【終活「エンディングノート」に関する調査】9割は必要性を認識していながらも、実際に「書いている」は1割未満記載が必要だと思う項目は「家族への想い」「万が一の際の行動指針」
~一般社団法人終活協議会が終活ガイド2級、3級資格取得者655名に調査~
一般社団法人終活協議会(本部:東京都豊島区、代表理事:竹内 義彦、以下当会)は、当会が運営する終活ガイド検定2級、3級資格取得者655名に対して、エンディングノートに関するアンケート調査を実施しました。エンディングノートとは終活の基本的な取り組みのひとつで、介護が必要となった時、認知症になった時「もしも」のときに家族やサポートしてくれる人に情報を伝えるノートです。
アンケート結果詳細:https://www.enjoy-mylife.net/others/pressrelease04
今、核家族化の広がりとコロナ禍が相まって、いざという時に世話をしてもらう家族へ想いを伝える必要性が高まっています。エンディングノートはその手段として、一人でも手軽に始められるものです。本調査結果は、「いつからエンディングノートを書くべきか」や「何を書くべきか」の参考としてご活用いただけるものとなっています。
調査結果概要
- 格取得者の約9割はエンディングノートの必要性を認識しているが、実際に書くまでには至っていない
- エンディングノートに必要な項目として最も大きかったのは「家族への想い」、続いて万が一の際の行動指針
- エンディングノートは50代、60代から書き始めたほうがいいと考えている人が半数以上
調査結果詳細
① 半数以上が「エンディングノートをよく知っている」と回答
「エンディングノートを知っていますか?」の質問には、「よく知っている(52.5%)」「聞いたことはあるが 知らない(46.3%)」「聞いたことがない(1.1%)」という回答になりました。
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② エンディングノートを「持っている」と回答した人は3割以下
「エンディングノートを持っていますか?」の質問には、「持っている(24.1%)」「持っていない(75.1%)」「未記入(0.8%)」という回答になりました。
この結果からは、エンディングノートを手にしたことがない人が、まだまだたくさんいることが伺えます。
終活の認知度の高まりとともに、実際に終活をはじめる人は年々増えていますので、エンディングノートの必要性は高まると思います。
ただ、「必要性を感じない」とか、「書く内容が分からない」という意見も多いところから、これからのエンディングノートは、より個人の趣味嗜好に合わせたものになってくると思います。
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③ エンディングノートを「書いている」と回答した人は1割以下。「機会があれば書いてみたい」人は約4割
「エンディングノートを書いていますか?」の質問には、「書いている(9.9%)」「機会があったら書いてみたい(42.9%)」「書いていない(47.2%)」という回答になりました。
この結果からは、実際にエンディングノートを書いている人は、まだ少数だということが伺ええます。
ただ、「機会があれば書いてみたい」と回答した人が42.9%いるところから、「エンディングノートを書きたいけど具体的な書きかたが分からない」ということが考えられます。エンディングノートに関する相談でも、多くの方から同じような声をいただきます。終活協議会が開催するエンディングノートセミナーでは、「かならず書ける3つのポイント」をお伝えすることで、いままで「書きたかったけど書いていなかった」という参加者のお悩みを解決しています。
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④ 約9割が、「終活をするためにエンディングノートは必要」と回答
「終活をするのにエンディングノートは必要だと思いますか?」の質問には、「必要だと思う(90.1%)」「必要な人と必要でない人がいる(9.5%)」「必要ないと思う(0.5%)」という回答になりました。
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⑤ エンディングノートに必要だと思う内容上位3項目は「家族への想い」「病気になったときのこと」「お葬式やお墓について」
「エンディングノートに必要だと思う内容を教えてください。」の質問には、「家族への想い(31.5%)」「病気になった時のこと(14.8%)」「お葬式やお墓について(15.0%)」「お金や財産について(23.1%)」「これからやりたいこと(8.4%)」「いままでの人生について(6.4%)」「その他(0.9%)」という回答になりました。
この結果からは、エンディングノートは自分の思いを残しておくものだと考えている人が多いことが伺えます。
実際に自分の想いを家族に残すことはとても大切なことなので、終活協議会では家族に残す想いは、何度も見返すことができるよう、お気に入りの便箋とペンで手紙を書くことをお勧めしています。
エンディングノートに書く内容については、何かあったときの自分の希望を書いておくようにすると、「どんなときに何をしてほしいのか」ということが一目でわかるので、何を書いていいか分からない人には、書きやすい内容から書いていくことをアドバイスしています。
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⑥ 9割超が「家族にエンディングノートを書いてもらいたい」と回答
「家族にエンディングノートを書いてもらいたいですか?」の質問には、「書いてもらいたい(93.1%)」「書いてもらいたくない(5.6%)」「未記入(1.2%)」という回答になりました。
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⑦ 家族にエンディングノートに書いてもらいたい内容上位3項目は、⑤と同様に「家族への想い」「病気になった時のこと」「お葬式やお墓について」
「家族に描いてもらいたい内容を教えてください。」の質問には、「家族への想い(19.2%)」「病気になったときのこと(17.6%)」「お葬式やお墓について(16.2%)」「お金や財産について(21.5%)」「これからやりたいこと(12.8%)」「いままでの人生について(9.8%)」「その他(2.9%)」という回答になりました。
この結果からは、家族に残してもらいたい情報は「病気」や「お葬式」、「お金」のことなど、より具体的に故人の意志を知りたいという傾向が伺えます。
これは生前に家族の間で、話し合う機会が少ない内容だということを意味していると同時に、なにかしらの判断と行動を起こした後で、「後悔しないように」という気持ちの現れと思います。
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⑧ 半数以上が、「エンディングノートは50代・60代から書いておく方がいい」と回答。「40代から」も2割弱
「エンディングノートは何才から書いておく方がいいと思いますか?」の質問には、「30代(13.3%)」「40代(18.3%)」「50代(35.1%)」「60代(21.7%)」「70代(3.4%)」「その他(8.2%)」という回答になりました。
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【調査概要】
調査対象者:終活ガイド検定2級、終活ガイド検定3級資格取得者
※「終活ガイド」は、当会が認定する専門資格です。終活に必要な知識と情報を身に着けることで、終活の専門家として地域の相談や困りごとに対応できるようになります。資格は、終活ガイド上級(1級)、終活ガイド(2級)、終活ガイド初級(3級)に分かれていて、終活ガイド上級(1級)まで取得すると終活のセミナー講師としても活躍できます。これまで全国で1万人以上が終活ガイドの資格を取得しています。
調査人数:655名
調査期間:2020年12月〜2021年3月
調査方法:インターネットを利用したアンケート調査
一般社団法人終活協議会について
一般社団法人終活協議会は、「相談者ファースト」をモットーに、2015年から運営している団体です。終活で悩みや不安を抱える人のトータルサポートができる人材の育成を目指して有益な情報を発信しているほか、終活ガイドの認定資格をはじめとしたさまざまな資格や講座を提供しています。
【組織概要】
組織名:一般社団法人終活協議会
所在地:東京都豊島区巣鴨2-11-4 第3高橋ビル11階
設立:2015年12月
代表理事:竹内義彦
事業内容:終活ガイドの資格運営、終活の相談対応と支援サービス
URL:https://kamurogi.net/
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