トリナ・ソーラー、2015年第1四半期の業績を発表
常州(中国)発2015年5月21日/PRNewswire/ -- 太陽光電池(「PV」)のモジュール、ソリューションおよびサービスにおいて世界のPV業界をリードするTrina Solar Limited(NY証券取引所:TSL)(「トリナ・ソーラー」または「当社」)は本日、2015年第1四半期の決算報告を発表しました。
2015年第1四半期の財務・業績のハイライト
• モジュールの総出荷量は1,026.2MW(内訳は、社外への出荷891.7MW、当社自身の下流部門の太陽光発電プロジェクトへの出荷134.5MW)で、2014年第4四半期は1,098.8MW、前年同期は558.0MW。当社のご案内は840MWから870MW。
• 純収入は558.1百万ドルで、前四半期比20.8%減
• 粗利益率は18.0%で、前四半期は15.7%
• 営業利益は29.2百万ドルで、前四半期比4.4%減
• 純利益は15.7百万ドルで、前四半期比12.7%増
• 完全希薄後の米国預託株式(「ADS」、ADS 1株が当社の普通株式50株に相当する)1株当たり利益は0.16ドルで、前四半期は0.13ドル。
トリナ・ソーラーの会長兼最高経営責任者の高紀凡(Mr. Jifan Gao)は、次のようにコメントしました。
「当四半期は、第1四半期として当社の歴史上最高の業績をあげることができました。市場予測はもちろん当社のご案内(カンパニーガイダンス)をも上回る業績を達成しました。従来から年間で最も低調となる第1半期にもかかわらず1GWを超える記録的な出荷量を達成し、世界有数の太陽エネルギー企業として業界トップの地位を維持しました。粗利益率は前四半期の15.7%から18%に上がりました。これは、コスト削減の努力が引き続き功を奏し、当四半期中の平均販売価格の下落を相殺して余りあるものとなったためです。また、高付加価値製品の売上好調に並んで、地理的な売上構成も好転しました。
世界的な需要の増大に伴い、製造能力拡大計画も、国内施設、海外施設共に順調に進んでおり、本年度の残りの期間そしてそれ以降においても、需要の増大に対応できるものと確信しております。マレーシアの施設は、先日発表致しましたタイの施設と共に、製造能力の拡大のみならず世界市場での当社の競争力の強化にも貢献することでしょう。
技術面では、Honey Plus多結晶シリコンモジュールが当四半期に変換効率の記録を新たに塗り替えました。先頃、コロラド州デンバーにある再生可能エネルギー研究所が発行する「Best Research-Cell Efficiencies Chart(セル変換効率チャート)」に当社の名前が掲載され、トリナ・ソーラーは、世界有数の変換効率を有する太陽光技術を追跡する同研究所のチャートに中国企業として初めて登場しました。
下流部門事業でも、英国と中国において大幅な進展がありました。引き続き中国国内および海外においてパイプラインを強化していく所存であり、特に中国で進めているユーティリティ規模および分散型発電(「DG」)のプロジェクトの巨大な可能性をフルに生かすことを目指しています。
2015年度の残りの期間も、世界的な需要の増大が太陽光産業のさらなる成長を引き続き推進すると確信しています。トリナ・ソーラーは、2015年度の好調なスタートを切りました。引き続き世界最大のモジュールサプライヤーとして主導的な地位を強化し、世界最高レベルのプロジェクト開発・運用会社になるという当社のコミットメントを果たしていく所存です。」
2015年第1四半期の業績
純収入
純収入は558.1百万ドルで、前四半期比20.8%減、前年同期比25.5%増でした。総出荷量は1,026.2MW(内訳は、収入として認識された社外への出荷が891.7MW、当社自身の下流部門の発電プロジェクトへの出荷が134.5MW)で、前四半期は1,098.8MW(内訳は、収入として認識された社外への出荷が1,070.5MW、内部への出荷が28.3MW)、前年同期は558.0MW(内訳は、収入として認識された社外への出荷が534.2MW、内部への出荷が23.8MW)でした。収入および出荷量の前四半期比減の主な理由は、中国での需要が落ち込む季節的要因によるもので、ヨーロッパおよび日本での需要増によってある程度相殺されました。収入および出荷量の前年同期比増は、主要な地理的領域、特に中国、日本および米国からの需要の増大が主な推進力となりました。
