ペット（犬、猫）を対象とした N-NOSE®の臨床研究論文が「Biochemistry and Biophysics Reports」に掲載されました
株式会社HIROTSUバイオサイエンス（本社：東京都千代田区、代表取締役：広津崇亮 以下「当社」）は、当社がサービス提供する線虫がん検査「N-NOSE」の技術を応用した
犬や猫のためのがん検査の研究・開発を行っており、本件に関する臨床研究論文がこのたび科学誌「Biochemistry and Biophysics Reports」に掲載されましたのでお知らせいたします。
犬や猫のためのがん検査の研究・開発を行っており、本件に関する臨床研究論文がこのたび科学誌「Biochemistry and Biophysics Reports」に掲載されましたのでお知らせいたします。
当社が研究・開発する線虫がん検査「N-NOSE（エヌノーズ）」は、線虫という生物の優れた嗅覚をセンサーに用いた世界初のがんの一次スクリーニング検査です。
このたび、当社の「N-NOSE」がペット（犬・猫）にも応用できる技術であることを示す実験結果をまとめた臨床研究論文「A new detection method for canine and feline cancer using the olfactory system of nematodes」（*1）が、科学雑誌「Biochemistry and Biophysics Reports」に掲載されました。これは、アニコム損害保険会社および国内11の動物病院との共同研究の成果です。
「N-NOSE」は尿を検体とするため非侵襲であり、がんを高精度に検知する嗅覚を持ちながらも飼育コストが安い線虫をセンサーに用いるため検査価格が抑えられる点が特長です。
当社は、犬や猫の身体的負担やストレスを最小限に抑えるとともに飼い主の方の経済的負担軽減も考慮した ペット用がん検査の早期実用化を目指して、引き続き研究・開発を進めてまいります。
（*1）A new detection method for canine and feline cancer using the olfactory system of nematodes - ScienceDirect
現在、ペットのために定期的にがん検査をすることは一般的ではなく、病状が進行してから発覚するケースが少なくありません。病気が重くなるほど医療費が膨らむことが予想されますが、ペットには公的医療保険がないため、飼い主の方は心理的な不安だけでなく経済的な心配も抱えることになりかねません。
ペットのがんも人と同様に早期発見・早期治療できれば根治が望め、余分な支出を抑えることに繋がるため、当社は一日も早いペット用「N-NOSE」の実用化を目指します。
（*2）B. Biller, J. Berg, L. Garrett, D. Ruslander, R. Wearing, B. Abbott, M. Patel, D. Smith, C. 251 Bryan, 2016 AAHA Oncology Guidelines for Dogs and Cats, J Am Anim Hosp Assoc 52 (2016) 252 181-204. 10.5326/JAAHA-MS-6570.
① 簡便：健康診断と同じく、わずかな尿で検査可能
② 安価：線虫の飼育コストが安いため、検査料金を安価に提供可能
③ 精度：感度は 86.3％（*3）
④ 早期発見：早期がん（ステージ０、Ⅰ）にも反応
⑤ 非侵襲：尿で検査できるので、痛みなどの苦痛を伴わない
⑥ 全身網羅的：一度の検査で全身（*4）のがんリスクを調べることが可能
（*3）日本がん予防学会（2019 年 6 月）、日本人間ドック学会（2019 年 7 月）、日本がん検診・診断学会（2019 年 8 月）で発表のデータより
（*4）線虫が反応することが分かっているがん種：
胃、大腸、肺、乳、膵臓、肝臓、前立腺、子宮、食道、胆嚢、胆管、腎、膀胱、卵巣、口腔・咽頭（15 種類）
所在地 東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート
代表者名 代表取締役 広津 崇亮
設立年月 2016年8月
主な事業内容 線虫および線虫嗅覚センサーを利用したがん検査の研究・開発・販売
コーポレートサイト https://hbio.jp
N-NOSE®サービスサイト https://lp.n-nose.com/
このたび、当社の「N-NOSE」がペット（犬・猫）にも応用できる技術であることを示す実験結果をまとめた臨床研究論文「A new detection method for canine and feline cancer using the olfactory system of nematodes」（*1）が、科学雑誌「Biochemistry and Biophysics Reports」に掲載されました。これは、アニコム損害保険会社および国内11の動物病院との共同研究の成果です。
「N-NOSE」は尿を検体とするため非侵襲であり、がんを高精度に検知する嗅覚を持ちながらも飼育コストが安い線虫をセンサーに用いるため検査価格が抑えられる点が特長です。
当社は、犬や猫の身体的負担やストレスを最小限に抑えるとともに飼い主の方の経済的負担軽減も考慮した ペット用がん検査の早期実用化を目指して、引き続き研究・開発を進めてまいります。
（*1）A new detection method for canine and feline cancer using the olfactory system of nematodes - ScienceDirect
- 【本研究の目的と意義】
現在、ペットのために定期的にがん検査をすることは一般的ではなく、病状が進行してから発覚するケースが少なくありません。病気が重くなるほど医療費が膨らむことが予想されますが、ペットには公的医療保険がないため、飼い主の方は心理的な不安だけでなく経済的な心配も抱えることになりかねません。
ペットのがんも人と同様に早期発見・早期治療できれば根治が望め、余分な支出を抑えることに繋がるため、当社は一日も早いペット用「N-NOSE」の実用化を目指します。
（*2）B. Biller, J. Berg, L. Garrett, D. Ruslander, R. Wearing, B. Abbott, M. Patel, D. Smith, C. 251 Bryan, 2016 AAHA Oncology Guidelines for Dogs and Cats, J Am Anim Hosp Assoc 52 (2016) 252 181-204. 10.5326/JAAHA-MS-6570.
- 【参考】線虫がん検査「N-NOSE」（エヌノーズ）について
① 簡便：健康診断と同じく、わずかな尿で検査可能
② 安価：線虫の飼育コストが安いため、検査料金を安価に提供可能
③ 精度：感度は 86.3％（*3）
④ 早期発見：早期がん（ステージ０、Ⅰ）にも反応
⑤ 非侵襲：尿で検査できるので、痛みなどの苦痛を伴わない
⑥ 全身網羅的：一度の検査で全身（*4）のがんリスクを調べることが可能
（*3）日本がん予防学会（2019 年 6 月）、日本人間ドック学会（2019 年 7 月）、日本がん検診・診断学会（2019 年 8 月）で発表のデータより
（*4）線虫が反応することが分かっているがん種：
胃、大腸、肺、乳、膵臓、肝臓、前立腺、子宮、食道、胆嚢、胆管、腎、膀胱、卵巣、口腔・咽頭（15 種類）
- 【HIROTSUバイオサイエンスについて】
所在地 東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート
代表者名 代表取締役 広津 崇亮
設立年月 2016年8月
主な事業内容 線虫および線虫嗅覚センサーを利用したがん検査の研究・開発・販売
コーポレートサイト https://hbio.jp
N-NOSE®サービスサイト https://lp.n-nose.com/
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