1万人に聞いた、枕の使用年数5年以上が約4割!“大量のダニやカビが住みついた枕”使っていませんか⁉
~梅雨から夏にかけての7月は特に要注意!~
株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:西野精治・道端孝助、以下「ブレインスリープ」)は「スタンフォード式 最高の睡眠」の著者である弊社代表の西野が生みだした、「Brain Sleep Pillow(ブレインスリープピロー)」をご購入いただいた方々のご協力のもと、これまで長期間にわたり使用した枕にどの程度のダニやカビが繁殖しているかを検証いたしました。
- 3年以上同じ枕を使用している人はなんと半数以上!
さらに、梅雨はカビの多い時期として知られていますが、蒸し暑さを好むのはカビだけではありません。ダニも気温20℃以上、湿度60%以上の環境で爆発的に繁殖すると言われています。梅雨時期の寝具はダニにとって最高の住処となっているのです。
- 5年で2万匹以上のダニが繁殖⁉
ウレタン、羽毛それぞれの素材の使用した枕(表面、内部)からダニを検出した結果、ウレタンでは枕表面で数百匹のダニがみられましたが、内部では表面に比べ少ないことがわかりました。ウレタン素材の枕ではダニが内部にまで侵入することは難しいと考えられます。一方、羽毛では表面にはダニが見られないものの、内部で数万匹のダニが繁殖していました。羽毛素材はダニが内部へ侵入しやすい上、繁殖しやすい環境であることが推察されます。
検証期間:2020年6月15日〜29日
- 5年で10万個以上のカビが繁殖⁉
次に、同じ枕からカビを検出した結果、表面では素材、使用年数で大きな差はみられなかったものの、どの枕からも1万個以上ものカビが検出されました。一方、内部では素材の違いによる差はなかったものの、使用年数が長くなるほどカビの繁殖は多くなり、5年以上使用した枕では10万個を超えるカビが検出されました。
検証期間:2020年6月15日〜29日
- ダニやカビの発生は私たちにどのような影響があるのか?
今回の調査は、長期間使用した枕がダニやカビの温床となりやすいことを物語る結果となりました。今回の結果のように、ダニやカビが大量に発生する環境は喘息1)、アトピー性皮膚炎2)、鼻アレルギー3)などのアレルギー性疾患の一因になると報告されています。その中でも、喘息や鼻アレルギーによる鼻詰まりなどは睡眠にも影響することが容易に想像できます。特に、乳幼児のようなバリア機能が未熟な場合、影響を受ける可能性が高いと考えられます。そして、このようなアレルギー疾患により睡眠に影響が及ぶと成長ホルモン分泌リズムが阻害され、成長障害4)に至る可能性もあります。さらに深刻なケースとして睡眠呼吸障害に至ると、脳の発育にも影響が出る5)ことが報告されているため、発達障害、注意欠陥などの問題が生じる可能性があります。
今回の結果から長期間使用した枕にはダニやカビが生息し、特に枕内部でより多く生息していることがわかりました。このことから、掃除機での吸引や天日干しでダニやカビを取り除くことはなかなか難しいと推測できます。そのためにも、出来るだけ同じ枕を長期間使用することを避け、特にダニやカビの繁殖が気になる梅雨から夏にかけては、温床にならないよう枕を洗うなどして清潔な状態を出来る限り保つことを意識していただければと思います。
- BRAIN SLEEP PILLOWはお手入れ簡単
BRAIN SLEEP PILLOWは通気性がよく、お手入れ簡単。洗う際はシャワーで洗い流すだけ。あとは風通しの良いところに10分ほど置くだけで枕を常に綺麗に保つことができます。ぜひ枕を洗い、清潔な状態を保つことで「最高の睡眠」を得ることができます。
【商品概要】
商品名:BRAIN SLEEP PILLOW
価格:30,000円(税抜き)
発売サイト: www.zzz-land.com
【引用文献】
1)Eggleston PA. Clinical trials of allergen avoidance in established asthma. J Allergy Clin Immunol 2001; 108: 685-7.
2)Custovic A, Simpson BA, Simpson A. et al. Effect of environmental manipulation in pregnancy and early life on respiratory symptoms and atopy during first year of life: A randomized trial. Lancet 2001; 358: 188-213.
3)榎本雅夫,大西成雄,嶽 良博,他.通年性アレルギー鼻炎に対する環境整備:洗濯について.耳鼻咽喉科展望 2002; 45: 488-92.
4)千葉伸太郎.SASの身体発育への関与の詳細と特徴.MB ENT 2005; 52: 13-18.
5)Beebe DW. Neurobehavioral morbidity associated with disordered breathing during sleep in children: Comprehensive review. Sleep 2006; 29: 1115-1134.
西野 精治(にしの せいじ)
医学博士、スタンフォード大学医学部精神科教授、
同大学睡眠生体リズム研究所所長
株式会社ブレインスリープ 最高経営責任者 兼 最高研究顧問
認定資格 精神保健指定医、日本睡眠学会専門医
【会社概要】
ブレインスリープは、スタンフォード大学睡眠生体リズム研究所所長の西野精治を代表取締役・最高研究顧問として「最高の睡眠で、最幸の人生を。」をスローガンに、令和元年5月に設立されました。主に睡眠に特化した企業への睡眠コンサルティングやITを活用したサービス、医学的根拠がある睡眠情報の発信などを行っています。世界一睡眠時間が短い日本人の睡眠負債をなくし、生活向上に導くことを目指します。※予防医学のアンファー株式会社が出資するベンチャー企業です。
設立: 2019年5月
代表取締役: 西野 精治、道端 孝助
所在地: 東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワー26F
HP:https://brain-sleep.com/
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