当社が代理店を務める米国Spaceflight, Inc.が業界初の電気推進型軌道遷移サービス機の実証機で推進器の稼働に成功
衛星ライドシェアサービスを展開するSpaceflight, Inc.(本社:米国シアトル市、以下「Spaceflight社」)が、軌道遷移サービス機(Orbital Transfer Vehicle:OTV)の実証機であるSherpa-LTE1の電気推進器稼働に成功しました。
当社が日本総代理店を務めるSpaceflight社は、SpaceX社のTransporter-2ミッションに同社が開発したSherpa-LTE1(電気推進機を用いたOTV*実証機)を搭載し、2021年6月30日の打上後、軌道上にて同実証機に搭載されたAstra/Apollo Fusion社製電気推進器の稼働に成功しました。
(Spaceflight社発表はこちら:https://spaceflight.com/spaceflight-inc-achieves-100-mission-success-for-sxrs-5-including-post-deployment-thruster-ignition-of-its-electric-propulsion-otv/)
今後は、軌道遷移の実証実験を行う予定で、得られた飛行データは、今年12月にSpaceX社のTransporter-3ミッションに搭載予定の化学推進型OTV実証機Sherpa-LTC1の開発に活用される予定です。
Sherpa-LTC1の打上に成功すればSpaceflight社は、電気推進型OTVを含む3基のOTV打上に成功した業界初の企業となります。Spaceflight社は低軌道のみならず、静止軌道から月周回軌道に至るまで、OTVによる衛星投入を含む軌道間輸送サービスの提供実現を目指してまいります。当社は国内外のお客様にSpaceflight社のサービスを提供し、衛星開発・利用を支援して参ります。
*OTVとは、衛星ライドシェアサービスを利用し、主衛星のロケット打上に相乗りして副衛星を打ち上げる顧客に対し、主衛星の投入軌道から投入希望の軌道迄の副衛星の遷移サービスを提供します。本サービスにより、小型衛星顧客の多様な軌道投入ニーズにお応えすることが可能となります。
(Spaceflight社発表はこちら:https://spaceflight.com/spaceflight-inc-achieves-100-mission-success-for-sxrs-5-including-post-deployment-thruster-ignition-of-its-electric-propulsion-otv/)
今後は、軌道遷移の実証実験を行う予定で、得られた飛行データは、今年12月にSpaceX社のTransporter-3ミッションに搭載予定の化学推進型OTV実証機Sherpa-LTC1の開発に活用される予定です。
Sherpa-LTC1の打上に成功すればSpaceflight社は、電気推進型OTVを含む3基のOTV打上に成功した業界初の企業となります。Spaceflight社は低軌道のみならず、静止軌道から月周回軌道に至るまで、OTVによる衛星投入を含む軌道間輸送サービスの提供実現を目指してまいります。当社は国内外のお客様にSpaceflight社のサービスを提供し、衛星開発・利用を支援して参ります。
*OTVとは、衛星ライドシェアサービスを利用し、主衛星のロケット打上に相乗りして副衛星を打ち上げる顧客に対し、主衛星の投入軌道から投入希望の軌道迄の副衛星の遷移サービスを提供します。本サービスにより、小型衛星顧客の多様な軌道投入ニーズにお応えすることが可能となります。
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