ヘッジホッグ・メドテック、累計2,200万DL・日本最大の頭痛予測アプリ*「頭痛ーる」をベルシステム24から買収。同時に資本業務提携に合意

2,200 万ダウンロードの“気象 × 頭痛”予測アプリ*が、日本初の「頭痛総合プラットフォーム」へ進化

株式会社ヘッジホッグ・メドテック(本社:東京都文京区、代表取締役 CEO 川田裕美、以下「当社」)は、本日、株式会社ベルシステム24(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員 梶原 浩、以下「ベルシステム24」)が運営する頭痛予測アプリ*「頭痛ーる」および関連サービス一式を買収することで基本合意いたしました。事業承継に関する手続き等を経て、2025 年 10 月末までに譲受を完了する予定です。

譲受対価の一部として株式を交付し、資本業務提携に合意

今回の譲受対価の一部として、当社はベルシステム24の親会社である株式会社ベルシステム24ホールディングスに新株を発行し、同社は当社の株主となります。また当社とベルシステム24は同日付で業務提携契約を締結し、当社の既存事業拡大にベルシステム24が協力するとともに、新規サービスの共同開発も検討してまいります。未上場スタートアップが株式を対価として大企業から事業を買収するケースは未だ国内で例が少ないものの、両社の長期的なパートナーシップを構築する新たな協業モデルとして相互の事業発展に寄与するものと考えております。

本取引の背景と狙い

日本には約 4,000 万人の慢性頭痛患者が存在し、年間数千億~数兆円規模の経済損失が指摘されています。「頭痛ーる」は 2013 年の公開以来、気圧変化を起点とした頭痛・体調変化に着目した独自性を強みにユーザーを拡大し、累計 2,200 万ダウンロードを突破、月間アクティブユーザー(MAU)は約 120 万人に上る頭痛・気象病の領域で日本に類を見ない規模のモバイルアプリです。

同アプリはこれまで、日常生活におけるユーザーの手軽で自主的なヘルスケア対策支援に特化してきましたが、専門的な診療·治療を必要とする利用者を適切な医療サポートにつなぐ仕組みは十分ではありませんでした。当社は治療用アプリや診断機器等のプログラム医療機器(SaMD)を開発し、医療領域でもプレゼンスを持つ医療系スタートアップです。今回の買収を通じ、双方のアセットを融合することで、「予報・記録・診断・治療」をすべて提供する、日本初の頭痛総合プラットフォーマーとなります。

頭痛ーるサービスの提供内容

「頭痛ーる」は事業承継後も現在と変わらずご利用いただけます。アカウントや登録データはそのまま引き継がれ、利用可能な機能や価格も変更なくお使いいただけます。

今後は、日常生活における体調管理をサポートする既存機能に加え、頭痛領域に特化した医療機関やオンライン診療サービスとの連携を順次拡充していく予定です。

第一弾として、頭痛に特化したオンライン診療サービス「頭痛ーるドクター(仮称)」の展開を予定しています。アプリ内に設置されるリンク等を通じて、医師による診療にスムーズにつながる仕組みを整えていきます。今回のサービス連携により、これまでなかなか診療に足が向かなかった方、忙しくてついつい後ろ倒しになってしまっている方、医療アクセスの限定的な方により広い選択肢をご提示することが可能になると考えております。

今後も、利用者の皆さまにとって身近に医師へ相談できる選択肢を広げていけるよう、新たな機能や提携の準備を進めてまいります。

今後の機能改善計画(予定/抜粋)

2025年下期 オンライン診療サービス「頭痛ーるドクター(仮称)」リリース(上記)

2026年上期 オンライン頭痛相談サービス連携開始、「痛みノート」の診療連携強化

2026年下期 個人別の頭痛AI解析機能の強化版リリース

*)頭痛ーるは、気圧等の気象情報に基づき、頭痛が発生しやすいタイミングをアラートとして通知するものであり、利用者の個別の健康状態を踏まえた予測・診断や、特定の疾患の発症リスク等の予測・判断を提示するものでもありません。

