ミダス財団とリディラバ、体験格差解消に向けた協働プロジェクトを開始
公益財団法人ミダス財団(所在地:東京都港区、代表:吉村英毅、以下「ミダス財団」)と、株式会社Ridilover(所在地:東京都文京区、代表取締役:安部敏樹、以下「リディラバ」)は、日本国内における子どもの体験格差の解消を目指すコンソーシアムの立ち上げおよび調査研究に向け、協働プロジェクトを立ち上げたことをお知らせいたします。
家庭状況や生活している地域といった様々な背景の違いにより、子どもたちの体験機会に格差が生じているという実情を受け、協働プロジェクトは「すべての子どもたちが良質な体験を享受できる社会」を目指してまいります。
活動概要
本年(2025年)は、以下の2軸を中心に活動を展開します。
体験格差に関するコンソーシアムの立ち上げ
行政・自治体、研究者、子ども支援NPO、企業等、体験格差の是正に関心を持つ多様なステークホルダーが集まり、多様な観点から議論・実践知の共有や発信を行うコンソーシアムを設立します。
体験格差に関する調査研究の実施
子どもの体験格差の実態や体験の効果に関する調査を実施し、政策提言や体験格差解消に向けた支援を行う組織が活用可能な知見を蓄積・共有していきます。
今後の展望と協力団体の募集
2025年は、本取り組みの初年度として、コンソーシアムの基盤構築および調査活動に重点的に取り組みます。来年度以降も活動を継続・拡大していく予定です。
本取り組みは、特定の一組織のみで完結するものではなく、体験格差を社会全体の課題として捉え、さまざまな主体が連携・協働して取り組むことが不可欠であると考えております。ミダス財団およびリディラバは、志を同じくする多様なステークホルダーの皆様と連携し、子どもの体験格差が解消される社会の実現に向けて着実に歩みを進めてまいります。

【公益財団法人ミダス財団について)】
ミダス財団は、「世界中の人々が人生の選択を自ら決定できる社会」というビジョンのもと、社会課題解決に向けた事業を展開している財団です。2019年の設立以来、あらゆる人が等しく機会を得られる世界を目指し、国内外で子どもたちの支援、教育、貧困問題といった福祉分野での活動を行っています。
【株式会社Ridilover(リディラバ)について】
リディラバは「社会の無関心の打破」を理念として、2009年に設立、後に法人化。教育旅行事業、企業研修事業、メディア・コミュニティ事業の他、社会課題解決に向けた資源投入を行なう事業開発・政策立案事業も手掛けています。設立以来15年間、400種類以上の社会課題に関わる各事業を実施してきました。
2023年からは「子どもの体験格差解消プロジェクト」の運営事務局を担当し、経済的困窮や不登校など厳しい境遇にある子どもたちへの具体的な体験機会を提供しています。ミダス財団との協働プロジェクトにより調査研究や社会的な議論の醸成を進め、体験格差解消に向けた取組を一層強化してまいります。
【本件に関するお問い合わせ】
公益財団法人ミダス財団
お問合せ先:https://midas-foundation.org/contact
株式会社Ridilover
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