【スマホで物件を買う時代?】Z世代の約9割が「不動産投資アプリ」活用に前向き、バブル世代は「Webサイト」への偏りが目立つ

不動産投資の情報収集手段に見られる世代間格差の実態を徹底調査!

Propally株式会社

不動産投資プラットフォームの開発・運営を行うPropally株式会社( https://propally.co.jp/ )(本社:東京都港区、代表:齊藤郁織)は、世代別の不動産投資における情報収集手段とデジタル活用の実態を明らかにするため、20~59歳の不動産投資に興味を持つ男女452名を対象にアンケートを行いました。本調査では、若い世代と上の世代の間に、不動産投資への情報収集方法やデジタルツールの活用において大きな傾向の違いがあることがわかりました。

調査サマリー

今回の調査結果に関する概要は以下の通りです。

1.スマホアプリでの不動産投資にZ世代の86.4%が前向き、バブル世代の46.9%を大きく上回る
2.物件探しで「不動産投資アプリ」を利用するバブル世代はわずか3.1%、他世代は20%台で大きな差
3.不動産投資の学習方法、バブル世代の46.9%が「Webサイト・ブログ」で全世代最高、ミレニアル世代は「SNS」30.9%を活用
4.不動産投資のきっかけ、Z世代は「経済ニュースや社会情勢」14.4%が最多、バブル世代は「知人・友人・家族の影響」18.8%
5.情報の信頼基準、氷河期世代は「データの明確性」28.3%、バブル世代は「説明のわかりやすさ」28.1%が最多

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調査の実施概要

調査機関 :自社調査
調査方法 :インターネット調査(株式会社ジャストシステム「Fastask」)
対象エリア:日本全国
対象者  :不動産投資に興味を持つ20~59歳の男女
調査期間 :2025年5月27日~6月1日
有効回答 :452名※

※ 性別・年齢層の人口分布を考慮したサンプリング

主な調査結果

1.スマホアプリでの不動産投資にZ世代の86.4%が前向き、バブル世代の46.9%を大きく上回る

次のグラフは、スマートフォンアプリを使って不動産投資を行うことについての意向を、世代別に調査した結果です。

世代別の結果を見ると、Z世代では「ぜひ利用したい」が30.3%、「機会があれば利用したい」が56.1%となり、合計で86.4%がスマホアプリでの不動産投資に前向きな姿勢を示しました。これに対してバブル世代では、「ぜひ利用したい」が3.1%、「機会があれば利用したい」が43.8%で、合計46.9%にとどまりました。

ミレニアル世代は71.4%、氷河期世代は62.0%が前向きな回答を示しており、若い世代ほどスマホアプリを活用した不動産投資への関心が高い傾向が明確に表れています。

一方、「あまり利用したくない」「まったく利用したくない」の否定的な回答を合計すると、Z世代では5.3%と最も低く、バブル世代では34.4%と最も高くなっています。

この結果からは、デジタルネイティブ世代であるZ世代が、従来の不動産投資の枠組みを超えて、スマートフォンを活用した新しい投資スタイルを積極的に受け入れる姿勢を持っていることがうかがえます。

2.物件探しで「不動産投資アプリ」を利用するバブル世代はわずか3.1%、他世代は20%台で大きな差

次のグラフは、投資対象とする物件を自分で探す際に利用する方法について質問した結果を、世代別に集計したものです。

世代別の結果を見ると、「不動産投資アプリ」の利用意向において特徴的な傾向が見られました。Z世代では22.7%、ミレニアル世代では26.9%、氷河期世代では22.1%がアプリの利用を検討している一方、バブル世代では3.1%と極めて低い割合となっています。

バブル世代では「不動産ポータルサイト・物件検索サイト」と「不動産投資専門のポータルサイト」がともに34.4%で最も高く、従来型のWebサイトを重視する傾向が強く表れています。また「不動産会社への直接訪問・相談」も25.0%と他世代より高く、対面での情報収集を好む傾向も見られます。

以上の結果は、バブル世代と他の3世代との間に明確なデジタル活用の境界線が存在していることを示唆しています。バブル世代にもWebサイトの利用が広く浸透しているものの、スマートフォンアプリという新しい技術にはまだ慎重な姿勢があるといえそうです。

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https://propally.co.jp/journal/articles/property-investment-failure/

3.不動産投資の学習方法、バブル世代の46.9%が「Webサイト・ブログ」で全世代最高、ミレニアル世代は「SNS」30.9%を活用

次のグラフは、不動産投資に関する基本的な知識や仕組みを学ぶ際に利用する情報源や方法について質問した結果を、世代別に集計したものです。

世代別の結果を見ると、バブル世代では「不動産投資に関するWebサイト・ブログ」が46.9%と突出して高く、他世代(Z世代27.3%、ミレニアル世代22.9%、氷河期世代27.4%)を大きく上回る結果となりました。

対照的に、「SNS」を学習ツールとして活用する割合は、ミレニアル世代が30.9%、Z世代が25.0%と高い一方、バブル世代は15.6%にとどまっています。また、「不動産投資関連の学習アプリ・ツール」についても、Z世代が15.2%、ミレニアル世代が12.6%、氷河期世代が14.2%である一方、バブル世代は3.1%と低い結果となりました。