資本業務提携の概要

資本提携

  • 事業承継の対価として株式を発行し、ベルシステム24ホールディングスが株主として参画

業務提携

  • ベルシステム24における当社サービスの利活用・トライアルの実施

  • ベルシステム24の事業ネットワーク等を活用した当社サービスの展開支援

  • 頭痛・医療領域での新規事業・サービスの共同開発

コメント

株式会社ベルシステム24 BPO事業開発本部 本部長 宮本友樹

ベルシステム24は本取り組みを通じて、ヘッジホッグ・メドテック様と新たな事業領域拡大に向けた協業体制を構築しました。今後は、同社が展開するプログラム医療機器(SaMD)事業と連携し、“頭痛総合プラットフォーム”の構築を目指します。慢性頭痛に悩む約4,000万人の生活の質向上と、医療アクセス格差の解消に貢献することで、社会的意義の高いヘルスケアエコシステムの創出に両社で取り組んでまいります。

株式会社ベルシステム24 BPO事業開発本部 コンテンツ事業部 事業部長 岩⾒統之

本取り組みは、「頭痛ーる」ユーザーの皆さまにとって有益となる取り組みであるだけでなく、頭痛領域における医学の進歩にも寄与できる取り組みになると確信しています。 日本に留まらない、世界に向けたサービス展開をヘッジホッグ・メドテック様と一緒に進めて参りますので、引き続き「頭痛ーる」ご愛顧のほど宜しくお願い致します。

株式会社ヘッジホッグ・メドテック 執行役員COO 脇孝志

「頭痛ーる」は、長年にわたり頭痛に悩む多くの方々に寄り添ってきたサービスであり、ユーザーにとって日常生活の“ライフライン”ともいえる存在です。当社はこの強固な基盤を引き継ぎ、医療領域での知見・技術と掛け合わせることで、より多くの患者さんに新しい選択肢を提供していきます。世界的にも稀有な「疾患特化型の総合プラットフォームサービス」を実現し、日本における頭痛対策の標準を変えていく挑戦に取り組んでまいります。

株式会社ヘッジホッグ・メドテック 取締役CFO 石坂洋旭

今回の取引は、未上場スタートアップが株式を対価として大企業から事業を譲り受けるという、国内でも極めて稀有なスキームであり、資本・事業の両面で新しい協業モデルを示すものです。単なる買収にとどまらず、両社が長期的なパートナーとして成長をともに描ける点に、大きな意義を感じています。今回の挑戦は頭痛の「日常」「診断」「治療」をつなぐことで新たな診療体験をつくるだけでなく、日本が世界の頭痛研究をリードするための大きな一歩となります。 この挑戦を支えてくださったベルシステム24の皆様、既存株主の皆様に心から感謝し、今後の一層の成長を進めていきたいと思います。

株式会社ヘッジホッグ・メドテックについて

ヘッジホッグ・メドテックは、生活への影響が大きく、就労世代の患者が多い頭痛領域において、日本初となる治療用アプリの開発、頭痛AI診断機器の開発、疾患啓発・改善プログラムなど、頭痛領域における統合的なソリューションを提供しています。

採用について

ヘッジホッグ・メドテックでは、日本初の頭痛総合プラットフォーマーとして事業展開をともに進める仲間を積極的に募集しています。ご興味をお持ちの方はぜひ採用ページもご確認ください。

採用ページ:https://h-medtech.notion.site/recruit

『頭痛採用』特設ページ:https://h-medtech.notion.site/headache-recruitment

本件に関するお問い合わせ

株式会社ヘッジホッグ・メドテック 担当:石坂/脇

E-mail:hm_pr@h-medtech.com

会社名:株式会社ヘッジホッグ・メドテック

所在地:東京都文京区後楽二丁目3番21号住友不動産飯田橋ビル

代表者:代表取締役CEO 川田裕美

設立:2021年10月

事業内容:頭痛領域におけるアプリ開発・診断機器開発・啓発活動など

URL:https://h-medtech.com/

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会社概要

URL
https://h-medtech.com/
業種
医療・福祉
本社所在地
東京都文京区後楽二丁目3番21号 住友不動産飯田橋ビル 3階 Room1
電話番号
-
代表者名
川田裕美
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2021年10月