【登壇レポート】monoDuki合同会社 鮫島歩が「TSUKUBA CONNÉCT #79」に登壇 〜教育現場DXとXR社会実装を加速させる取り組みを紹介〜

「全国の教育現場に広がる”未来の学び”」と題して、教育分野にて拡大するXR市場について登壇発表しました。

monoDuki LLC.

2025年8月20日、つくばスタートアップパークにて開催されたVenture Café Tokyo が運営するイノベーション促進/交流プログラム「TSUKUBA CONNÉCT #79 拡張される現実、交差する未来:XRがひらく社会実装のフロンティア」にて、monoDuki合同会社(以下:monoDuki)ディレクターの鮫島歩が登壇しました。

TSUKUBA CONNECT は、スタートアップの世界的拠点形成に向けた交流プログラムであり、茨城県によるスタートアップ支援の一環として取り組まれています。

#79のテーマ「XR領域の最先端研究や社会実装事例」に焦点を当てた本イベントにおいて、monoDukiの鮫島は、高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)に採択された学校を舞台に取り組んでいる教育支援について発表しました。

TSUKUBA CONNÉCT #79 拡張される現実、交差する未来:XRがひらく社会実装のフロンティア

「目の前にないはずのものが見える。」「触れられるはずのない体験がそこにある。」

XR(クロスリアリティ)がもたらすのは、そんな不思議で、どこか未来的な感覚です。かつてはSFの中に描かれていたこの技術は、いまや教育、医療、都市、アートなど、私たちの生活に密接に関わる領域で応用されはじめ、世界規模でその市場は急速に拡大しています。

ヘッドセットを通じた仮想空間だけでなく、現実空間そのものを重ね合わせて再構成する技術として、XRは“現実を拡張する”という言葉のとおり、体験と意味のあり方そのものに変化をもたらしつつあります。その進化の背景には、技術の成熟だけでなく、スタートアップから行政、大学、地域コミュニティに至るまで、多様な主体の参入と実験的な試みの広がりがあります。


こうした潮流の中でXRは「専門家だけの領域」から「社会と人の関係性を再構築するインターフェース」へと、その位置づけを大きく変えつつあります。それは、私たちの日常の延長線上にある、もうひとつの現実。今回はその“現在地”と“これから”を、立場の異なる多様な視点から見つめていきます。

夏休み特別企画として、XRの実機展示や体験ブースも多数登場予定。研究成果やプロトタイプ、XRならではの没入体験に、実際に「触れる」ことのできる機会が広がります。


現実の境界をやさしくひらくこの夜が、思考と感覚、テクノロジーと社会が交わる、小さなフロンティアとなるかもしれません。(公式ページより引用)

登壇の様子

高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)に採択された学校でMeta Quest導入が増加している事例を紹介し、先進的な教育環境の構築に尽力している自身の活動について発表しました。

デジタル人材育成の中で特に2つの領域に注力
教育現場で起きているXRの導入および活用について紹介

具体的な事例紹介では、教育現場で触れた生徒たちのXR領域に対する関心の高さに言及し、生徒の「やりたい」という自主性を重視した「次世代の学び」に向けた環境整備の実例として「学校法人希望が丘学園 鳳凰高等学校の取り組み」を紹介しました。

Meta Quest を使いこなす支援先教育機関の生徒写真
コメンテーターを交えた質疑応答

また、「Meta for Education」のサービス提供開始により、教育機関にとってXRデバイスの導入が容易になったこと。教職員の管理負担を軽減しつつ、没入型学習体験によって生徒の学びを深めることができる頼れるツールであることを取り上げました。

左から コメンテーター:芝原 暁彦さん = 地球科学可視化技術研究所CEO・博士(理学)・古生物学者 / 登壇者:鮫島 歩 = monoDuki LLC Director,XR & Digital Edutainment ・ XR Meetup Kagoshima 共同代表 / 登壇者:桑山 優樹さん = ワイクウーデザイン(株式会社桑山瓦) / コメンテーター:にー兄さん = 株式会社ホロラボ

この度の「TSUKUBA CONNÉCT #79」への登壇は、次世代の学びの環境整備を推進していくうえで、教育現場におけるXR・AIの活用事例を広く伝える重要な機会となりました。

つくばというイノベーション拠点に招待いただき、知見を共有し交流することで、参加者の皆様と地方かの社会実装を加速させる使命感を共有できたことは、これからの活動への大きな力となります。今後も関係者と連携し、XRが拓く新たな教育の未来を共に創造していきます。

イベントの様子

コメンテーター:地球科学可視化技術研究所CEO・博士(理学)・古生物学者 芝原 暁彦さん
登壇者:ワイクウーデザイン(株式会社桑山瓦) 桑山 優樹さん
XR実機展示:ワイクウーデザイン(株式会社桑山瓦) 桑山 優樹さん
XR実機展示:XRソリューション体験「XRegion」
XR実機展示:筑波大学システム情報工学研究群 いっちーさん
XR実機展示・交流エリア
科学トークエリア:XR関連の科学技術を紹介
交流エリア:教育関係者との懇談

※写真提供:TSUKUBA CONNÉCT #79 運営事務局
 イベントURL:https://venturecafetokyo.org/event/tsukuba-connect-79/

最後に

今後もmonoDukiは、XR・AI技術を活用した地域課題の解決と、高度なデジタル人材の育成に尽力してまいります。

特に教育分野においては、「Meta for Education」の活用を推進し、教職員の負担を軽減しながら、生徒一人ひとりが活躍できる学びの場を創出していきます。

monoDuki合同会社に興味を持っていただいた学校法人・企業様は下記のお問い合わせフォームからご連絡ください。法人様に限らず、「XR/AI技術の活用に興味がある」という方も、まずは気軽にお問い合わせいただけると幸いです。

・monoDuki合同会社 お問い合わせ

https://www.monoduki.com/meta/edu

monoDuki合同会社について

monoDuki合同会社は、現場DXの推進を軸に「リアルとデジタルが融合する空間共有の技術」=XR技術を活用した体験・業務の革新と、XR技術を活用・推進する人材育成を目指して2023年2月に創業しました。2024年から、DXハイスクール採択校の教育支援など、デジタル人材育成の事業を本格始動。メンバー全員、鹿児島出身(2025年8月現在)

コーポレートサイト:https://www.monoduki.com

最新情報     :https://www.monoduki.com/news

X         :https://x.com/monoDuki_inc

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会社概要

monoDuki LLC.

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URL
https://www.monoduki.com/
業種
情報通信
本社所在地
鹿児島県霧島市溝辺町崎森2800-70
電話番号
070-8334-0957
代表者名
村上将太郎
上場
未上場
資本金
-
設立
2023年02月