粗利益および粗利益率
粗利益は100.3百万ドルで、前四半期は111.0百万ドル、前年同期は91.5百万ドルでした。粗利益率は18.0%で、前四半期は15.7%、前年同期は20.6%でした。粗利益率の前四半期比増の主な理由は、1ワット当たりの当社のコスト減であり、これが平均販売価格(ASP)の下落を相殺して余りあるものであったことに加えて、当社が比較的高いASPを実現している米国、日本およびヨーロッパへの出荷増を反映して当四半期の売上品構成が変化したことでした。粗利益率の前年同期比減の主な要因は、前年同期に比べて、ASPの下落速度が当社のコスト削減速度よりも早かったことです。
営業費用、営業利益および営業利益率
営業費用は71.2百万ドルで、前四半期比11.6%減、前年同期比33.6%増でした。前四半期比減の主な原因は、出荷減の結果としての販売費の減少、特に発送費および保証費の減少に加えて、季節的な相対的停滞期におけるマーケティング費の減少でした。前年同期比増の主な要因は、前年同期の50MWのウーウェイ のプロジェクト売却に伴う営業費用が、モジュール販売に伴う販売費よりも低かったことに加えて、当四半期の出荷量が多かったことでした。純収入に対する営業費用の割合は当四半期は12.8%であり、前四半期の11.4%、前年同期の12.0%に比べて増加しています。営業費用には、0.06百万ドルの貸倒引当金戻入額(前四半期は1.0百万ドル)が含まれています。
結果として、営業利益は29.2百万ドルで、前四半期は30.5百万ドル、前年同期は38.2百万ドルでした。営業利益率は5.2%で、前四半期は4.3%、前年同期は8.6%でした。
純支払利息
純支払利息は10.7百万ドルで、前四半期は8.3百万ドル、前年同期は8.7百万ドルでした。
為替差損益
為替差損1.7百万ドルを計上し、これには外国為替デリバティブ商品の公正価額の変更による差益5.3百万ドルが含まれています。前四半期は7.6百万ドルの差損、前年同期は0.8百万ドルの差益でした。為替差損の主な原因は、当四半期中の米国ドルに対するユーロおよび日本円の下落でしたが、米国ドルに対する人民元の上昇によって相殺されました。
法人所得税費用
法人所得税費用は3.2百万ドルで、前四半期は1.7百万ドル、前年同期は6.4百万ドルでした。
純利益およびADS一株当たり利益
純利益は15.7百万ドルで、前四半期は13.9百万ドル、前年同期は26.5百万ドルでした。
純利益率は2.8%で、前四半期は2.0%、前年同期は6.0%でした。
トリナ・ソーラーの普通株主に帰属する純利益は13.9百万ドルで、前期は10.6百万ドル、前年同期は26.5百万ドルでした。
完全希薄化後のADS一株当たり利益は、0.16ドルで、前四半期は0.13ドル、前年同期は0.37ドルでした。
財務状態
2015年3月31日現在、当社が保有している現金および現金同等物ならびに拘束預金は682.9百万ドルでした。銀行借入金総額は912.2百万ドルで、そのうち883.8百万ドルは短期借入金(1年以内に返済予定の長期借入金80.3百万を含む)でした。
2015年3月31日現在の株主資本は988.4百万ドルで、前四半期末日現在の972.8百万ドルから増加しました。
第2四半期および2015年度に関するご案内
2015年第2四半期に関するご案内
1,100MWから1,140MWのPVモジュールを出荷し、その内の150MWから170MWは当社の下流部門のPVプロジェクトに出荷する予定で、下流部門への出荷の収入は認識されません。2015年第2四半期中に65MWから70MWのPVプロジェクトをグリッドに接続することを見込んでいます。
2015年度に関するご案内
2015年度の製造能力
当社は、2015年末時点で年換算で下記の製造能力を達成すると予想しています
・ インゴットの製造能力約2.2GW
・ ウエハの製造能力約1.7GW
・ PVセルの製造能力約3.5GW
・ モジュールの製造能力約4.8GW
