公費によるHPVワクチンのキャッチアップ接種対象者に該当するかを調べることができる簡易ツールを公開
HPVワクチンの公費によるキャッチアップ接種無料期間終了まで残り10ヶ月(2025年3月末迄)を切りました。
ルナドクター株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役:近都真侑)は、生年月日から公費によるHPVワクチン(子宮頸がん等予防ワクチン)の無料キャッチアップ接種の対象者かどうかを確認できるツール(https://luna-dr.com/hpv-calc/)を公開しました。
HPVワクチンの無料キャッチアップ接種について
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性的接触を持つ女性の半数以上が生涯で少なくとも一度は感染するとされており、最も一般的な性感染症の一つです。このウイルスには100種類以上の型が存在し、そのうち約40種類が性的な接触によって伝播します。特に15種類ほどのハイリスク型HPVは、子宮頸がんの主要な原因とされており、他の種類のがんの発生にも大きく関与しています。
近年では、特に若い女性の間で子宮頸がんの発症が増加していると報告されていますが、HPVワクチンの接種率が低下していることも、この増加に関与している可能性が指摘されています。これに対処するためには、HPVワクチンの接種が有効であることが広く認識されております。HPVワクチンは、子宮頸がん等を引き起こす可能性が高いハイリスク型ウイルスだけでなく、低リスク型のウイルスによる感染を防ぐ効果も期待されています。
HPVワクチンについて、平成25年から令和3年まで副反応の懸念から国からの接種推奨が控えられていたため、定期接種の対象年齢(小学校6年生から高校1年生)で接種の機会を逃した方々がいます。このため、公平な接種機会を提供する「キャッチアップ接種」が公費で実施されることになりました。公費によるキャッチアップ接種期間は2025年3月末が期限となっています。子宮頸がんは、HPVワクチンの接種と子宮頸がん検診を定期的に受診することで、そのほとんどを予防できます。この機会に本ツールをご活用いただき、ご自身の未来のカラダについて考えるきっかけになれば幸いです。
ルナドクターについて
ルナドクター株式会社(以下、ルナドクター)は、オンラインでの医療システムの開発など、テクノロジーの力で医療現場の課題解決に取り組むヘルステックカンパニーです。従来の婦人科系医療は面倒なこと・煩わしいことが多く、女性たちの病気が見過ごされてきたことが課題と捉え、誰もがもっと身近に、もっと気軽に、安心して利用できる婦人科医療システム・サービス・商品を提供することを目指しています。2021年12月には婦人科に行かず自宅で簡単におりもの異常を検査できるサービス『FemCHECK(フェムチェック)』を発売開始しています。
代表メッセージと会社概要
これまで婦人科医として勤務する中で、従来の婦人科系医療は面倒なこと・煩わしいことが多く、女性たちの病気が見過ごされてきたことに課題を感じていました。婦人科系医療にまつわる煩わしさを徹底的に排除し、誰もがもっと身近に、もっと気軽に、安心して利用できる婦人科医療システム・サービス・商品を提供すべく、ルナドクターを設立しました。ルナドクターは、多くの女性がココロもカラダも元気な社会を実現できるよう、今後もサービスを展開してまいります。
ルナドクター株式会社
代表取締役:近都 真侑(きんつ まさゆき)
所在地:〒210-0006 神奈川県川崎市川崎区砂子2-1-7太陽軒ビル5階
事業内容:ヘルスケアのDX、コンサルティング、検査代行など
ウェブサイト:https://company.luna-dr.com/
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