【あすけん食事ランキング 2021年1月号】ステイホームの年末年始、『そば』で締め『雑煮』で始まる“行事食”文化は守られた!

会員数500万人!国内最大級食事管理アプリ「あすけん」で日本の食卓が丸わかり

株式会社asken

・2020年”最後の晩餐”は定番の『年越しそば』で締めくくり
・2021年初朝食は、日本各地で様々な味や具材で楽しむ『雑煮』で新年をスタート
・おせち料理一品ずつの登録が増えており、お正月からきっちりと食事記録をしていたユーザーが多かった模様

 

株式会社asken(東京都新宿区、代表取締役社長:中島洋)は、自社が開発・運営を行う国内最大級の食事管理アプリ「あすけん」(以下あすけん)を利用するユーザーの食事記録データを集計し、最新の食事の傾向や人気の食品などについて取りまとめたマンスリーレポート「あすけん食事ランキング」を毎月発表しています。

今回は、「あすけん」に登録された2020年の12月28日~2021年1月4日に登録された食品数を集計し、年末年始の日本の食卓について、あすけん栄養士が気になるトピックスをご紹介します。※市販食品は除く

ステイホームの年末年始、『そば』で締め『雑煮』で始まる伝統の食事文化は守られた!

2020年から2021年の年末年始は、新型コロナウイルスの影響で、自宅で静かに過ごした方も多かったのではないでしょうか。まず、2020年大晦日と、2021年元日にどんなものが食べられていたかを調べてみました。
  • 2020年“最後の晩餐”は、定番の『年越しそば』で締めくくり

大晦日と言えば年越しそばですね。登録数の順位を見てみると、やはり、【かけそば】【天ぷらそば】【ざるそば】がトップ3でした。続いて【エビの天ぷら】となり、多くの方が2020年の食事を締めくくりとして温/冷で天ぷらそばを食べたようです。

そばには、長生き、不運を切り捨てる、無病息災などのご利益があると言われています。うどんやそうめんに比べると、そばはカロリーが低く、たんぱく質量が多い麺類です。また鉄・ビタミンB1・食物繊維を比べてみても、そばの方が多く含まれています。(※1)

そばの後は【すき焼き】【にぎり寿司】【刺身盛り合わせ】と続きます。年越しのご馳走メニューを楽しんだ様子が伝わってきます。刺身の中でも、前年と比較してもっとも伸びていた食品は、冬の魚として代表的な【ブリのお刺身でした。コロナの影響で、質の良い鮮魚がお得に出回ったことも要因かもしれません。

ブリを刺身として生のままいただくと、不飽和脂肪酸のDHA、EPAを逃さずとり入れることができます。その他ブリの栄養素として、良質なたんぱく質や、糖分やコレステロールの代謝を促進するビタミンB1・B2・ナイアシンも含まれています。

もうしばらく、ブリが美味しい季節は続くので、いろいろなブリ料理を楽しみたいですね。
※1 日本食品標準成分表2015年版(七訂)
  • 2021初朝食は、日本各地で様々な味や具材で楽しむ『雑煮』で新年をスタート

登録数の順位では、やはり正月料理が並びました。【雑煮】は毎年不動の1位。雑煮といっても、日本各地によって味付けや具材も様々です。共通して入っている食材は、お餅。お餅はダイエットの敵とは言われますが、特徴を理解していれば太らない食べ方ができます。

お餅のカロリーは、切り餅 約120kcal、丸餅 約80kcal。白米のご飯1杯(180g)が約250kcalなので、ふだん食べている量を越えないように、食べる数を調節しましょう。(※2)また、お餅の原料のもち米は、一般的なご飯のうるち米よりも血糖値が上がりやすい特徴があるため、お餅を食べる前に野菜を食べたり、一緒に大根おろしや海苔を巻いて食べるなど、血糖値の急上昇を防ぐ食べ方や食物繊維が豊富な食材と一緒に食べるようにすると良いですよ。
※2 あすけんの登録メニューによる

次いで【かまぼこ】【黒豆】【伊達巻】と、代表的なおせち料理が続きます。あすけんには、代表的なおせち料理をセットにしたメニュー【おせち料理】がありますが、2021年はおせち料理の一品ずつの登録が増えており、お正月からきっちりと食事記録をしていたユーザーが多かったのではないかと思われます。

登録数の変化率で見てみると、昨年よりも食べられていたおせち料理1位は【栗きんとん】でした。栗きんとんは、さつまいもから作るおせち料理ですね。昨年からのさつまいもブームで【さつまいも】の登録数が増えていますが、年末年始もさつまいも関連の食品の登録が増えており、合計すると昨年の2.5倍の登録数となりました。(※3)

※3 さつまいも関連メニュー(さつまいも、焼き芋、干しいも、ふかし芋、スイートポテト)の合計登録数119,202件
2020年12月28日~2021年1月4日に登録された食品のうち、1000件以上登録があった前年同期間比の変化率順1000位以内のさつまいも関連食品を集計。

【おせち料理】は、豆・小魚・根菜類・昆布など普段不足しがちな食材を多く使っていて、ミネラルや食物繊維などの栄養素もしっかり摂れます。たくさんの品目を食べることができ、栄養バランスを整えやすい食事です。

