「ロイヤルアングラー賞 2026」受賞者のご案内
(一社)日本釣用品工業会(所在地:東京都中央区 会長:大村一仁)では、2008年度より、経済・文化・芸能・スポーツなど各界でご活躍の方々の中から、釣りに造詣が深く、趣味として愛好されている方、また釣りおよび釣り文化の発展に寄与されている方を毎年選出し、感謝の意を込めて「ロイヤルアングラー賞」として表彰しております。
2026年は、俳優の 藤木直人(ふじき・なおひと)氏 を選出し、表彰いたしました。
つきましては、報道関係者の皆様にはご多忙のことと存じますが、貴紙にてご紹介賜りますようお願い申し上げます。
※「釣りフェス2026」の日本釣用品工業会ブースにて受賞者紹介パネルを展示いたします。

■藤木直人(ふじき・なおひと)さん プロフィール
俳優・ミュージシャン。千葉県出身。1995年に俳優デビュー後、数々のドラマや映画、舞台に出演。知的で爽やかな印象と確かな演技力で幅広い世代に支持されている。
また、音楽活動にも積極的に取り組み、俳優・アーティストとして多彩な表現活動を続けている。多忙な日々の中でも自然を愛し、趣味の「釣り」を通じて心身のバランスを取っているという。俳優仲間にも釣りの楽しさを広める“釣り伝道師”としての一面も持つ。

■藤木直人さん インタビュー
――釣りを始めたきっかけ
子どもの頃、近所の川で「鯉が釣れる」と聞き、団子釣りに挑戦したのが最初の出会いでした。ただ、当時は教えてくれる人もおらず、まったく釣れなくて。「釣りって難しいな」と感じた記憶があります。それからしばらく釣りから離れていましたが、音楽活動で地方に行くようになってから、釣り好きなバンドメンバーやスタッフに誘われて再び竿を握りました。そこから徐々に興味を持つようになり、YouTubeで釣りを勉強するようにもなりました。

その中で九州を拠点に活動しているYouTuberの「釣りいろは」のファンになり直接連絡を取って、九州まで行ったりして、動画にも出させていただきました。玄界灘・七里ヶ曽根での鯛や青物との出会いは、今でも忘れられません。
釣りは、一人で始めようとすると少しハードルが高いかもしれません。だからこそ、最初に「優しく教えてくれる誰か」の存在がとても大切だと思います。僕も、後輩の俳優たちに「釣りをやってみたい」と言われると、ボートを手配して一緒に海へ出ます。
――好きな釣り・対象魚
今は東京湾がホームグラウンドです。季節ごとの旬の魚を狙い、釣った魚は必要な分だけ持ち帰って自分で捌きます。釣りの後は、その魚を食卓に並べて、仲間と「今日の釣り話」で盛り上がる。僕にとっては、そこまでが“釣り”の楽しみなんです。
最近は、東京湾の海の変化も感じています。タチウオが一年中釣れるようになったのは嬉しいですね。調理も簡単で本当に美味しい。
これからもいろいろな魚にチャレンジしたいと思っていますが、陸っぱりのシーバス釣りが僕の原点なので、シーバスには特別な思い入れがあります。なので自己記録の77cmを超えるシーバスは狙いたいです。
――釣りの魅力
何よりも、魚が掛かった瞬間の“生命が伝わる感覚”。 静寂の中から一瞬で竿先に命が宿るあの瞬間は、言葉では言い表せないほどの興奮です。
だから僕は、よりダイレクトにその感触を味わえるルアー釣りが好きですね。
夏に子どもが小さかった頃、一緒にカブトムシやクワガタを採りに行ったりしました。昆虫採りも自然の偉大さを肌で感じますよね。でも、釣りはそれをさらに大きなスケールで感じられる。海の中には、想像もつかないほど多くの生き物がいて、その生命力に触れるたびに「自然って本当にすごい」と思います。自然の豊かさ、命のつながりを感じられるのも釣りの大きな魅力です。
そして、もうひとつの楽しみは“道具選び”。
魚種ごとに専用タックルがあり、「このルアーが釣れる」と聞くと、つい手に取ってしまいます(笑)。
仕事が忙しく、今は月に1〜2回行けるのが精一杯ですが、いつかもう少し自由な時間ができたら、海外の海にも挑戦してみたいですね。

釣りは、自然と向き合い、自分とも向き合う時間。
そして、人と人をつなぐ素晴らしい趣味です。 このような賞をいただけたことを励みに、これからも釣りの楽しさを多くの人に伝えていけたらと思います。
■藤木さん 釣り写真




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