カードローン利用者150人に聞いた!借入金額と返済金額・返済期間の目安
■カードローンの借入金額と返済金額・返済期間に関する調査記事URL:https://www.e-jfc.com/media/borrow-pay-back-amount-questionnaire/
■どの金融機関のカードローンが選ばれている?
借入金額と返済金額の目安を検証するにあたって、まずはカードローンの種類を以下の3つに分けて利用者の割合を勘定しました。
消費者金融…50.4%
銀行…37.2%
信販会社…12.4%
1番多くの人に選ばれているのは消費者金融で、銀行や信販会社のカードローンよりも大きな差をつけています。
消費者金融は貸金業者として馴染み深く、銀行や信販会社がカードローンを提供していると知らない人にとっても思いつきやすいでしょう。
また、消費者金融カードローンは手続きが簡単で、Web上からでも手軽に申し込みができることも、消費者金融が選ばれている理由の1つとして考えられます。
■消費者金融カードローンが選ばれる1番の理由は「審査・融資スピードの速さ」
消費者金融カードローンを選んだ人が、カードローン選びで重視していたポイントについて、以下のような回答が得られました。
重視されているポイントとして最も多かったのは「審査・融資スピードの速さ」でした。
消費者金融のカードローンは融資スピードの早さが他のカードローンと比べて優れており、大手であれば最短で25分〜60分程度で借入できる商品も多く存在します。
続いて「有名かどうか(名前を知っている会社かどうか)」というポイントも重視されています。
消費者金融にはアコム・アイフル・プロミスなどの会社が該当しており、テレビCMにも露出しているため、安心感を覚えて借入先に選ぶ方も多いのではないでしょうか。
■銀行カードローンは口座をすでに持っている銀行の商品が多く選ばれている
銀行カードローンを選んだ人が、カードローン選びで重視していたポイントは以下のような割合で分かれています。
「すでに口座を持っている銀行のカードローンが良かった」と回答している人は全体の28.6%で、最も大きな割合を占めていました。
銀行カードローンは、提供元の銀行の口座を持っていなければ利用できない商品もあります。
上記の場合、口座を持っていない銀行のカードローンを利用するには、先に口座を開設してからカードローンに申し込まなければならない場合があります。
口座開設〜カードローン申し込みという2段階の手続きをおこなう手間を省くため、すでに口座を持っている銀行のカードローンが選ばれやすいのだと考えられます。
■信販系カードローンを選んだ人が重視していたポイントはバラバラ
信販系カードローンを選んだ人が重視していたポイントは突出したものがなく、バラつきがあります。
その中でも最も大きな割合を占めていたのは「審査・融資スピードの早さ」でした。
信販系カードローンの中でも、オリックスマネーなどの商品は最短60分審査で即日融資に対応しているため、審査・融資スピードの早さを求めている人にも適しています。
■カードローンで最も多く借入されているのは11万円〜50万円の金額帯
11万円〜50万円程度の金額帯は、消費者金融・銀行カードローン・信販系カードローン全種類のカードローンにおいて最も多く借入されている金額でした。
知人に借りたり、頑張って貯金して作るにしては大きい金額であるため、カードローンで借入されることが多いのでしょう。
■11万円〜50万円借りた人の年収はどれくらいが多い?
11万円〜50万円借りた人の年収は、消費者金融と銀行では201万円〜400万円が最も多く、おおよそ同じ傾向がみられました。
対して、信販系カードローンについては、401万円〜800万円の年収の人が多く、利用者の年収が高めだという結果が得られました。
まず先に、消費者金融と銀行で11万円〜50万円借りた人の年収を示した図をご覧ください。
消費者金融・銀行で11万円〜50万円を借りた人の年収はともに、201万円〜400万円が最も多かったです。
消費者金融と銀行の利用者の年収が共通している理由として、共通の保証会社を持つ消費者金融と銀行が多いことが考えられます。
また、11万円〜50万円の金額帯は、希望通りの希望額で借りられたと回答する人がほとんどでした。
上の図のように、信販系カードローンの利用者には、401万円〜800万円の年収の人が多かったです。
カードローンの提供元としてあまり馴染みのない信販会社のカードローンを利用する人は、お金やローン商品のついての知識が豊富で、収入が高い人が多いことが想像されます。
逆に、カードローン利用をあまりしたことがない若年層は消費者金融などのカードローンを利用することが多いこともあり、信販系カードローンの利用者は年収が高いという傾向がみられるのでしょう。
■11万円〜50万円借りた人の返済金額と返済期間の目安
11万円〜50万円借りた人の返済金額と返済期間をみると、どの金融機関でも月々の返済額は1万円以上、返済期間は1年〜3年が多いことがわかります。
消費者金融と銀行で11万円〜50万円借りた人の月々の返済額は「10,000円〜20,000円」が最も多いという結果が得られました。
カードローンでは借入金額ごとに約定金額が決められており、11万円〜50万円の借入金額における約定返済額が10,000円〜20,000円になるケースが多かったのだろうと考えられます。
ただし、銀行カードローンは4,000円以下・4,500円〜6,000円の返済額だった人も多いのが特徴的です。
銀行カードローンは消費者金融や信販会社のカードローンに比べて約定金額が小さい商品が多いため、月々の返済額が低いケースも多いのだと考えられます。
信販系カードローンで11万円〜50万円借りた人についても、返済金額や返済期間はおよそ消費者金融や銀行と同じです。
ただし、信販系カードローンでは月々20,000円以上返済していた人はいませんでした。
