『生態系に悪影響を及ぼす水草を利用したエコシステムを披露』エコプロ2023に出展
水草を利用したビジネスモデルを展開
当社は、岐阜県を拠点とする古紙回収事業者です。『未利用なもの、無価値なものを再定義する』を事業コンセプトに掲げ、2016年より、リサイクル困難な古紙のシュレッダーダストからバイオエタノールを製造する実証事業をスタートしました。そして、2017年にJICAの採択を受け、カンボジアの湖を覆う水草からエタノールを生み出す調査を進めてきました。
当初は、水草由来のエタノールを燃料用として使用する計画でした。しかし、調査を通じて「燃料用としては収益化が難しい」という結論に至りました。そこで、事業を持続可能なものにするために、エタノールを高付加価値化した「クラフトジン」にすることに着目し、カンボジアで製造することになりました。同時にブランド【MAWSIM】を立ち上げ、2022年より日本での販売を開始しました。
現在はMAWSIM事業に加え、外来水草のプロフェッショナルとして日本国内で新たなエコシステムを構築することで、水草問題を解決することを展望しています。
会場では外来水草のプロフェッショナルである当社が、「環境課題ソリューションと高付加価値商品の開発の両立」の現状と展望をご説明させていただきます。ぜひブースへご訪問ください。
◾️イベント概要
開催期間:2023年12月6日(水)~8日(金) 10:00-17:00
会場:東京ビッグサイト 東6ホール
小間番号:6-047
来場料金:無料
◾️ 展示の見どころ(現状)
水草由来のエタノールをベーススピリッツに利用したクラフトジン【MAWSIM】
ー東南アジア最大の湖「トンレサップ湖」に大量繁茂している外来水草「ホテイアオイ」をエタノール化
ー上記エタノールの高付加価値商品として生まれたカンボジアのクラフトジン
◾️ 展示の見どころ(展望)
ー日本国内の外来水性植物から【バイオ炭】を生成し、菌床(農家)や敷料(畜産)の改善を目指す。
ートリュフ菌を摂取させた【バイオ炭】をブナ林に散布することで栽培を試みる。
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