製造現場DXプラットフォーム「Smart Craft」、多言語対応機能をリリース
生成AIを活用し、英語・中国語など9か国語対応を短期間で実現
株式会社Smart Craft(本社:東京都渋谷区、代表取締役 浮部史也、以下「当社」)は、製造現場DXプラットフォーム「Smart Craft」の機能として、外国人労働者の生産性向上を目的とした多言語対応機能を新たにリリースしたことをお知らせします。今回のアップデートにより、外国人労働者が業務内容を正確に理解・実行できる環境が整い、作業ミスの削減や教育工数の最小化といった効果が現場で実感されています。

■生成AIを活用し、短期間で高精度な多言語対応を実現
今回の多言語対応では、日本語に加え、英語、中国語(簡体字)、インドネシア語、ベトナム語、タイ語、タガログ語、ポルトガル語、スペイン語、チェコ語の9言語が選択可能になりました。

生成AIを活用することで、翻訳精度の高いインターフェースを短期間で構築することができました。従来は多言語対応の実現に多くの人的コストや期間を要していましたが、生成AIの導入により、文脈に応じた自然な翻訳や現場特有の表現にも柔軟に対応でき、限られた期間で実用性の高い機能を実現しています。こうしたAI活用は、今後のさらなる言語拡充や機能改善の基盤としても活かされていきます。
■開発の背景

日本の製造現場では、コロナ禍を経て外国人労働者数が再び増加傾向となり、直近10年で倍増しています。これに伴い、言語の壁による作業ミスや教育コストの増加が大きな課題となっています。
さらに、製造業全体でグローバル展開が加速する中、海外拠点を含む多国籍な現場においても、多言語対応のニーズが急速に高まっています。
こうした課題と現場の声を受け、Smart Craftでは、多国籍人材が正確に業務を理解・実行し、本来の力を発揮できる環境を実現するため、多言語対応機能の開発に至りました。現在すでに、複数の大手製造業で本機能が活用され、効果を上げています。
■導入企業の声:Tier1自動車部品メーカー様
・通訳では専門用語が正確に伝わらないことがありますが、Smart Craft多言語対応により正しい意味で画面に表示されるため、意図が確実に伝わり、教育工数の低減につながっています。
・多言語対応だけでなく直感的な操作性もあわせて、外国人実習生の負担が低減され、業務効率の向上につながっています。
■今後の展望
今後も、対応言語の拡充に加え、翻訳精度の向上にも取り組むことで、多国籍人材が安心して活躍できる環境を整備してまいります。また、さらなる機能改善を重ねることで、製造現場におけるDXの推進を支援してまいります。
■製造現場DXプラットフォーム「Smart Craft」について
Smart Craftは、製造現場の工程管理、品質管理、集計・分析といった一連の業務プロセスをタブレットやスマートフォンなどのモバイル端末を活用しデジタル化できる国産初のSaaS型のMESです。これまで紙やExcel等で行ってきた製造現場のアナログ業務をデジタル化することで、現場状況をリアルタイムで見える化し、製造データを一元集約します。Smart Craftの提供を通じて製造現場のDXを支援します。
サービスサイト:https://smartcraft.jp/
■株式会社Smart Craft 会社概要
株式会社Smart Craftは「モノづくり産業のニュースタンダードを創る」をミッションに、テクノロジーを駆使したスマートなモノづくり・働き方を推進するソリューションを提供しています。経済産業省「2024年版ものづくり白書」掲載。
会社名:株式会社Smart Craft
所在地:東京都渋谷区初台1-51-1 初台センタービル
代表者:代表取締役 浮部 史也
設 立:2021年6月15日
事業内容: 製造現場DXプラットフォーム「Smart Craft」の開発・提供
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像