Rimo、大成建設・日立グループ3社と手を組み、建設業の議事録のあり方に変革をもたらす『建設承認メタバース』の開発パートナーとしてプロジェクト参画
1時間の会議を5分で議事録化する『Rimo Voice』を提供するRimoは、大成建設と日立グループ3社(株式会社日立製作所、株式会社日立コンサルティング*1、GlobalLogic Japan株式会社*2)とともに『建設承認メタバース』のプロジェクトに参画しました。『建設承認メタバース』に議事録自動作成機能を組み込むことで発注者や施工者など関係者間のコミュニケーションが円滑化し、施工現場の業務効率化や働き方改革を進めます。
建設現場の抱えるDX課題
建設の現場においてはBIM(ビルディング インフォメーション モデリング)の3Dデータ活用などデジタル化が進む一方、関係者への説明や確認作業は慣習的に紙媒体で行われていることが多いのが現状です。そのため、施工者と発注者間の意思疎通や合意形成には多くの時間が費やされてきました。
建設現場は、BIMなどのデジタル技術に精通している関係者ばかりではありません。そうした現場における働き方や会議のあり方に革命を起こそうとしているのが『建設承認メタバース』です。発注者等への説明から承認までをシステム上で完結させ、3D仮想空間(メタバース)で建物の詳細が容易に確認でき、さらにデジタル空間内で議事録の自動作成・閲覧・編集が完結することを可能にします。
▲『建設承認メタバース』イメージ紹介動画
Rimoのプロジェクト参画の背景
クラウドサービス『Rimo Voice』は、国内12万以上のユーザーに利用される信頼性と精度を誇る議事録サービスです。日本語に特化しており、今後の建設業界におけるDX推進に不可欠な精度の高さ、処理速度、堅牢なセキュリティなどが評価され、本プロジェクトに参画することになりました。
▲『Rimo Voice』導入実績
期待される効果
建設に関わる多くの会議において、『建設承認メタバース』に組み込まれた『Rimo Voice』を活用することにより、会議終了後すぐに議事録が自動生成・要約され、録画動画と共に、場所を問わず効率的に情報を共有でき、関係者へのリアルタイムでのフィードバックが可能になります。関係者間の認識の齟齬を減らし、スムーズなプロジェクト進行を支援することができます。これらにより、建設に関わる多くの会議で発生している議事録対応時間を、大幅に削減することが可能となります。
▲『建設承認メタバース』内での議事録作成イメージ
各社コメント
大成建設株式会社 プロジェクト・マネジメト部 池田部長
建物を造るものづくりは多くの関係者が集まり、意見を出し合いながら様々な会議を経て膨大な資料と図面を纏めて工事を進めていきますが、関係者間の合意形成には多くの時間と労力がかかります。
また、2024年度からは建設業も働き方改革関連法による時間外労働の上限規制が適用されるため、業務の見直しと効率化が求められています。
当社としてもデジタル技術を積極的に取り入れて、建設に関わる会議を新しい業務スタイルに変革させていきたいと考えており、『建設承認メタバース』の開発や試行を進めています。
その中で業務改善の社内のアンケートを取ると、会議後の議事録作成や関係者への共有メールの時間を減らしたいという意見が多く寄せられました。現在、我々が使っている録音と文字起こし機能では精度も良くなく長文を纏めるのにも一苦労でした。
そこで、日立グループ3社と共に色々と調査した結果、『Rimo Voice』は音声認識の精度が高く、自動で会議内容を要約し、動画と合わせた振り返り機能も分かりやすく、更に関係者間の共有にも長けている技術だと感じました。これであれば新しい業務スタイルへの変革に繋がるとの思いから、今回Rimo社へ協力を依頼することと致しました。
株式会社日立コンサルティング 社会イノベーションディビジョン 古川園ディレクター
今回、『建設承認メタバース』の議事録機能として『Rimo Voice』を組み込むこととなり、議事録への対応時間および関係者間の認識齟齬を減らし、業務効率化や働き方改革に繋がるのではないかと考えております。『Rimo Voice』は、議事録に特化しているからこその精度や、利用者のことを徹底的に考えた機能を備え、どのような立場の利用者にとってもシンプルで分かりやすいと感じました。
今後とも建設業における次世代の業務スタイルへの変革に向けて、ワンチームで進めていきたいと考えております。
Rimo合同会社 代表 相川 直視
大成建設・日立グループ3社との提携による本プロジェクトの参画によって、建設業界におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速し、建設プロジェクトの運営効率の向上と働き方改革の推進に貢献できることを大変嬉しく思っています。
弊社は「はたらくを未来に」をビジョンに、AIによる議事録作成を4年にわたり開発してきました。AI関連製品はAIが間違えることを想定した作りをしないといけないため、簡単そうに見える機能もしっかり作り込むと想像以上の工数がかかります。今回、『建設承認メタバース』にRimoの知見をうまく切り出しスムーズに統合できるのかという部分がチャレンジですが、それを成功させ、今の時代にあった高速なDXを実現させたいと思います。
*1株式会社日立製作所100%出資のコンサルティングファーム
*2株式会社日立製作所が2021年7月に買収した北米シリコンバレーに本社を置くデジタルエンジニアリングサービス企業であるGlobalLogicの日本法人。
【会社概要】
Rimo合同会社
• 設立日:2019年10月1日
• 資本金:300万円
• 代表社員:相川 直視
• 所在地:東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー18階
• URL:https://rimo.app
相川 直視
Rimo合同会社の代表兼エンジニア。大学卒業後Googleに入社し検索システムの開発に従事。その後Wantedlyの開発メンバーとして参画し、Wantedly Peopleアプリの開発リーダーを務める。2019年10月よりRimo合同会社を創設。
『Rimo Voice』-音声をすぐ文字に。AIでカンタン文字起こし。-
会議の議事録や会話の記録、執筆のための取材など、1時間の音声データを5分程度で文字化し、AIが自動で要約、最終成果物まで生成します。日本語特化の独自チューニングで、高速処理・話者分離など高度なAI議事録導入を実現します。
AI文字起こし/議事録サービス『Rimo Voice』:https://rimo.app
本件に関するお問い合わせ先
Rimo合同会社
プロダクトマネージャー 宮野【 070-9220-9237】
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