ソトレシピ総研『キャンプトレンド調査2022』コロナ禍でさらに盛り上がるキャンプ熱!約8割の人がキャンプ飯を家で食べていることが判明
アウトドア調味料ブーム到来でさらに進む「キャンプ飯の内食化」
キャンプ飯レシピサイト「ソトレシピ(https://sotorecipe.com/)」を運営する株式会社ソトレシピ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:千秋広太郎)は、この度キャンプ市場に特化した調査機関・ソトレシピ総研にて、20代~50代の男女529名を対象にインターネット調査を行い、『キャンプトレンド調査2022』を実施しました。その結果に関して、下記の通り発表いたします。
今回対象の529人に「2021年に1回以上キャンプに行ったか」を聞くと、「はい」が83.6%、「いいえ」が16.4%となり、多くの人が2021年にキャンプを楽しんだことがわかりました。以降の設問では、「はい」と回答した442人を対象に質問し、一部設問のみ「いいえ」と回答した87人を対象に質問しています。
2021年に1回以上キャンプをしたと回答した83.6%の人に、「キャンプ歴」を聞いたところ、1年未満(2021年にキャンプをスタート)と回答した人が15.6%と、キャンプ歴が2年(2020年にキャンプをスタート)と回答した人よりも多い結果となりました。さらに、2020年、2021年にキャンプをスタートした人の合計は31%で、約3人に1人がコロナ禍にキャンプを始めており、ここ2年で新規のキャンプ人口が増加していることが分かりました。
さらに、2021年に1度もキャンプを行わなかったと回答した16.4%の人に、「2022年はキャンプに挑戦してみたいか」質問したところ、約90%の人が「はい」と回答しており、今後もキャンプユーザーの増加が期待できると推察できます。
“三種の神器”は「ホットサンドメーカー、メスティン、スキレット」
「コロナ禍以前と比べて、コロナ禍でのキャンプ道具の購入頻度」について聞くと、40%が「増えた」、25.1%が「どちらかといえば増えた」と回答し、計65%以上もの人の購入頻度が増えていることが分かりました。一方で「減った」と回答した人はたったの5.2%ととても低い結果となりました。コロナ禍でキャンプを始めた人が多いことや、キャンプ頻度が高まったことによる影響が大きいと思われ、現在、キャンプ市場における消費が非常に活発な傾向にあると言えます。
「キャンプで作る料理(特に作りたい一品)を決めるタイミング」を聞くと、72.9%もの人が2日以上前から考えていると回答しました。「前日」までに決めるという人を含めると、86%の人が事前にメニューを考えていることが分かります。キャンプの日を楽しみにしている姿が想像でき、早めにメニューを決めることで、準備を入念に済ませていることが推察できます。
「コロナ禍以前と比べて、コロナ禍でのおうちキャンプの回数」を聞くと、「増えた」が24.4%、「どちらかといえば増えた」が29.4%と、2人に1人が「おうちキャンプ」を楽しんでいることが分かりました。2020年の調査でも同じ結果が出ており、2020年に続いて、キャンプはインドアでも楽しめるレジャーとして根付いてきていると言えそうです。
2021年に一度もキャンプへ行かなかった16.4%の人に同様の質問をしたところ、半数が「アウトドア専用調味料を自宅で使用する」と回答しました。このことから、キャンプ飯が、キャンプを体験したことがない人にも注目されており、アウトドアのインドア化の流れがより強い傾向として表れていると言えそうです。
昨年4月にソトレシピ総研がコロナとキャンプに関する調査を発表してから1年。今年もコロナをきっかけとしたキャンプトレンド調査を実施しました。今回の調査で着目すべき3つの”増加”は「新規ユーザー」「頻度」「キャンプ飯の内食」です。
2020年のコロナ禍から現在に至るまでの期間において、初めてキャンプを実施した新規ユーザーは実に3人に1人。キャンプを楽しむ人口そのものがボトムアップされることで、キャンプシーン全体が盛り上がる好循環が昨年より継続しています。コロナ禍が終わってからもキャンプを続けたいと回答した人が100%ということからも、一過性のブームではなく世の中的に定着してきたと言えそうです。さらに、2021年にキャンプを行っていない非キャンプユーザーの約90%が2022年はキャンプに挑戦したいと回答していることも合わせて考えると、今後のキャンプ市場は益々拡大傾向にあり、市場の見通しは明るいことが予想されます。
また、キャンプが一過性のレジャーではなく、日常的な楽しみとして受け入れられる傾向がより強くなっています。キャンプを実施する頻度の観点からは、数年前まで「月1回キャンプしている」といえばかなりマニアックなキャンパーのように感じられましたが、今回の調査では2人に1人が年6~12回のキャンプを楽しんでいることが明らかになりました。キャンプが休日定番の過ごし方として定着していることが分かります。
キャンプが日常的なライフスタイルとして定着していることを示す大きなトレンドに「キャンプ飯の内食化」現象が挙げられます。キャンプ体験において重要な役割を果たす「食」が、自宅でも積極的に楽しまれていることが今回の調査で明らかになりました。この現象を促進する要因としてアウトドア調味料を筆頭とした「アウトドア専用食品の浸透」が挙げられます。キャンプで記憶に残った料理や、手軽にキャンプならではの味付けを楽しめる調味料を使って自宅でもキャンプの雰囲気を楽しんでいる人たちが大多数という結果であり、そのきっかけとしての「キャンプ飯」は今後もますます屋外・屋内の垣根を超えて楽しまれていき、キャンプ愛好家だけではなく一般生活者にも日常的に触れられるライフスタイルになっていくことが今後のトレンドとして予想されます。
ソトレシピ総合研究所 所長 濵﨑航太郎
「ソトレシピ」は、『HAVE A DELICIOUS CAMP!』をテーマにアウトドアを愛するすべての方に、大自然の中で美味しい料理を楽しむきっかけを創りたいという想いで立ち上げた「キャンプ飯専門レシピサイト」です。
40名を超えるシェフらがキャンプで楽しめるレシピを現在650以上提案しています。Instagramは20万フォロワーを超えアウトドアレシピサイトとして最多。自社ブランド「ソトレシピプロダクツ」ではこだわって開発した商品も発売しています。
WEBメディア「ソトレシピ」:https://sotorecipe.com/
Instagram:https://www.instagram.com/sotorecipe/?hl=ja
Twitter:https://twitter.com/sotorecipe
YouTube「ソトレシピTV」:https://www.youtube.com/c/sotorecipeTV
ソトレシピプロダクツ:https://products.sotorecipe.com/
「ソトレシピ総研」とは
キャンプ飯レシピサイトである「ソトレシピ(https://sotorecipe.com/)」を運営する「ソトレシピ」のリサーチ部門です。今回の調査も、昨年に続きコロナ禍の2022年のアウトドア市場トレンドを把握する目的で実施しました。今後も定期的にキャンプ料理市場を中心にアウトドアトレンドに関するリサーチを行い、発表してまいります。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像