NUNO須藤玲子の扇の舞「Fans of the Blue Planet」ワシントン・ケネディセンターのアートと宇宙の祭典に参加

NUNO

日本を代表するテキスタイルデザイナーでNUNOを主宰する須藤玲子は、2025年3月28日(金)〜4月20日(日)、米国ワシントン D.C. のジョン・F・ケネディ舞台芸術センター(The John F. Kennedy Center for Performing Arts/以下ケネディセンター)にてアートと宇宙の驚異をテーマに開催される国際フェスティバル『EATRH to SPACE: Arts Breaking the Sky(地球から宇宙へ:アーツ・ブレイキング・ザ・スカイ)』に参加し、唯一無二の青い地球への敬意を表してインスタレーション作品「Fans of the Blue Planet(ファンズ・オブ・ザ・ブループラネット)」を公開しました。なお須藤がケネディセンターで作品を発表するのは今回が3度目で、いずれも展示デザインをアドリアン・ガルデール(Adrien Gardère)が手掛けています。

画像|「Fans of the Blue Planet」展示風景、ジョン・F・ケネディ舞台芸術センター、2025年 Photo. Studio Adrien Gardère



イベントについて

アートと宇宙の祭典 Earth to Space: Arts Breaking the sky

『Earth to Space』は、人類初の月面着陸を牽引したケネディ元大統領のヴィジョンに触発されて企画された、アートと宇宙の探究をテーマとする国際フェスティバルです。ライブ・パフォーマンス、映画、アート、インタラクティブな展示を通じて自然の驚異に対する畏敬の念を呼び覚ますと同時に、創造的な表現と科学的な探求によって、分野や国境を越えて人々の好奇心を刺激し新たなアイデアが生まれる状況をつくります。3月28日(金)〜4月20日(日)の期間中にはNUNO須藤玲子の「Fans of the Blue Planet」のほか、トム・ハンクス主演によるアポロ計画を題材にした映画「The Moonwalkers 」の全米初上映、建築家フォスター&パートナーズによる展覧会、世界的な活躍で知られる蔡國強の作品展など数多くのプログラムが開催されます。


Fans of the Blue Planet について

地球への敬意を表したダイナミックなインスタレーション

表情豊かなテキスタイルの扇が空間を埋め尽くす須藤のインスタレーション作品《扇の舞》は、今回の会場であるケネディセンターで、ケネディ元大統領生誕100周年を記念して2017年に最初に発表されました。その後、イングランド、水戸、高岡、鶴岡での展示を経て、このたび8年ぶりに同会場での展示が実現しました。今回は『Earth to Space』開催にあわせ「Fans of the Blue Planet」と題し、唯一無二の青い地球に対する敬意を表す作品として、全長約2メートルの特大扇116枚が、日本の伝統的な藍染から着想を得た藍色のグラデーションを展示空間につくり出します。前回同様に展示デザインはフランス人デザイナーのアドリアン・ガルデールが手掛けました。

画像|「Fans of the Blue Planet」展示風景、ジョン・F・ケネディ舞台芸術センター、2025年 Photo. Studio Adrien Gardère

祝い事のシンボル「扇」

作品のモチーフである扇形は10世紀に平安時代の日本で考案され、その「すえひろがり」の形状から祝い事に欠かせないかたちとして伝わってきました。また扇は古くから「あおぐ」という本来の機能に留まらず、狂言では杯に、落語で蕎麦を啜る箸へと姿を変え、お茶席では自らの膝の前に置くことで結界を示すなど日本の伝統芸能や文化に欠かせない存在としてその多義性を発揮してきました。

『EARTH to SPACE』においては、NASAが50年ぶりに人類を月に送るミッションを掲げるこのエキサイティングな瞬間を、日本の伝統的な扇が祝福します。

環境負荷を抑えた布づくり

ジャパンブルーとしても知られる藍は8世紀から日本で生産されており、多くの場合、タデの葉を小麦ふすま、酒、広葉樹の灰、石灰などを用い発酵させて生産してきました。色は淡い空色から宇宙を思わせるミッドナイトブルーまで様々で、濃い藍色では40回もの染色が必要となることもあります。NUNOでは、入手が限られ色あせしやすいなどの理由から、天然の藍は一部でしか使用していませんが、生地の多くは、天然繊維であるラミー、シルク、綿、ウールを用いています。また、ポリエステル、ナイロンなどの合成繊維であっても、すべて日本の工場で生産し、そこに職人の手で染色や刺繍を施すなど、NUNOのテキスタイルは、いずれも地球への負荷を抑えた制作工程によってつくられています。

画像|徳島の工房に依頼した本藍染の工程 写真提供:BUAISOU

画像|扇に使用したテキスタイル  左)下田小百合(設計:須藤玲子)《Kiwi》2009年、 右)須藤玲子《Waves and Particles》2012年、Photo. Masayuki Hayashi

須藤玲子メッセージ

地球規模の気候変動の炎を煽るのではなく、この世界にさわやかな敬意を表して、私たちの熱くなった気持ちを落ち着かせましょう。唯一無二の青い地球の住人として、環境に配慮したデザインとともに。


プロフィール

須藤玲子(すどうれいこ)

茨城県石岡市生まれ。株式会社 布 代表。東京造形大学名誉教授。2008年より良品計画、山形県鶴岡織物工業協同組合、株式会社アズ他のテキスタイルデザインアドバイスを手がける。2016年より株式会社良品計画アドバイザリーボード。毎日デザイン賞、ロスコー賞、JID部門賞、円空大賞、芸術選奨文部科学大臣賞(美術A部門)等受賞。日本の伝統的な染織技術から現代の先端技術を駆使し、新しいテキスタイルづくりをおこなう。作品はニューヨーク近代美術館、メトロポリタン美術館、ボストン美術館、ロサンゼルス州立美術館、ビクトリア&アルバート博物館、東京国立近代美術館他に永久保存されている。

Photo. Masayuki Hayashi

アドリアン・ガルデール(Adrien Gardère)

1972年フランス生まれ。近代文学を学んだ後、パリの国立高等装飾美術学校にて家具職人として、また家具デザイナーとして修業を積む。2000年にスタジオ・アドリアン・ガルデール(SAG)を設立し、12年間で12の美術館を国際的に著名な建築家とともに設計した。これらのプロジェクトに加え、世界各地で60以上の企画展を設計。同スタジオの作品は、建築家SANAAとのルーヴル美術館ランス別館(2013年)でアイコニック賞と銀の定規賞、建築家デイヴィッド・チッパーフィールドとのロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ(2020年)でRIBA ロンドン・アワード2020など、数多くの賞を受賞している。2020年、建築アカデミー財団メダルを受賞。

Photo. Tony Wu/Yuz Museum


開催概要

Earth to Space: Arts Breaking the sky

"Fans of the Blue Planet"

開催期間: 2025年3月28日(金)~4月20日(日)

開催場所: The John F. Kennedy Center for the Performing Arts 

入場料:無料

公式HP: https://www.kennedy-center.org/whats-on/explore-by-genre/exhibits/2024-2025/reiko-sudo/

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会社概要

株式会社 布

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URL
https://www.nuno.com/
業種
製造業
本社所在地
東京都港区六本木5-17-1 AXISビル B1F
電話番号
03-3582-7997
代表者名
須藤玲子
上場
未上場
資本金
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設立
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