PTCがAtego社を買収、モデルベース システムズエンジニアリング(MBSE)の実現によりマーケットリーダーとしてさらに躍進
スマート・コネクティッド・プロダクツの市場投入加速を支援
【2014年 7月2日】PTC(本社:米国マサチューセッツ州、Nasdaq: PTC、社長兼CEO:ジェームス・E・へプルマン)の日本法人であるPTCジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:桑原 宏昭)は、本日、英国 チェルテンハムに本拠を置く、モデルベースシステムズエンジニアリング(MBSE)とソフトウェア開発のためのアプリケーションを開発するAtego社を、現金5,000万ドルで買収することで最終合意したとの米PTCの発表を明らかにしました。諸条件が整い、本買収に関する手続きが完了するのは2014事業年度第4四半期の予定です。
今回の買収は、PTCの製品ライフサイクル管理(PLM)ならびにアプリケーションライフサイクル管理(ALM)ソリューションの機能を拡張し、また、強力なモデリング機能の提供により顧客のシステムズエンジニアリングに関する取り組みを支援するという、PTCのコミットメントを強化することにつながります。
Atego社の市場をリードするMBSEソリューションは、要件開発、アーキテクチャモデリング、モノとしての製品の定義、システム検証を連携させるものです。その際、効率化とプロセスの標準化が推進され、分散する組織が協調しながら複雑なシステムのデジタルモデルを構築し、それと同時に、システムのバリエーションの管理やデータの流用が実現できます。高度なメカ、エレキ、ソフトウェアの要素で構成されるシステムの同期開発が必須となるスマート・コネクティッド・プロダクツの世界で、これらの機能の重要性が高まっています。
どのような製品でもコスト要因の大部分は開発早期の段階で発生するため、構想を生み出す早期の段階で適切な判断をすることが極めて重要になります。デジタルモデルがあることで、製造企業は製品の実現性の確認や製品性能を予測できるため、プロジェクト期間の短縮やプロジェクトコストの低減につながります。
CIMdata社長のピーター・ビレロ(Peter Bilello)氏は「この買収はPTCにとって、非常に理にかなったものと言えます。製品は、もはや単なる機構システムではなくなっています。モデルベースシステムズエンジニアリングは、複数の設計領域(メカ、エレキ、ソフトウェア、制御)や他の機能部門(製造、調達、財務、サービス、プロジェクト管理)全体のコラボレーションに対応するものです。CIMdataでは、MBSEは製品開発全体を網羅するパラダイムとなり、システムという考え方を推進するものになると確信しています」と述べています。
PTC エンタープライズセグメント 上級副社長のブライアン・シェパード(Brian Shepherd)は「今日の企業間競争には製品の複雑化という特徴があり、製造企業はスマート・コネクティッド・プロダクツの設計において、包括的なアプローチを取らなければなりません。PTCの事業の中心となる市場では、顧客企業の複数部門が連携して作業を進め、メカ、エレキ、ソフトウェアの依存関係をモデリングすることに対する重要性が高まっています。Atego社買収により、既存のALM、PLMソリューションの機能が拡張でき、複数のシステムズエンジニアリング領域の統合という顧客ニーズに、直接対応することが可能になります」と述べています。
Atego社の直近12か月間の売上高は約2,000万ドルとなっています。本買収が完了することを前提として、PTCは2014年度第4四半期の売上高がAtego事業分で約500万ドル増加すると予測しています。2014年度通期の非GAAP1株当り利益への本買収の影響はないと見込まれます。
<関連情報>
- Atego社ウェブサイト
http://www.atego.com/
- 本買収に関する詳細情報
http://www.ptc.com/company/atego/
【PTCについて】
PTC(本社:マサチューセッツ州、Nasdaq: PTC)は、製造業における継続的な製品とサービスの優位性(Product and Service Advantage)の実現を可能にします。PTCのテクノロジーソリューションは、インターネット接続された高度な情報処理能力を持つスマートな世界を見据え、お客様の製品開発、運用、サービスの変革を促進します。1985年に設立されたPTCは、世界各国に約6,000名の従業員を有し、グローバル規模で分散化し急速に変化する製造業界に携わる28,000社を超える顧客企業を支援しています。
【PTCジャパンについて】
