AI技術が投稿先選定をサポート!Cabells「CompassAI」ベータ版をローンチ
33,000誌超のデータベースから最適な論文投稿先を瞬時に提案、ハゲタカジャーナルへの投稿回避もサポート

学術ジャーナル情報のプロバイダーである米国Cabells社(本社:テキサス州ボーモント、CEO:Lacey Earle)は、AI技術を活用した革新的な著者向けジャーナルマッチングツール「CompassAI」のベータ版をローンチしました。日本ではユサコ株式会社(本社:東京都港区)が国内総代理店として同サービスを提供いたします。
■ 論文投稿先選定の課題を解決する画期的なAIツール
研究者にとって適切なジャーナル選択は、研究成果の影響力や研究者自身のキャリアを左右する重要な判断です。一方で、近年「ハゲタカジャーナル」と呼ばれる悪質な学術誌が急増しており、適切な論文投稿先の選定はますます時間と労力を必要とする作業となっています。CompassAIは、このような課題を解決するために開発された最先端のAI搭載ツールです。研究者が論文の抄録をシステムに貼り付けるだけで、Cabellsの豊富なデータベースから最適な投稿先候補を瞬時にリストアップします。
■ 主な特徴と機能
1. 圧倒的なデータ量に基づく精密マッチング
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33,000誌以上のジャーナルデータベースを活用
※信頼できるジャーナル13,000誌以上(Journalytics Academic/Medicine)
ハゲタカジャーナル19,000誌以上(Predatory Reports)のデータを統合
2. 簡単操作で即座に結果表示
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論文抄録のコピー&ペーストのみの簡単操作
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AIが内容を解析し、最適なマッチング結果を提供
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ハゲタカジャーナルを自動的に除外
3. 研究分野横断の幅広いカバレッジ
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医学、生物学、物理学、数学、経済学、心理学など18分野に対応
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学際的研究にも対応可能な柔軟性
日本の研究機関にとって、CompassAIは以下の価値を提供します
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研究の国際的信頼性向上: ハゲタカジャーナルへの誤投稿を防止
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業務効率化: ジャーナル選定にかかる時間とコストを大幅削減
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若手研究者支援: 経験の少ない研究者でも適切な判断が可能
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機関ブランド保護: 所属機関の学術的評判を維持
■ 利用条件と今後の展開
ベータ版期間中(現在): Cabellsの各データベース(Predatory Reports、Journalytics Academic、Journalytics Medicine)のいずれかを契約している全機関でご利用いただけます。
正式版移行後:Predatory Reports + Journalytics Academic両方を契約、またはJournalytics Medicineを契約している機関のみが利用可能となります。
■ Cabellsについて
Cabellsは学術出版業界において40年以上にわたり、研究者と学術機関に対して信頼できるジャーナル情報を提供している米国の情報サービス企業です。同社は、ハゲタカジャーナルを検索できるデータベース(Predatory Reports)と信頼性の高いジャーナル情報のデータベース(Journalytics)を提供しています。研究者、学術出版社、業界団体、その他のサービスプロバイダーと連携し、Cabellsは安全で透明性が高く公平な出版エコシステムを構築し、次世代の知識とイノベーションを育むことを目指しています。
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