【アメフト】フロリダキャンプ報告
得た知見をチームに還元し、日本一奪取を目指す
チーム強化プロジェクト「Gullsチャレンジ」の一環として11名の選手が参加した「フロリダキャンプ」の全日程が終了しました。参加したメンバーは1軒のアパートメントで共同生活を行いながら、午前中はトレーニングに、午後はリカバリーや自主練習に取り組みました。
トレーニングを行った「 D1 トレーニング フォートマイヤーズ」(D1 Training Fort Myers )はNFLで活躍するWRのサミー・ワトキンス(Sammy Watkins)選手、元NFL選手のジェイレン・ワトキンス(Jaylen Watkins)氏、トレ・ボストン(Tre Boston)氏の3人がオーナーのジムです。ジムで、実際にジェイレン氏から直接指導を受けることができました。特に求められたのは「スピード」。重量を持てる強さだけでなく、それをアメリカンフットボールのプレーで発揮できるようにするコントロールとスピードを強化するメニューが行われました。日本で取り組んできたトレーニングとは違ったハードなメニューに、選手たちは疲労困憊ながらも互いに声を掛け合い、最後までやり遂げました。
今回のキャンプには塚田昌克アシスタントヘッドコーチと鈴木裕宣ストレングスコーチも帯同。指導者として本場のトレーニングの現場を学びました。選手、コーチがそれぞれ体験し身につけた内容をチームに還元し、チーム全体としてさらに成長できるよう、取り組んでいきます。
▶キャンプに参加したRB#29李 卓主将のコメント
今回のキャンプは、フロリダ州フォートマイヤーズのD1 トレーニングで5日間のプログラムに参加しました。
フットボールに繋がる動作を鍛えるパフォーマンストレーニング、ポジション毎に専門的な技術を訓練するスキルトレーニング、フィジカル強化を目的としたウエイトトレーニング、体幹や体力向上のためのコンディショニングトレーニングを毎日3時間、みっちり行いました。
D1 トレーニングのように、プロアスリートやカレッジで活躍する選手がオフシーズンのトレーニングとして利用する施設が、アメリカには数多くあります。さらに、ここではプロに限らず、子どもから大人まで、一般向けのプログラムも設けられています。ラダーやスレッドといったトップアスリート顔負けのトレーニングを一般の方が行っている様子は、日本ではなかなかできない、見慣れない光景です。
今回通った施設は、NFL WRのサミー・ワトキンス(Sammy Watkins)選手、そして元NFL選手のジェイレン・ワトキンス(Jaylen Watkins)さんとトレ・ボストン(Tre Boston)さんの3人がオーナーのジムです。実際に、ジェイレンコーチにはスキルトレーニングで指導を受けることができ、最高峰の舞台で戦った本物の技術を学ぶ貴重な経験ができました。
ウエイトトレーニングでは、爆発力や瞬発力をより意識した内容が多く、参加した選手みんなで、アメリカ人選手ならではのダイナミックさの秘訣を体感することができたように思います。
なかなか調整がつかず参加したくてもできなかったメンバーもいたかと思いますが、参加したメンバーは全員自分から手を挙げ、仕事やプライベートもありながら時間をつくって参加しました。本場に行き、実際に見て、やってみて、感じたい、学びたい。それぞれの情熱があり、そんな素敵なメンバーとキャンプをともに過ごして切磋琢磨でき、とても充実した時間になりました。これからはこのメンバーで、キャンプでそれぞれが感じた感動や危機感を、使命感、責任感をもってチームに伝えていきます。
秋シーズンに向けてパワーアップするオービックシーガルズを楽しみにしていてください。
▶「フロリダキャンプ便り」
キャンプの様子は毎日、日替わりで選手がレポートしました。それぞれの視点で、写真とともにお伝えしています。最終回のレポートでは、指導をしてくださった「 D1 トレーニング フォートマイヤーズ」のコーチ陣からのメッセージ動画も公開しています。ぜひご覧ください。
https://seagulls.jp/news20230712/
▶「インスタライブ」アーカイブ
トレーニング3日目、Instagramで「インスタライブ」を行いました。施設の雰囲気やトレーニングの様子をご覧いただけます。
チーム活動は7/15(土)から再開、いよいよ秋シーズンに向けて始動します。あらゆる取り組みで強化を続けるオービックシーガルズの2023シーズンに、ぜひご期待ください。
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