でもカロリーは968kcal(※4)と高カロリー。食べる分だけ取り分けて食べ過ぎないようにしたり、だらだら食べない等、食べ方も気を付けたいところです。 ※4 あすけんの登録メニューにおけるカロリー「おせち料理」 1人前(数の子、かまぼこ、伊達巻、栗きんとん、黒豆、根菜の煮物、昆布巻き)

農林水産省が直近に発表した「国民の食生活における和食文化の実態調査」でも、大晦日や正月に、年越しそば、おせち料理などの“行事食”を「ほぼ毎回食べる」「食べることの方が多い」と答えた人が8割以上となったとのこと。(※5 引用元: https://www.maff.go.jp/j/press/shokusan/wasyoku/201223.html)

ステイホームで、実家に帰省できない方や、お一人で過ごす方も多かったかと思いますが、日本の伝統文化であるお正月料理を食べる習慣は守られたという結果でした。

食事は栄養を補給するだけでなく、その国や地域の伝統文化でもあります。今は、世界中の食事や食文化をいつでも楽しむことができますが、お正月は1年に1度の季節と日本文化を感じる行事として、食事を存分に楽しみたいですね。
  • お正月の期間に食べられていた新しい食品をピックアップ!【レモン白湯】を飲んでリセット?!
あすけんメニューに2020年に新しく登録された食品の中で、お正月の期間(12/28~1/5)に登録が多かった注目の食品をピックアップしました。

【レモン白湯】は、2020年6月に新しくメニューに加わった食品ですが、新しく登録された食品の中で、2番目にお正月期間の登録数の伸び率が高い食品でした。白湯は、一度沸かしたお湯を自然に冷ましていただくもので、水道水のカルキなどが抜けてまろやかになり、昔から健康に良いとされる飲み物です。

白湯にレモン果汁を入れて飲むスタイルは、数年前に海外の人気モデルなどが朝の習慣にしている、と話題になり定着したようです。温かいお湯を朝目覚めて最初の飲み物をレモン白湯にすると、内臓が温まり血行促進、消化機能UPといった効果に加え、レモンのビタミンCをとり入れて、抗酸化やストレス対策にも良いとされます。

胃腸を健やかに保ってダイエットを継続したい年末年始の期間にも、この習慣を続けた人が多かったのではないでしょうか。

あすけんでは、管理栄養士・栄養士監修のもと、ダイエットや筋トレなど健康管理に役立つ食事や栄養情報のコラムを発信しています。(https://column.asken.jp/) askenは、これからも人々が食事の選択力を身につけ、食生活を改善し、健康的な毎日を送るサポートをしてまいります。

※レポート内容を利用いただく際は、「マンスリーレポート あすけん食事ランキング」とクレジットの記載をお願いいたします。

<ランキング一覧>
2020年12月31日の食事ランキング
登録数順 前年同日との比較順

■2021年1月1日の食事ランキング
登録数順 前年同日との比較順


<参考>
食事管理アプリ「あすけん」https://www.asken.jp

「あすけん」は、ダイエットや健康に関心を持つ会員数500万人*を超える国内最大級の食事」管理アプリです。10万以上のメニューからの食事登録や、写真を撮って画像解析によるメニュー登録をすることが可能で、カロリーだけでなく14種類の栄養素バランスも瞬時に表示されます。AI栄養士からの食事内容や食生活のアドバイスも毎日見ることができ、次の食事で何を食べればよいのかがわかるため、食事の選択力が身につき食生活の改善に役立ちます。「革新的な優れたサービス」への内閣総理大臣表彰制度である第3回日本サービス大賞「優秀賞」を受賞しました。*2020年1月現在の国内利用者数

株式会社askenhttps://www.asken.inc
株式会社askenは、食事管理アプリ「あすけん」の運営会社です。学校や企業向けフードサービスを提供する株式会社グリーンハウスの100%子会社で、約2000人の管理栄養士・栄養士が在籍する栄養学の知見とITをかけ合わせ「ひとびとの明日を、今日より健康にする」ことをミッションに2007年に創業しました。ウェブサービスに始まり、2013年にスマートフォンアプリをリリースしたことをきっかけに会員数が急増し、先行リリースしたカナダに続き、2017年からはアメリカでも事業を展開、ユーザーの長期的な健康増進をサポートしています。個人向けサービスの他にも企業のヘルスケア事業における協業や健康保険組合向けのソリューションの提案も行っています。

会社概要
社名:株式会社asken
設立:2007年10月1日
所在地:〒163-1408 東京都新宿区西新宿三丁目20番2号 東京オペラシティタワー8F
サイトURL :http://www.asken.inc
株主: 株式会社グリーンハウス(100%出資) http://www.greenhouse.co.jp

<本件に関する問い合わせ先>
株式会社asken
広報・PR担当:多田 (ただ)
E-mail: grp_asken_pr@asken.inc

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社asken

36フォロワー

RSS
URL
https://www.asken.inc
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー42階
電話番号
-
代表者名
中島洋
上場
未上場
資本金
9500万円
設立
2007年10月