米PTCの日本法人(本社:東京都新宿区)。CAD、製品ライフサイクル管理 (PLM)、アプリケーション ライフサイクル管理 (ALM)、サプライチェーン管理 (SCM)、サービス ライフサイクル管理 (SLM) の各テクノロジーソリューションにより、製造業における顧客企業を支援。全社に渡り製品イノベーションへの貢献を可能にする新しい設計ソフトウェアファミリーの PTC Creo、製品データ管理/製品開発コラボレーション/製品分析・品質ライフサイクル管理の PTC Windchill、ソフトウェア要件管理/変更・構成管理/テスト管理/実装管理のPTC Integrity、ダイナミック・パブリッシング・システムの PTC Arbortext、技術情報/サービスナレッジ管理/補修部品管理/保証・契約管理/フィールドサービス管理/サービス物流管理のPTC Servigistics、工学技術計算の設計と文書化を同時に行える PTC Mathcad といった革新的なソフトウェア製品、および製品開発業務プロセス改革コンサルティング、製品教育サービス、テクニカルサポートを提供しています。1992年3月設立。国内4事業拠点。Webサイト:http://www.ptc.com
【将来予想とリスクに関する記述】
本買収が予想される時期やその完了、特性や機能を含むソリューションのコンビネーション、将来的な財務的予想に関する本プレスリリースの情報は、将来予想に関する記述であり、決済条件の履行の遅延、あるいは決済条件の不履行、ソリューションの統合における変更や遅延の結果、実際と大きく異なることがあり、顧客はソリューションを当社が想定した時期・価格で購入できず、費用が当社の想定に比べ高くなることがあります。
PTCのTwitter、Linked In、およびYouTubeは、以下のURLよりフォロー、ご視聴いただけます。
Twitter:http://twitter.com/ptc、 http://twitter.com/PTC_Japan
YouTube:http://www.youtube.com/ptcstudio
Linked In:http://www.linkedin.com/company/ptc
Facebook:http://www.facebook.com/PTC.Inc
PTCのソーシャル メディア ディレクトリ:http://www.ptc.com/company/social-media.htm
* PTCの社名、ロゴマークおよびWindchill、Creo、Integrity、Arbortext、Servigistics、MathcadなどすべてのPTC製品の名称およびロゴマークは、PTC Inc.(米国および他国の子会社を含む)の商標または登録商標です。その他、記載している会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
以上
Atego社の市場をリードするMBSEソリューションは、要件開発、アーキテクチャモデリング、モノとしての製品の定義、システム検証を連携させるものです。その際、効率化とプロセスの標準化が推進され、分散する組織が協調しながら複雑なシステムのデジタルモデルを構築し、それと同時に、システムのバリエーションの管理やデータの流用が実現できます。高度なメカ、エレキ、ソフトウェアの要素で構成されるシステムの同期開発が必須となるスマート・コネクティッド・プロダクツの世界で、これらの機能の重要性が高まっています。
どのような製品でもコスト要因の大部分は開発早期の段階で発生するため、構想を生み出す早期の段階で適切な判断をすることが極めて重要になります。デジタルモデルがあることで、製造企業は製品の実現性の確認や製品性能を予測できるため、プロジェクト期間の短縮やプロジェクトコストの低減につながります。
CIMdata社長のピーター・ビレロ(Peter Bilello)氏は「この買収はPTCにとって、非常に理にかなったものと言えます。製品は、もはや単なる機構システムではなくなっています。モデルベースシステムズエンジニアリングは、複数の設計領域(メカ、エレキ、ソフトウェア、制御)や他の機能部門(製造、調達、財務、サービス、プロジェクト管理)全体のコラボレーションに対応するものです。CIMdataでは、MBSEは製品開発全体を網羅するパラダイムとなり、システムという考え方を推進するものになると確信しています」と述べています。
