営業代行で始まった「KIJI」活用が、580万社データを活用したグループ共通の営業データ基盤へ
営業代行部門での導入をきっかけに、人材・EC・物流までを担うグループ全体へ展開。営業リスト作成から名寄せ、企業リサーチまでをAIで効率化。

BtoB・BtoC営業代行、人材派遣・紹介、EC・SNSマーケティング支援、物流倉庫まで、
企業のバリューチェーンを一気通貫で支えるグローバルグループ。
その中核で営業アウトソーシング事業を担う株式会社グローバルセールスエージェント
(所在:東京都渋谷区)では、「成果報酬型」ゆえに架電前のターゲット選定・企業リサーチの精度が事業の生命線でした。特に公開情報の少ない中小企業のリサーチは担当者の力量で精度がばらつき、
リスト作成だけで多大な工数がかかっていました。そこでDATAZORA株式会社(所在:東京都港区)の提供する企業インテリジェンス・プラットフォーム「KIJI」を導入。
中小企業まで網羅したデータと条件指定によるリスト化、AIによる企業情報の自動整理で、
リサーチ工数を削減しています。今回は、グループ全体の営業を担う二宮様にお話を伺いました
(2026年7月取材)。
お話を伺った方
株式会社グローバルセールスエージェント 営業本部マネージャー 二宮様
〜この記事のポイント〜
・1社ずつサイトを確認していた架電前リサーチ(100社で約8時間)を大幅に削減
・業種・企業規模などの条件を指定するだけでターゲット企業をリスト化。
・営業リストの名寄せ(企業情報・電話番号・HP付与)と重複除去を無制限エクスポートで完結し、
コスト効率も向上
・営業代行部門の活用が、CS・物流まで担うグループ全社の営業データ基盤へと広がる
ーまず、グループの事業内容について教えてください。
二宮様:私たちはグローバルグループとして、複数の事業会社で企業のバリューチェーンを幅広く
カバーしています。
株式会社グローバルセールスエージェントがBtoB・BtoCのコールセンター・営業代行を、
株式会社グローバルヒューマンブリッジが人材派遣・人材紹介を、
株式会社グローバルイノベーションハンドルがSNS運用代行・EC運用代行を、
株式会社グローバルLFCロジスティクスが倉庫業を担っています。
私はこの4社全体の営業として活動しています。
お客様は大手企業様もいらっしゃいますが、中小企業(〜300名規模)が中心です。多くいただく
困りごとを起点に、その解決から事業を広げてきました。たとえば大手アパレルの自社ブランド向けに倉庫をお貸しするなど、実際のニーズに応える形でサービスが多角化しています。
ー 貴社グループの強みはどこにありますか。
二宮様:最大の強みは、業務全体をカバーするワンストップのシナジーです。
受注業務からカスタマーサポート、そして物流までをグループ内で一貫して対応できるため、お客様は複数の業者に外注する手間やコストを削減でき、情報連携もスムーズになります。
もう一つは「人」を大切にする仕組みです。人材派遣事業のグローバルヒューマンブリッジでは
「2チーム制」やリーダー制度で離職率10.6%(2025年度)を実現し、「ホワイト企業認定GOLD」も
3年連続で取得。従業員を大切にする文化が、高品質なサービスの礎になっています。

ー 直近まで、リサーチ・リスト作成にはどのような課題がありましたか。
二宮様:弊社の営業支援事業は「成果報酬型」で成果を出す体制のため、架電前のターゲット選定・
企業リサーチの精度が非常に重要です。
クライアント様の商材によっては、上場企業だけでなく中小企業まで含めた幅広いターゲティングが
必要になるケースが多く、これまでは業界資料や各社の採用ページ、ニュースなどを確認しながら、
ターゲティング基準の整理やトークスクリプトの元になる企業情報シートを作成していました。
営業活動の準備段階とはいえ、リスト作成・リサーチだけでかなりの工数がかかっていたのです。
特に中小企業は公開情報が少なく、複数の情報源を横断して確認する必要があるため、担当者の
リサーチ力によって精度にばらつきが出やすいという課題もありました。
ー 「KIJI」を導入して、どのような変化がありましたか。
二宮様:変化は大きく3つあります。
1つ目は、リスト作成です。これまで手作業で行っていた業種や企業規模などの条件によるターゲット企業の絞り込みが、条件を指定するだけでリスト化できるようになりました。
特に、情報が少なくなりがちな中小企業まで網羅されている点は、ニッチな業界や中小企業向けの
新規開拓を数多く手掛ける弊社の営業活動と非常に相性が良いと感じています。
2つ目は、名寄せです。クライアント様から受領した営業リストに対して、企業情報・ホームページ・
電話番号などを付与し、営業リストの整備から架電前の準備までをKIJI上で完結できるようになりました。
従来は複数のサイトやツールを行き来しながら情報を補完していましたが、現在ではKIJI上で一括して整理できるため、リスト整備にかかる工数も大幅に削減され、案件ごとにスピーディーな営業準備が
できるようになりました。
そして一番大きな変化が、3つ目の架電前リサーチです。以前は1件架電する前に企業ホームページを
開き、事業内容やサービス、ニュースなどを確認してトークの準備をしていました。1社あたり約5分、100社に架電する場合は約500分(約8時間)をリサーチだけに費やしていたのです。
KIJIでは企業概要や事業内容、直近のニュース、採用状況などがAIによって整理されているため、
1社ずつ調べる必要がほとんどなくなりました。その結果、これまでリサーチに充てていた時間を、
架電やお客様対応など本来注力すべき営業活動に振り向けられるようになっています。
ー 営業代行の現場では、成果面にどのような手応えがありますか。
二宮様:以前は訴求軸が定型になりがちでしたが、セグメントを切って対応することでアプローチの
精度が上がり、有効コンタクト数が増えました。何より、直近では受注も生まれています。
お客様の細かいニーズの聴取もできるようになりました。
費用対効果の面でも手応えがあります。従来はリスト内のノイズを架電前に確認する作業がありましたが、KIJIではそもそもノイズを省いた上でエクスポートできます。しかもエクスポートは無制限のため、案件ごとにリストを作り直しても追加コストがかからないのは利活用の場面を広げやすいですし、案件数の多い弊社としては大きな貢献ポイントです。
ー 今後の展望をお聞かせください。
二宮様:弊社は今後も、営業代行という枠にとどまらず、コールセンター運用、EC運用、SNS運用、
人材派遣・紹介、物流倉庫までを含めたグループ全体でお客様の事業成長を支える「総合支援型」の
パートナーであり続けたいと考えています。
その中で、KIJIのようなAIを活用した営業データ基盤は、私たちにとって欠かせないインフラになりつつあります。
今後は大手企業だけでなく、地方の中小企業まで含めたより幅広いお客様に精度の高いアプローチを
届けていきたいと考えており、KIJIのデータ網羅性とAIによる分析力にはさらに期待しています。
営業リストの作成やリサーチ業務に工数の悩みを抱える企業の方には、勘や経験だけに頼るのではなく、データとAIを味方につけることで、営業の「量」と「質」を両立できる時代になってきていることをお伝えしたいです。私たちもその変化を実践しながら、これからもお客様に選ばれ続ける営業支援
会社であり続けます。

各種URL
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会社概要
会社名:DATAZORA株式会社
設立:2020年8月
所在地:東京都港区赤坂4丁目7-6
お問い合わせ:DATAZORA株式会社 kiji@datazora.com
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