アームスリングケープをリデザイン。産学連携コンテストで東京モード学園の学生が各賞を受賞。
株式会社ケアウィル(英名:carewill, INC.、本社:東京都豊島区、CEO:笈沼清紀。以下「当社」)は当社のパートナー* である学校法人日本教育財団東京モード学園(以下「東京モード学園」)と産学連携コンテストを開催しました。このコンテストは東京モード学園の学生が、2021年度グッドデザイン賞を受賞した当社の「アームスリングケープ」を新たな発想でリデザインするものです。この度、厳正な審査のもと「最優秀賞」「クリエイティブ賞」「インクルーシブ賞」「SNS賞」を選定し、受賞者の野村莉央さん、高嶋佳汰さん、リン シンヨさんへの授賞式を終えました。最優秀賞に輝いた「CAPE POKET」については学生とともに製品化に取り組み今年4月下旬に新宿マルイ本館およびケアウィルブランドサイトにてサンプル販売を行う予定です。当社では今回の取り組みを通じてアームスリングケープの認知拡大を図るとともに、当社ミッションである「服の不自由の解消」を実現する新たな価値創造のために異業種との積極的なコラボレーションを進めて参ります。
* 2021年9月に当社は東京モード学園と産学連携協定を締結しています。
* 2021年9月に当社は東京モード学園と産学連携協定を締結しています。
(受賞者:写真左から「クリエイティブ賞」高嶋佳汰さん、「最優秀賞」「インクルーシブ賞」野村莉央さん、「SNS賞」リンシンヨさん。一番右は当社代表・笈沼)
【最優秀賞・インクルーシブ賞】
野村 莉央 | Rio Nomura
「CAPE POKET」
受賞者コメント
今回はインクルーシブ賞と最優秀賞という2つの素敵な賞を頂きありがとうございます。ケアウィルのアームスリングケープのリデザインということで、元々が素敵なデザインなのでなるべく変えないように、かつ何かプラスしてもっと使いやすく、リアルクローズでオシャレする楽しさを加えられたらいいなと思いました。機能性にもタウンウェアとしても優れているミリタリージャケットからインスピレーションを受け、前に片手でも収納できる大きなポケットを付けるというデザインに至りました。自分のデザインした物が商品化するという事が初めてでとてもワクワクしています。この度は素敵な賞を本当に、ありがとうございました。審査員の評価
「『服の不自由』がある方の多くは同時に財布やスマホといったものを携帯することに不便を感じます。三角巾にズボンのポケット的なものを付帯する点は大変便利だと感じました」「ポケットは機能性を高めて外出のハードルを下げる要素として評価できる。男性向けとして展開できる可能性も感じる」「『実は服を着た後も不自由ではないか?』という着眼が良い。さらに傷病が回復、改善した後も着ることを楽しめるデザイン」
【クリエイティブ賞】
高嶋 佳汰 | Keita Takashima
「人を想うこころ」
受賞者コメント
この度はこの様な賞を頂きありがとうございます。まさか自分の作品がこの様に評価して頂けたことにとても驚いています。自分の作品は着る人やその周りの人もデザインを見て心が温かく、優しくなってくれればいいなと思いデザインさせて頂きました。直接的なデザインだったのであまり良くない部分もあるかな?と思う部分もあったのですがこの様に評価して頂けたのでとても嬉しかったです。ケアウィルの事は産学連携の授業を通じて知り、服の不自由をなくす事に着眼して服作りをする取り組みをしているのを聞いた時はとても衝撃を受けました。自分も服作りを現在学んでいますが、服の不自由を無くすという部分を考えたことがなかったのでとても視野が広がりました。この様な経験をさせて頂き本当にありがとうございました。
審査員の評価
「メッセージ性を洋服に持たせている点が良い」「シンプルに手とハートという絵が潔く、意思を主張する服として評価しました」「ユーザー自身と、ユーザーに対する温かみの双方を感じるデザインの発想が良い」
【SNS賞】
リン シンヨ | Hsin Yu Lin
「肩バッグ」
受賞者コメント
この度は、ケアウィルのデザインコンテスト『SNS賞』を受賞し、大変うれしく思っております。ありがとうございます。今回は腕を骨折、怪我した人にデザインした肩鞄になります。この発想は骨折や怪我の回復までの期間、専用の骨折服を買うとしたらお金も高く、選択肢もあまりないので、もし鞄にしたら自分が普段好きな服も着られ、鞄と三角巾とアームスリングの効用も同じくできると思いました。怪我が治ったらこの肩鞄も普通の鞄と同様に使えますので、無駄もありません。初めてケア衣料のデザインをし、すごく感じたことは『誰のためにデザインをするか』の大切さです。色々関係ある資料を調べながら私自身も沢山の知識と勉強になりました。今回は非常に特別な経験をありがとうございました。
審査員の評価
「デザインの追及の仕方によっては服よりもとっかかりやすく、普遍性がありそうなアイデア」「バッグというアイデアは面白くユーザーの外出欲を掻き立てるデザイン」「傷病の回復、改善後も使える利便性がある」
※担当審査員:笈沼 清紀、岩城 裕子、藤本 幸三、佐藤 有紀子、坪田 康佑
※SNS賞:ウェブフォームから投票された717票のなかで最も得票数多かったデザインに授与
ケアウィルの「アームスリングケープ」について
「アームスリングケープ」は肩や腕がつらい、だるい方、三角巾やアームスリングといった補助具をお使いの方に向けたケア衣料です。内袋に腕をゆだねながら、安心して日常生活を送ることができます。気温が低い秋や冬、夏の冷房下でも、肩回りを保温してくれます。傷病回復後もそのまま着用することが可能です。
着用方法の説明動画
グッドデザイン賞審査委員による評価コメント
「普段補助として機能してきた物に目を向けてみると、まだまだ可能性がある。布を巻く三角巾は生活の知恵やサバイバルの世界でも最初に学ぶ補助方法だ。布を巻くと言う行為ほど可能性に満ちている物はない。最小限の素材から発想が湧く。その行為その物から次の「使い方」へと導いていく。応用的なデザインから新たな活用方法へと一体的な衣料品へと展開されている。これは新しいカテゴリーを生み出す可能性を秘めている。」グッドデザイン賞ウェブサイトでの紹介ページ
https://www.g-mark.org/award/describe/51437?token=jfFgSzXDmj
製品販売サイト
【ケアウィルブランドサイト】 https://www.carewill.co.jp/product/
※アームスリングケープの写真データを用意しています。下記お問い合わせ先までご請求ください。
※製品およびケアウィルの取り組みの詳細はプレスリリース一覧をご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/54309
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