文化と情熱が交差する 競技かるたの舞台「 第64回全日本選手権大会」開催
4月27日(日)|愛知県豊田市「名鉄トヨタホテル」
一般社団法人全日本かるた協会(東京都文京区)は、豊田市、公益財団法人豊田市文化振興財団共催のもと、「小倉百人一首競技かるた 第64回全日本選手権大会」を、2025年4月27日(日)に名鉄トヨタホテル(愛知県豊田市)にて開催いたします。
本大会は、「名人位・クイーン位決定戦」(1月/滋賀県・近江神宮)、「全国選抜大会」(3月/東京都・明治神宮)と並ぶ、3大タイトル戦のひとつです。

【大会名称】小倉百人一首競技かるた 第64回全日本選手権大会
【日 時】2025年4月27日(日)1回戦 9:30~
【会 場】名鉄トヨタホテル 7F「孔雀の間」(愛知県豊田市喜多町1-140)
【主 催】一般社団法人全日本かるた協会
【共 催】豊田市・公益財団法人豊田市文化振興財団
【後 援】中日新聞社
【出場選手】前年成績上位者24名と全国9支部(北海道・東北、関東、甲信越、北陸、東海、近畿、中国、四国、九州)から選出された40名のA級選手、合計64名
【観戦席】2回戦以降は競技会場内での観戦可(無料)
*大会の様子は、1回戦よりYouTubeでのライブ配信と、ケーブルテレビ(ひまわりネットワーク)による生放送を予定しています。
「全日本選手権大会」は、「名人位・クイーン位決定戦」に次ぐ歴史があり、1992年の第31回大会より、文化普及に取り組む愛知県豊田市にて開催しています。
名人・クイーンをはじめ、タイトル戦や各大会の優勝者、卓越した技術や精神力を有する選手が数多く出場するため、選手同士の戦略的且つ高度な駆け引きによるハイレベルな戦いが繰り広げられます。また、トップ選手ならではの速さと美しさを兼ね備えた華麗な技を随所に見ることもできます。


■注目選手
自見 壮二朗 (九州大学かるた会) | 第71期名人位 / 第62回全日本選手権覇者
4年ぶり2度目の出場となった名人位決定戦にて、川瀬前名人に3戦ストレートで勝利し、悲願の名人位に就く。中盤以降の粘り強さと冷静な試合運びにも定評があり、一昨年の本大会では、決勝戦で互いの札が1枚ずつとなる運命戦を制し、初優勝を果たしている。
矢島 聖蘭(慶應かるた会) | 第69期クイーン位
高校3年生で初挑戦となったクイーン位決定戦では、高校生クイーン誕生に多くの注目が集まるなか、プレッシャーを見事に跳ね除け、クイーン位に就く。感じの良さとスピードに加え、精神力にも成長が見られ、次世代を担う選手。
粂原 圭太郎(京都小倉かるた会) | 第65・66・67期名人位 / 第40回全国選抜覇者
3月に行われたタイトル戦「全国選抜大会」では、自見名人、川瀬準名人との激戦の末、通算4回目の優勝を果たす。安定感のある試合運びはもちろん、精神的な強さ、精度の高い戦術、常に想像の上をいく多彩な技は、唯一無二の存在。
川瀬 将義(三島せせらぎ会) | 第68・69・70期名人位 / 第63回全日本選手権覇者
昨年、本大会で初優勝を飾ると同時に、3大タイトル戦を制し、28年ぶり史上3人目の三冠を達成。
2月の「ちはやふる小倉山杯」で連覇を果たしており、相手陣への攻め、特に鋭い突き手を武器に、今大会の連覇にも期待がかかる選手。
井上 菜穂(早稲田大学かるた会) |第68期クイーン位
攻守のバランスが取れたオーソドックスなスタイル、落ち着いた試合運びにも定評がある。また取りの鋭さに磨きがかかり、それでいて、見るもの全てを惹きつけるしなやかで美しいかるたは、若手選手のなかでは随一。
野添 美依奈(大津あきのた会) | 第56回全国女流選手権優勝
昨年の「全国女流選手権」では、決勝戦で矢島クイーンを抑えて初優勝する。試合の流れを自分のペースに持ち込めば、より一層感じが良くなり、スピードも増していく。力強い取りに安定感が加わり、成長著しい選手。
山添 百合(京都小倉かるた会) | 第65・66・67期クイーン位
鋭い感じで音を聞き分ける、独自の世界を持ち、相手をうまく自分のペースに持ち込んでいく。競技に向き合う姿や、美しい構えから出札に対して正確に払う手は、多くの競技かるたファンの心を捉え、選手たちからもリスペクトされている。
三好 輝明(福井渚会) | 第54・56・58・63期準名人位
「全日本選手権大会」「全国選抜大会」ともに通算4回の優勝経験を持ち、駆け引きのうまさは、他の選手の追随を許さない。数々の大舞台を経験し、堂々としたオーラをまといながら、良い意味で力の抜けた選手。
■とよたかるフェス
本大会関連イベントとして、豊田市、公益財団法人豊田市文化振興財団による「とよたかるフェス」を同時開催します。
恒例の模擬実演やかるたの札飛ばし大会、スイーツマルシェなど、「見る」・「触れる」・「楽しむ」のコンセプトにふさわしい数々のイベントがお楽しみいただけます。
また、新たにマンガ『ちはやふる』コーナーを設け、ちはやふる基金によるチャリティーグッズの販売、写真撮影スポットも登場します。
他にも、1回戦(10:00~)と3回戦(13:10~)の様子をパブリックビューイングのブースで、市民の皆さまにわかりやすく解説し、競技かるたへの理解・関心を深める活動も行います。
【開催場所】参合館 1Fアトリウム(愛知県豊田市西町1-200)
【時 間】10:00~16:00
全日本選手権大会について・・・・・
1962年より行われている全日本かるた協会が主催する小倉百人一首競技かるた3大タイトル戦のひとつです。全国のA級選手の中から選ばれた64名の選手が全6回戦をトーナメントで戦い、日本一を決める大会です。
◎一般社団法人全日本かるた協会
小倉百人一首を活用して行う競技かるたの大会や、小倉百人一首に関する調査・研究、講演会・講習会などを通じて、
広く⽇本⽂化の振興・発展に努めています。昭和29年に設⽴され、平成8年より社団法⼈として、平成26年より
⼀般社団法⼈として活動しています。|公式ホームページ:https://www.karuta.or.jp
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像