第15回キッズデザイン賞を受賞
○ ニューノーマルライフを豊かにする企画住宅「SMART Brands WS」など3点受賞
○ 単独受賞1点、学校法人やNPO法人等との共同受賞2点
○ キッズデザイン賞創設以来15年連続受賞、通算受賞点数は61点に
○ 単独受賞1点、学校法人やNPO法人等との共同受賞2点
○ キッズデザイン賞創設以来15年連続受賞、通算受賞点数は61点に
ミサワホーム株式会社(代表取締役社長執行役員 磯貝匡志)は、第15回キッズデザイン賞(主催 特定非営利活動法人キッズデザイン協議会/後援 経済産業省、内閣府、消費者庁)において、住宅や保育施設、子どもの能力を引き出すデザインに向けた取り組みの3点を受賞しました。これにより、当賞創設以来15年連続での受賞となり、通算受賞数は61点となりました。
ミサワホームは、住まいは「巣まい」の理念のもと、これからの未来を担う子どもたちのためにできることを真摯に考え、住まいづくりに取り組んできました。その成果はキッズデザイン賞創設以来の15年連続受賞という実績にも表れています。今後も子どもが安全・安心に、豊かな創造性を育む住まいを提案し、より子どもを産み育てやすい社会づくりに貢献できるよう、研究・開発に努めていきます。
※キッズデザイン賞受賞歴:https://www.misawa.co.jp/design/award/kids-design.html
◆キッズデザイン賞受賞内容
(1)SMART Brands WS(子どもたちを産み育てやすいデザイン部門)
感染症への対策をきっかけとした在宅時間や、住まいに対する広さ・快適さ・安全安心等のニーズの増加に対し、ニューノーマルライフを豊かにする工夫を多数盛り込んだ企画住宅です。開放感とくつろぎを演出する「約3mの高天井&高窓」や、シーンに応じて使い分ける「3つのワークスタイルメソッド」などで、増加する在宅時間を、ご家族が思い思いに過ごせる心地よい空間を実現しています。
衛生面では、玄関から直接洗面所に行ける動線設計で、子どもの手洗い・うがいを習慣化させる「ただいま動
線」や、空間を「レッド」「イエロー」「ホワイト」の3つのゾーンに分けウイルス等の対策を効果的に実施する、医療施設で用いられる空間設計を住宅にも応用することで、家庭内感染のリスクを軽減しています。
また、激甚化する自然災害から家族を守るための、制震装置「MGEO」やZEH対応の高断熱設計、太陽光発電システムを標準仕様にしているほか、蓄電池や燃料電池、V2H充電設備などの導入や、非常食などを普段のくらしで消費しながら備蓄としても対応できる「ローリングストック収納」により、万一の際の在宅避難を可能にするレジリエンスの高い住まいとなっています。
※ニュースリリース:https://www.misawa.co.jp/corporate/news_release/2020/1224/release.pdf
(2)千成幼稚園+せんなり村(子どもたちを産み育てやすいデザイン部門)
千葉県佐倉市の自然環境豊かな郊外立地にて、隣地の里山を活用し子どもの自然体験を促進する「千成幼稚園(子ども園)」と、地域の人々が気軽に集える「せんなり村(子育て支援・地域交流施設」を併設一体運用した施設です。
幼稚園から子ども園への建て替えに際し、子どもが自然とふれあうことの重要性を形にするとともに、行政が所有する隣地の学童施設と自治体の集会所も一緒に建て替えることで、行政・自治体・子ども園が一体となり地域社会問題に取り組む地域の交流拠点を目指しました。
千成幼稚園では、子どもが遊びや生活空間として使える広くて明るい中廊下を直線状に配置して、北側の保育室にも光と風が入るような工夫を施したほか、大きな庇下の半屋外空間を設計。せんなり村にも、オープンで気軽に交流がしやすい半屋外空間を設計したほか、高齢者や卒園児を中心にさまざまな地域住民が参加できる「村の駄菓子屋さん」や「ふれあい食堂」といったイベントも、年間十回ほど実施しています。
※ミサワホーム、学校法人千成学園千成幼稚園、一級建築士事務所エイチ・アーキテクツとの共同受賞
(3)子どもたちの能力を引き出すインクルーシブデザインの実現に向けた取り組み(子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門)
ミサワホームグループで介護・保育分野を中心に人材サービスや施設運営を行うセントスタッフ株式会社(代表取締役社長 片山直樹)と、株式会社ミサワホーム総合研究所(代表取締役社長 千原勝幸)、NPO法人ADDS(共同代表 熊仁美、竹内弓乃)が共同で、発達障がいのある子どもたちの可能性を最大限広げられる社会の実現を目指した取り組みです。
セントスタッフが首都圏3ヶ所で運営する、就学中の発達障がいのある子どもたちを対象にした、放課後等デイサービス「ミライエ」では、多様な特性を持つ子どもたち一人ひとりの発達に合わせ、ADDSが提供するプログラムを活用した「個別療育」と「集団活動」を実施。それぞれの子どもたちの能力を最大限引き出す取り組みを行っています。また、プログラムの記録を保護者と細かく共有することで、家庭での実践も可能にしています。
今後は、「ミライエ」施設内環境のさらなる充実とともに、施設内でできたことを、それぞれの家庭でも実践できる自宅環境の検証を行い、住まいのインクルーシブデザイン等の作成を目指します。「子どもたちの未来へ(ミライエ)向かって、家のような場所でありたい」という思いが込められた「ミライエ」の取り組みが、誰一人取り残さない持続可能な社会の実現に少しでも貢献できるよう、一人ひとりの個性を大切にしたプログラムの実施や今後の研究を加速していきます。
※セントスタッフ、ミサワホーム総合研究所、ADDSの共同受賞
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