これらの結果からは、バブル世代はWebサイト・ブログという情報源に強く依存している一方で、SNSや学習アプリのような新しい学習手段の活用は限定的であることが分かります。一方、若い世代ほど多様な情報源を活用し、特にSNSや専用アプリを積極的に学習に取り入れる傾向が見られます。

その他の特徴として、Z世代では「投資経験のある知人・友人・家族からの情報」が22.7%と他世代より高く、人的ネットワークを重視する傾向が見られます。また、バブル世代では「不動産投資会社への資料請求」が25.0%と他世代より高く、従来からの情報収集手法を好む傾向がうかがえます。

4.不動産投資のきっかけ、Z世代は「経済ニュースや社会情勢」14.4%が最多、バブル世代は「知人・友人・家族の影響」18.8%

次のグラフは、不動産投資に興味を持った最初のきっかけについて質問した結果を、世代別に集計したものです。

世代別の結果を見ると、不動産投資に興味を持つきっかけに違いがあることが分かりました。Z世代では「経済ニュースや社会情勢」が14.4%で最も高く、社会の動きをきっかけに興味を持つ傾向が見られます。同様に、氷河期世代でも「経済ニュースや社会情勢」が15.9%で最多となりました。

一方、バブル世代では「知人・友人・家族の影響」が18.8%と最も高くなっています。また、バブル世代は「相続・贈与」も15.6%と他世代より高く、具体的な資産活用の必要性から興味を持つケースも多いことがうかがえます。

ミレニアル世代では「SNSで見かけた情報や広告」が13.7%で最も高く、デジタルメディアからの影響を強く受けていることが特徴です。

この結果は、世代によって不動産投資に関心を持つきっかけが異なることを示しています。Z世代や氷河期世代は経済や社会の動向、ミレニアル世代はSNS、バブル世代は身近な人間関係やライフイベントが、それぞれ関心を持つ上で重要な要素となっていることが分かります。

5.情報の信頼基準、氷河期世代は「データの明確性」28.3%、バブル世代は「説明のわかりやすさ」28.1%が最多

次のグラフは、不動産投資に関する情報源やアドバイスを「信頼できる」と判断する際に重視する点について質問した結果を、世代別に集計したものです。

世代別の結果を見ると、信頼性の判断基準に違いが見られました。氷河期世代では「情報の根拠やデータが明確であること」が28.3%で最も高く、続いて「情報提供者の中立性・客観性」が22.1%となっています。バブル世代では「説明のわかりやすさ」が28.1%で最も高く、「第三者からの評価や評判」も21.9%と高い割合を示しています。

Z世代では「情報提供者の専門性」が21.2%で最も高く、「情報提供者の実績」「情報の根拠やデータが明確であること」「説明のわかりやすさ」「信頼できる人からの紹介・推薦であること」がいずれも20.5%で続いています。ミレニアル世代では「情報提供者の実績」が24.0%で最も高く、「情報提供者の専門性」が21.1%で続きました。

また、「説明のわかりやすさ」と「情報の根拠やデータが明確であること」については、それぞれバブル世代と氷河期世代で特に高い割合を示す一方、他の世代でも約2割以上と高い割合となっています。分かりやすく根拠のある情報提供が、世代を問わず信頼につながる重要な要素といえそうです。

まとめ

今回の調査結果をまとめると以下の通りです。

  • 各世代で投資への関心を持つきっかけや情報収集方法が大きく異なっている

  • 若い世代はスマホアプリやSNSを積極的に活用し、デジタルツールで情報を収集して投資に前向きな姿勢を示している

  • バブル世代はWebサイトやブログを中心に利用する一方、アプリやSNSなどの新しいサービスには慎重な傾向がある

  • 「説明のわかりやすさ」と「情報の根拠やデータが明確であること」は、世代を問わず信頼につながる共通要素となっている

この結果からは、不動産投資の情報収集の仕方は人それぞれで、世代によって"しっくりくる"方法が異なることがうかがえます。投資を検討する人にとって、自分に合ったツールや情報源を見つけることが、安心して投資を始める上で重要な要素といえるでしょう。

今回の調査からは、事業者が各世代の特性を理解し、多様な方法を提供していくことの重要性も読み取れます。同時に、どのような方法であってもわかりやすく根拠に基づいた情報提供を行うことが、幅広い世代から信頼を得るための基本です。不動産投資がより多くの人にとって身近で安心できる選択肢となるためには、こうした取組みを地道に進めることが重要と考えられます。

本プレスリリースをそのまま転載する場合を除き、調査結果の内容・グラフ・データなどを引用される場合は、出典元として下記リンクをご記載いただくようご協力をお願いいたします。

https://propally.co.jp/journal/articles/digital-use-in-real-estate-investment/


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【運営会社の概要】

会社名:Propally株式会社

所在地:東京都港区虎ノ門5丁目9-1 麻布台ヒルズガーデンプラザB 5階

設立:2022年3月

代表者:齊藤郁織

事業内容:不動産投資プラットフォーム「Propally」の開発、運営

会社ホームページ:https://propally.co.jp/

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会社概要

Propally株式会社

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URL
https://propally.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区虎ノ門5丁目9−1 麻布台ヒルズガーデンプラザB 5階
電話番号
090-5920-4633
代表者名
齊藤郁織
上場
未上場
資本金
8100万円
設立
2020年09月