PTC エンタープライズセグメント 上級副社長のブライアン・シェパード(Brian Shepherd)は「今日の企業間競争には製品の複雑化という特徴があり、製造企業はスマート・コネクティッド・プロダクツの設計において、包括的なアプローチを取らなければなりません。PTCの事業の中心となる市場では、顧客企業の複数部門が連携して作業を進め、メカ、エレキ、ソフトウェアの依存関係をモデリングすることに対する重要性が高まっています。Atego社買収により、既存のALM、PLMソリューションの機能が拡張でき、複数のシステムズエンジニアリング領域の統合という顧客ニーズに、直接対応することが可能になります」と述べています。
Atego社の直近12か月間の売上高は約2,000万ドルとなっています。本買収が完了することを前提として、PTCは2014年度第4四半期の売上高がAtego事業分で約500万ドル増加すると予測しています。2014年度通期の非GAAP1株当り利益への本買収の影響はないと見込まれます。
<関連情報>
- Atego社ウェブサイト
http://www.atego.com/
- 本買収に関する詳細情報
http://www.ptc.com/company/atego/
【PTCについて】
PTC(本社:マサチューセッツ州、Nasdaq: PTC)は、製造業における継続的な製品とサービスの優位性(Product and Service Advantage)の実現を可能にします。PTCのテクノロジーソリューションは、インターネット接続された高度な情報処理能力を持つスマートな世界を見据え、お客様の製品開発、運用、サービスの変革を促進します。1985年に設立されたPTCは、世界各国に約6,000名の従業員を有し、グローバル規模で分散化し急速に変化する製造業界に携わる28,000社を超える顧客企業を支援しています。
【PTCジャパンについて】
米PTCの日本法人(本社:東京都新宿区)。CAD、製品ライフサイクル管理 (PLM)、アプリケーション ライフサイクル管理 (ALM)、サプライチェーン管理 (SCM)、サービス ライフサイクル管理 (SLM) の各テクノロジーソリューションにより、製造業における顧客企業を支援。全社に渡り製品イノベーションへの貢献を可能にする新しい設計ソフトウェアファミリーの PTC Creo、製品データ管理/製品開発コラボレーション/製品分析・品質ライフサイクル管理の PTC Windchill、ソフトウェア要件管理/変更・構成管理/テスト管理/実装管理のPTC Integrity、ダイナミック・パブリッシング・システムの PTC Arbortext、技術情報/サービスナレッジ管理/補修部品管理/保証・契約管理/フィールドサービス管理/サービス物流管理のPTC Servigistics、工学技術計算の設計と文書化を同時に行える PTC Mathcad といった革新的なソフトウェア製品、および製品開発業務プロセス改革コンサルティング、製品教育サービス、テクニカルサポートを提供しています。1992年3月設立。国内4事業拠点。Webサイト:http://www.ptc.com
【将来予想とリスクに関する記述】
本買収が予想される時期やその完了、特性や機能を含むソリューションのコンビネーション、将来的な財務的予想に関する本プレスリリースの情報は、将来予想に関する記述であり、決済条件の履行の遅延、あるいは決済条件の不履行、ソリューションの統合における変更や遅延の結果、実際と大きく異なることがあり、顧客はソリューションを当社が想定した時期・価格で購入できず、費用が当社の想定に比べ高くなることがあります。
PTCのTwitter、Linked In、およびYouTubeは、以下のURLよりフォロー、ご視聴いただけます。
Twitter:http://twitter.com/ptc、 http://twitter.com/PTC_Japan
YouTube:http://www.youtube.com/ptcstudio
Linked In:http://www.linkedin.com/company/ptc
Facebook:http://www.facebook.com/PTC.Inc
PTCのソーシャル メディア ディレクトリ:http://www.ptc.com/company/social-media.htm
* PTCの社名、ロゴマークおよびWindchill、Creo、Integrity、Arbortext、Servigistics、MathcadなどすべてのPTC製品の名称およびロゴマークは、PTC Inc.(米国および他国の子会社を含む)の商標または登録商標です。その他、記載している会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
以上
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。