日本YEG 第22回ビジネスプランコンテスト受賞者発表
ビジネスの未来を切り開く、歴史あるコンテスト。今年も若手経営者ならではの新アイデアが生まれる。
日本商工会議所青年部(日本YEG)は、第22回目ビジネスプランコンテストを開催し、2025年2月15日(土)に行われた「第44回全国大会 ほとめきFUKUOKAくるめ大会」の記念式典で受賞者を発表しました。
受賞者一覧
今回は新規事業部門、既存事業部門に分けエントリーを受け付け、各部門からグランプリ、準グランプリを選出。加えて、グランプリ受賞者2名の中から、日本商工会議所会頭賞(総合グランプリ)、日本YEG会長賞を決定した。
日本商工会議所会頭賞(既存事業部門グランプリ)
株式会社ワイルドボア 代表取締役 藤村敬子 氏(愛知県 瀬戸YEG)
「日常に和の彩り 爪先にアートを 美容×伝統工芸で広がる幸せの連鎖」
藤村氏のプランは、**「成長性」「独自性」「市場性」「社会性」「地域性」「実現性」「採算性」**の7つの審査項目(各10段階評価、70点満点)で高得点を獲得しました。


日本YEG会長賞(新規事業部門グランプリ)
ミライコネクト株式会社 代表取締役 平川学 氏(三重県 松阪YEG)
「天ぷら油から造る地球環境に優しい燃料『リーゼル』」

新規事業部門準グランプリ
中田建設株式会社 代表取締役専務兼営業本部長 中田 光 氏(秋田県 秋田YEG)
「生前に全ての手続きを終える海洋散骨 ~心配なく迎える人生のエンディングを故郷の海で~」

既存事業部門準グランプリ
株式会社エスツー 代表取締役 須藤晃平 氏(秋田県 秋田YEG)
「MATAGISNIPERS
早く高齢者になりたい世界を作る~『かっこいい』で世界を変えるマタギスナイパーズの挑戦~」
受賞者インタビュー
◯日本商工会議所会頭賞(既存事業部門グランプリ)を受賞した藤村氏
「とても嬉しいです!商品には自信がありますが、伝統工芸の要素をどのようにプレゼンするかに苦労しました。今後は全国の伝統工芸、地域のデザインの要素を取り入れていきたいので、各地YEGの皆様の力を借りて取材に伺いたいと思っています。また、このコンテストで出会った皆様とも今後ビジネスで繋がっていけると思っています。これからこのコンテストに参加される方、絶対に挑戦したほうがいいです!」と喜びを語った。
◯日本YEG会長賞(新規事業部門グランプリ)を受賞した平川氏
「コンテストに向けて12月から商工会議所青年部のメンバーとプランの準備をしてきたのでお礼を伝えたいです!その活動を支えてくれた家族にも早くお礼を伝えたいなと思います!地元の三重県玉城町にも本事業を知ってもらい、自治体からのバックアップを受けながら進んでいければいいなと思います。」と今後の展望を語った。
◯新規事業部門準グランプリを受賞した中田氏
「正直、嬉しさ半分、悔しさも半分あります。しかし、ファイナリストとして登壇でき、すごく頑張ってやってきて良かったです!今後のプラン実現に向けて、色々な方々と縁ができたので、連携していきたいと思っています。」と今後の展望を語った。
◯既存事業部門準グランプリを受賞した須藤氏
「悔しい思いもありますが、日本中にマタギスナイパーズの名前を広めることができたので良かったです!講師の先生、サポーターさん、研修委員会の皆さんが近くで寄り添ってくださったので、緊張が取れ、自分のプランとしっかり向き合うことができました!これから本コンテストに参加される方は、怖がらず安心してエントリーしてほしいです。」と喜びを語った。
今年度のビジネスプランコンテストの目的・概要
今年度、22回目を迎えたビジネスプランコンテストは、既存事業のブラッシュアップや新規事業の検討を通じ、永続的に発展する企業を創出することを目的に開催。
エントリーした80名の中から、一次審査を通過したプランナー20名が、令和7年1月25日~27日の3日間にわたり沼津商工会議所で開催したブラッシュアップ研修会に参加。その後1月27日の最終審査会に臨んだ。
ビジネスプランを具現化するブラッシュアップ研修会
20名のプランナーが、中小企業診断士のアドバイスを受けながら、ビジネスプランの実現に向け、3日間をかけてプランを磨き上げていくブラッシュアップ研修会。
研修会の参加者からは「自らのプランが想像以上に素晴らしい事業だったと気づくことができたと同時に、違う目線でのアドバイスも多くいただきとても勉強になった、今後のプラン実現に繋げていきたい。」との声が聞かれた。
緊張感あふれる最終審査会では、でき上がったビジネスプランをプレゼンテーションし、審査員がグランプリ・準グランプリを選定した。
最終審査員
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小澤 元樹 氏(関東経済産業局 産業部長)
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菅野 慶大 氏(日本商工会議所 中小企業振興部 主任調査役)
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紅野 正裕 氏(沼津商工会議所 会頭)
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五十嵐 邦延 氏(株式会社日本政策金融公庫 沼津支店 支店長)
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嶋 晃司 氏(株式会社静岡新聞社 東部総局 局長)
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吉川 裕太 氏(日本商工会議所青年部 会長/吉川税理士事務所 所長)
日本YEG運営方針(研修)
新市場進出や事業転換などを行う事業再構築や、新たな考え方や新技術によってビジネスの新しい価値創造を目指すイノベーション創出など、自企業を永続させるために、私たちは自ら経営のあり方を変化させねばならない時を迎えています。時勢に合ったビジネスプランコンテストやブラッシュアップ研修会を企画し、YEGメンバーの新規事業立案を後押しします。
学びと研鑽の機会を提供し、地域と国を超えたビジネス展開へ
日本YEG ビジネスプランコンテストは、商工会議所青年部(YEG)会員企業の発展、既存事業のブラッシュアップ、派生事業の創出、新規事業の立案を支援し、多面的なフォローアップを通して、YEG会員同士が共に学び研鑽する場を創出することで、地域や国を超えたビジネス展開を後押ししている。
▼日本YEG(日本商工会議所青年部)とは
若手経営者・後継者の相互研鑽と資質向上、交流を通じて、企業の発展と豊かな地域経済社会を築くことを目的とした青年経済団体で、国内各地の商工会議所に設置。
全国組織である日本YEGは、昭和58年4月1日に発足。
日本YEG加入青年部数:416箇所
日本YEG会員数:約32,400名 (※2024年2月末現在)
令和6年度日本YEG会長 吉川裕太 所信全文・スローガンページ
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