■消費者金融は10万円以下の少額借入で利用されるケースも多い
先に紹介した11万円〜50万円の金額帯を除くと、消費者金融で多く借入されている金額帯は10万円以下の中〜少額が多いという傾向がみられます。
中〜少額の借入を借りたい場合、外出先ですぐにお金を用意する必要があったり、クレジットカードや公共料金の支払いに間に合わせたりするために早く借りたいというケースが多いでしょう。
上記のようなケースで「早く借りたい」というニーズが、融資スピードが早い消費者金融と相性がいいため、多く利用されているのだと考えられます。
■10万円以下の金額なら年収50万円以下で借りられたケースもある
消費者金融で10万円以下の金額を借りた人の中には、年収50万円以下の人や、51万円〜100万円の人も少なくないことがわかりました。
上記のような年収帯の人は、パート・アルバイト主婦や学生アルバイトの人なども多いでしょう。
10万円以下の金額であれば、年収100万円以下の方や非正規雇用の方でも借入できる可能性は十分にあるといえます。
■消費者金融で10万円以下を借入した場合の返済金額・返済期間の目安
消費者金融で6万円〜10万円円借りた人の月々の返済額は「4,500円〜6,000円」が最も多いという結果が得られました。
11万円〜50万円の借入金額では月々の約定返済額が4,500円〜6,000円になるケースが多いのでしょう。
5万円以下を借りたケースでは、借入金額が小さいにも関わらず10,000円以上返済していた人が多いのが特徴です。
10,000円以上返済していた人は、消費者金融の無利息期間を生かして利息負担を抑えるため、早く返済したのだと考えられます。
一方で、2,500円〜4,000円・4,500円〜6,000円ずつ返済していた人も多くみられます。
5万円以下の借入金額に対する約定金額は2,500円〜6,000円程度になる場合が多いため、上記の返済額が多いのも頷けます。
■銀行カードローンでは51万円〜500万円の高額借入も多くみられる
銀行カードローンでは、51万円〜100万円・101万円〜200万円・201万円〜500万円の金額帯も多く借入されていました。
まとめると、大きな金額の借入に利用する人が多いという傾向がみられます。
51万円以上の比較的大きな金額の借入が多く利用されている理由として、銀行カードローンは金利が低いことが挙げられるでしょう。
借入金額が大きくなればなるほど、借入期間が長くなればなるほど、支払う利息を抑えるために金利が低いカードローンを選ぶ重要性が大きくなります。
51万円以上の大きな金額を借りたい場合は、金利が低く計画的な借入に適している銀行のカードローンが選ばれやすいのでしょう。
■銀行カードローンで51万円以上を借入した人は年収も高い
銀行カードローンで高額借入をした人の年収は、上記のように高めであることがわかります。
特に101万円をこえるケースでは、年収401万円〜800万円・800万円以上の人が多かったです。
やはり大口の融資を認められるのは、年収が高く、高い返済能力が認められた人に限るのでしょう。
■銀行カードローンで51万円以上借入した場合の返済金額・返済期間の目安
銀行カードローンで51万円〜100万円借りた人の返済金額は1〜3万円以上、返済期間は1年〜3年が最も多いという結果が得られました。
また、101万円〜200万円の借入では月の返済金額は2万円以上、返済期間は3年〜5年以上のケースが最も多いです。
銀行カードローンは金利が低く、大口の借入に適していますが、月々の返済期間は決して軽くはないと意識しておく必要がありそうです。
■信販系カードローンで借入されている金額はバラバラ
信販系カードローンには借入金額の大きな偏りがなく、様々な金額の借入で利用されていることがわかります。
借入されている金額にばらつきがあるのは、信販系カードローンの貸付条件が商品ごとにばらつきがある点が理由に挙げられるでしょう。
信販系カードローンにおける借入金額ごとの返済金額・返済期間の目安は、マネセンスの記事で詳しく解説しています。
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◆このアンケート結果について
この調査の詳細については、マネセンスの記事(https://www.e-jfc.com/media/borrow-pay-back-amount-questionnaire/)からご確認いただけます。
データを引用される際は、出典元として必ずこちらのURL(https://www.e-jfc.com/media/borrow-pay-back-amount-questionnaire/)をご記載いただきますよう、お願いいたします。
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【調査概要】
■調査名:カードローンの借入金額と偏差金額・返済期間に関するアンケート
■調査対象:全国の男女(計150人)
■調査方法:選択式・記述式のWEBアンケート(クラウドワークス)
■有効回答人数:150名(回答率100%)
■調査期間:2023年04月15日~2023年04月17日
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【会社概要】
社名:株式会社Clamppy
代表者:代表取締役社長 大江 剛 / 寺田 真吾
事業内容:Webマーケティング / 士業集客コンサルティング
所在地:〒104-0045 東京都中央区築地2-10-6 Daiwa築地駅前ビル9F
電話番号:03-6226-2561 / 03-6226-2562
URL:https://clamppy.jp/
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