株式会社VOLTMIND、株式会社RUTILEAとAI技術の社会実装加速に向けた戦略的業務提携を実施

株式会社VOLTMIND

2025年6月12日 11時00分

株式会社VOLTMIND（本社：大阪府大阪市、代表取締役：北森聖士、以下当社）と株式会社RUTILEA（本社：京都府京都市、代表取締役：矢野貴文、以下 RUTILEA）は、AI分野における双方の事業成長と技術革新を目的とした戦略的業務提携を実施したことをお知らせいたします。

◼︎提携の背景と目的

デジタルトランスフォーメーションが各業界で急速に進む中、AI技術、特に生成AIの活用は企業成長の鍵となっています。

当社は、「電気（VOLT）が知能（MIND）を持つ」未来を見据え、独自のAIサーバー開発、業界特化型AI（「税務GPT」「薬科GPT」等）、AI駆動によるシステム開発、そして1万人規模の生成AIエンジニアコミュニティ支援を通じて、AI技術の実用化と普及を推進してまいりました。特に、最新の生成AIモデルを活用したシステム開発と、それを支えるハードウェア・ソフトウェアの最適化において高い技術力を有しています。

一方、RUTILEAは、「AIを簡単に。」をビジョンに掲げ、AIクラウド事業とバーティカルAI事業という２つのセグメントで構成するAIサービスを提供し、企業のAI導入におけるハードルを大幅に低減してまいりました。特に、AI福島データセンターを中心とした国内有数のGPU計算基盤を保有し、官公署や製造業など、幅広い産業におけるDX支援で豊富な実績と深い知見を蓄積しています。

この度の提携は、当社の持つ革新的なAIシステム開発力および生成AIエンジニア育成のノウハウと、RUTILEAの持つ強固なAI開発・運用インフラおよび豊富な顧客基盤を融合させることで、双方の強みを最大限に活かし、より付加価値の高いAIソリューションを迅速に市場へ提供することを目的としています。

◼︎具体的な協力内容と期待されるシナジー

高性能GPUリソースの活用と新規事業創出：RUTILEAの提供する高性能GPUリソースを活用することで、当社は大規模言語モデル（LLM）を含む先端AIモデルの研究開発、およびそれを活用した新規事業の構築を加速します。新規市場開拓を推進し、AI市場におけるリーダーシップを目指します。
生成AIエンジニアコミュニティの拡大と育成：RUTILEAのGPUリソースをはじめとするAIサービスを当社が連携する生成AIエンジニアコミュニティへ提供することで、実践的な学習機会を増やし、コミュニティの活性化と生成AI人材育成の加速を目指します。
開発力の向上と提案領域の拡大：両社の技術・ノウハウを組み合わせることで、IT企業をはじめ、官公署、製造業、建設業、医療、金融など、より幅広い業種へのAI DX提案が可能になります。
データセンター構築支援：当社は、RUTILEAのAI向けデータセンター構築において、Kubernetes（k8s）などのクラウドネイティブ技術に関する知見を提供し、インフラ設計・構築を支援します。

◼︎株式会社RUTILEA 代表取締役社長矢野貴文氏

生成AI分野で目覚ましい成長を遂げ、活発なエンジニアコミュニティを支援されているVOLTMIND様との提携は、弊社のミッションである「AIを簡単に。」をより多くのお客様に届けるための重要な一歩です。VOLTMIND様の持つ最先端のAI技術や開発力、そしてデータセンター構築における専門的なご支援は、弊社のサービスをさらに進化させるものと期待しております。両社の強みを掛け合わせることで、日本のAI市場全体の発展に貢献できると信じています。

◼︎株式会社VOLTMIND 代表取締役北森聖士

この度、AIインフラとプラットフォームの国内リーディングカンパニーであるRUTILEA様と戦略的業務提携を締結できたことを大変嬉しく思います。RUTILEA様の強力なGPUリソースとAI開発基盤は、当社の目指す「生成AI技術で人と社会の未来を切り開く」を大きく加速させるものと確信しています。本提携を通じて、生成AIエンジニアコミュニティの育成、革新的なAIソリューションの開発提供を一層強化し、お客様のAI DX推進に貢献してまいります。