OUI Inc.がアフリカ・コンゴ民主共和国で眼科遠隔診断の実証に着手

現地で撮影した画像を日本の眼科医が遠隔で診断

慶應義塾大学医学部発のベンチャー企業 OUI Inc.(ウイインク:株式会社OUI)は、アフリカ・コンゴ民主共和国(以下、コンゴ)で、自社で開発したスマートフォンアタッチメント型眼科医療機器 Smart Eye Camera (以下SEC)を活用した、眼科遠隔診断の実証に着手したことをお知らせします。
【今回の実証について】
今回の実証は、コンゴでポータブルIOTデバイスを使って医療ソリューションを提供しているSOIK Corporation様(以下SOIK社)と連携して実施しています。現地でSOIK社の医療スタッフがSECで撮影した眼科的画像を、SECの専用アプリを介して日本から眼科医が診察し、眼科疾患の疑いがある患者さんには、現地での眼科受診を勧奨するものです。
実証の第一フェーズとして、2/4–2/7にかけて、コンゴ西部のKwango州Kengeで約20名の患者さんに対してSECによる眼科スクリーニングを提供しました。結果、約1/3にあたる6名に眼科疾患が見つかり、眼科受診を勧奨しました。スクリーニングを受けた患者さんにも、大変喜んでいただくことができました。

コンゴの農村でSECを使って眼科スクリーニングを行う医療スタッフコンゴの農村でSECを使って眼科スクリーニングを行う医療スタッフ

 

SECを使って撮影した画像を日本の眼科医が診察し、アプリケーションを通じて結果を伝達SECを使って撮影した画像を日本の眼科医が診察し、アプリケーションを通じて結果を伝達

コンゴでは、人口約7,700万人に対し、眼科医が90人程度しかいません。このような状況では、眼科医療そのものへのアクセスが困難であり、眼科未受診のまま症状を悪化させ、失明・視覚障害に陥ってしまう患者さんが多く出てしまいます。SECを通じたスクリーニングで眼科疾患の患者を早期に炙り出し、眼科受診と治療につなげることで、治療可能・予防可能な失明・視覚障害を防ぐモデルを作っていきます。
OUI Inc.は、今後も国内外の多様なパートナーと連携しながら、SECを国内外に広めることで2025年までに世界の失明を50%減らすことを目指してまいります。

【Smart Eye Camera (SEC)について】

 

OUI Inc.は“医療を成長させる”ことを理念に、慶應義塾大学医学部の眼科医が2016年7月に立ち上げた大学発のベンチャー企業です。 眼科の診察を可能にする iPhone アタッチメント型医療機器 SECをゼロから開発し、約1年半で完成させました。iPhoneのカメラと光源を利用した眼科診療機器は本邦初であり、動物実験の結果及びヒトの眼を使用した臨床研究の結果にて、既存の細隙灯顕微鏡と同等の性能があることが証明されています。

世界の失明原因第一位は白内障です。白内障は適切な時期に治療をすれば失明に至らない可能性が高いにもかかわらず、発展途上国においては白内障による失明が社会問題となっています。SECはiPhoneに取り付けて使用する小型な医療機器であるため、電気のない地域や被災地など場所を選ばず眼科診察を可能にします。

【会社概要】
OUI Inc.(ウイインク:株式会社OUI)は、慶應義塾大学医学部の眼科医が起業した大学発のベンチャー企業です。“医療を成長させる”ことをミッションに、現役医師の知見や技術を全ての医療現場に還元することで、常に医療を成長させ続け、最高の医療サービスを創造します。

会社名    :OUI Inc. (株式会社OUI)
URL    :http://www.ouiinc.jp
本社所在地:東京都新宿区新宿1-36-2 新宿第7葉山ビル3F
代表取締役:清水映輔                   
設立    :2016年7月15日
事業内容:医師のアイデアをもとにした医薬品・医療機器の開発と実用化及び同コンサルティング業務

 
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