に気づくためには、アントレプレナーのマインドセットを育む機会の提供が求められています。

■講義の実施背景

そのような社会的背景および環境の変化から、国立大学法人東京大学（以下「東京大学」）では2019年より、新入生が起業家精神を育む講義として「UT-ONE」を実施しています。

この度、独自のエッジAI技術の開発・提供を行うニューラルポケット株式会社の子会社であるニューラルマーケティングは、東京大学の起業家精神を育む方針に賛同し、本講義へ参加することにいたしました。東京大学の学生にAIと広告を融合させたビジネスを伝えると共に、エッジAI付きデジタルサイネージを使用した体験型の講義を行うことで、創発的な学びの場を提供いたします。

本プロジェクトを通じ、ニューラルマーケティングでは産学連携の更なる強化を目指し、東京大学の学生に向けてAIを活用したビジネスプランの創造を支援していきます。

■開催概要

対象者：2023年度に東京大学に入学した1年生

期間：2023年4月7日(金)～2023年7月予定

■講師紹介

杉上雄紀

東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻非常勤講師

ソニー東大藝大社会連携講座Ignite Your Ambition　チーフプロデューサー
UT-ONE　プログラムマネージャー

2008年に東京大学機械工学専攻中尾研究室修士課程を終了。2008年ソニー株式会社（現：ソニーグループ株式会社）入社。2014年社内Startupのリーダーとしてファッションのデジタル化事業立ち上げを行う。2019年に東京大学でテクノロジー×ビジネス×デザインの社会連携講座を立ち上げ。東京大学・東京藝術大学で非常勤講師を務める。

■講師からのコメント

1年生向けのアントレプレナーシップ教育の最初の一歩となるプログラムにおいて、ニューラルマーケティング様に非常に実践的なテーマでご参加いただけること、とてもうれしく思います。ニューラルマーケティング様がもつ技術やビジネスノウハウと１年生が持つフレッシュな感性の協創により、どのように起業家精神が萌芽していくのか、どのような新しい提案が生まれてくるのか、いまからとてもワクワクしています。