【PoC事例】ロジスティード × Logpose、拠点横断の集中配車に挑戦──物流ネットワークの全体最適と会社全体の利益最大化を実現する新たな一歩

営業強化・拠点連携・リソース最適化を目的に、複数拠点を横断する中央管理PoCを実施。次世代の「輸送戦略」の実装に向けた挑戦を開始。

株式会社Logpose Technologies

Logpose Technologies株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:羽室行光)は、複数拠点の配車情報を統合的に管理・采配する「拠点横断の集中配車PoC(概念実証)」を実施し、物流ネットワークの全体最適化に向けた新たな成果を得たことを発表しました。

このPoCでは、「どの拠点がどの案件を受けるべきか」が明確にわかる営業強化、「空きリソースの共有による拠点連携」、そして「集中配車による差配最適化」を主軸としたシミュレーションを展開。実運用への手応えとともに、今後の業界変革を見据えた中長期的ビジョンが共有されました。


■ 取り組みの背景:物流ネットワーク最適化の壁

日本の物流業界は現在、拠点ごとに最適化された運用が横断連携を阻む構造的課題を抱えています。営業KPIやデータ更新タイミングが拠点単位で分断されているため、案件受注や配車判断が個別最適となり、ネットワーク全体としての効率を最大化できていません。

この課題に対し、Logpose Technologiesはロジスティードと連携し、グループ会社のロジスティード東日本における複数拠点の配車実績データを一元的に可視化・分析するPoCを企画。集中配車による全体最適の実現可能性を、仮想環境でシミュレーションしました。

■ PoCの内容と成果

PoCでは以下の3点を目的に、LogposeのAI自動配車アルゴリズムとダッシュボードを活用した分析を実施しました:

営業強化:車両・時間帯・地域単位で受注可能性の高い拠点を特定

拠点間連携:余剰車両情報を横展開し、対応力と受注力を最大化

集中配車:複数拠点を俯瞰しての差配により、運用効率を最適化

その結果、空きリソースの可視化→営業戦略への反映という新しい可能性が見出され、ロジスティードから高評価を獲得。「輸送データの有効活用による営業改革」としても注目を集めました。

■ ロジスティード半澤氏のコメント

「単に仕組みをつくるのではなく、“事業にどうつなげるか”まで設計されている点が素晴らしかった。ROIに厳しい当社の経営層にも高く評価されました。」

また、実施におけるアプローチについては、「アジャイル的な柔軟性やスピード感が、現場への実装と文化醸成にフィットしていた。Logposeさんの“伴走型DX”は非常に心強い」

と語り、技術パートナーとしての意義が評価されました。

■ 今後の展望と業界への波及

今回のPoCで得られた成果をもとに、ロジスティードグループでは実運用へ向けた検討、活用対象とする拠点の選定条件の整理などを進めていく予定です。

一方で、さらに広い視点から業界全体の構造最適を推進するために、 “物流の戦略人材”とも言える「CLO(Chief Logistics Officer)」の育成支援にも着手。

単なる業務改善にとどまらず、企業の垣根を越えたネットワーク最適化を担える中核人材の創出を目指しています。


■ 関連記事はこちら(ホームページ)

▶【PoC編】複数拠点横断PoCを通じて目指す、全体最適な物流の未来
https://x.gd/2LHJy

▶【導入事例編】「LOG」の導入により配車業務を効率化、現場の負担を大幅軽減
https://x.gd/0VUmh


会社概要

会社名:株式会社Logpose Technologies

設立:2021年3月

代表者:代表取締役CEO 羽室行光

所在地:東京都千代田区大手町2-2-1 新大手町ビル3階

事業内容:物流向けソフトウェアの開発・販売(自動配車AI・共同配送マッチング)、物流コンサルティング

URL:https://logpose.co.jp

本件に関する報道機関お問い合わせ先

株式会社Logpose Technologies 広報担当

E-mail:pr@logpose.co.jp

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社Logpose Technologies

3フォロワー

RSS
URL
https://logpose.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区道玄坂1丁目12-1 渋谷マークシティW22F (Regus内)
電話番号
-
代表者名
羽室 行光
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年10月