PVモジュールの総出荷量は4.4GWから4.6GWまでの間と予想しており、その内の700MWから800MWは当社の下流部門プロジェクトへの出荷となる予定です。総出荷量は2014年度の20%から26%増に相当します。
世界全体で700MWから750MWまでの下流部門PV発電プロジェクト(中国国内のDGプロジェクトの30%~40%を含む)をグリッドに接続することを見込んでいます。
営業および事業の最新情報
製造能力
2015年3月31日現在の当社の年換算の製造能力は以下の通りでした。
・ 社内のインゴットの製造能力約2.2GW
・ ウエハの製造能力約1.7GW
・ PVセルの製造能力約3.2GW
・ モジュールの製造能力約4.0GW
プロジェクト開発
2015年第1四半期中に、英国の49.99MWおよび中国の5MWのDGプロジェクトを含めて、合計55MWのプロジェクトをグリッドに接続しました。
英国では、ノーフォークの49.99MWの太陽光発電所を最高対価の約59.1百万英国ポンド(約87.7百万ドルに相当)でBluefield Solar Income Fund Limitedに売却する一連の契約を締結しました。その収入は、クロージング条件が満たされていないため、2015年第1四半期には認識されていません。
中国では、安徽省合肥で最高300MWのDG太陽光プロジェクトおよび関連プロジェクトを開発するという戦略的協力枠組み契約をHefei Xinzhan General Pilot Zone(合肥新站総合開発モデル地区)の管理委員会と調印しました。このプロジェクトの第一段階は、30MWの商業用ルーフトップ・プロジェクトで構成され、2015年第2四半期に着工しました。このプロジェクトが完成すれば、中国で最大級の単一ユニットの商業用ルーフトップ・プロジェクトとなります。
当社は、国内外の市場におけるユーティリティ規模のプロジェクトおよびDGプロジェクト向けの当社下流部門事業の開発に際して、それぞれの状況に適した戦略を採用しています。当社単独でのプロジェクト開発を予定する場合もあれば、現地のパートナーと協力してプロジェクト開発することによって、その資源と能力の有効活用を目指す場合もあります。市場ごとに、政府のクオータ量(割当量)を当社が取得できるかどうかや、地理的な位置、政策および規制環境、潜在的内部収益率、現地の送電電力、現地パートナーとの協力の可能性などの様々な要因を考慮に入れています。
■Trina Solar Limited (トリナ・ソーラー)
トリナ・ソーラー(NY証券取引所:TSL)は、太陽電池モジュールおよび太陽光発電システムインテグレーションのグローバルリーダーです。1997年に太陽光システムインテグレーターとして設立以来、トリナ・ソーラーは、世界中の施工、販売、ディベロッパーなどのパートナーの皆様と共に、“Smart Energy Together”(「みんなでスマートエネルギー」)を推進しています。優れた革新性、高品質、垂直統合による一貫生産体制、環境責任を軸にトリナ・ソーラーはより良い社会づくりに取り組んでいます。
詳しくは、http://www.trinasolar.comをご覧ください。
【本件に関するお問合せ】
トリナ・ソーラー・ジャパン株式会社 プレス担当:春日(マーケティング)
TEL.03-3437-7000 (受付時間:月~金 ※祝日を除く 9:00~18:00)
2015年第1四半期の財務・業績のハイライト
• モジュールの総出荷量は1,026.2MW(内訳は、社外への出荷891.7MW、当社自身の下流部門の太陽光発電プロジェクトへの出荷134.5MW)で、2014年第4四半期は1,098.8MW、前年同期は558.0MW。当社のご案内は840MWから870MW。
• 純収入は558.1百万ドルで、前四半期比20.8%減
• 粗利益率は18.0%で、前四半期は15.7%
• 営業利益は29.2百万ドルで、前四半期比4.4%減
• 純利益は15.7百万ドルで、前四半期比12.7%増
• 完全希薄後の米国預託株式(「ADS」、ADS 1株が当社の普通株式50株に相当する)1株当たり利益は0.16ドルで、前四半期は0.13ドル。
トリナ・ソーラーの会長兼最高経営責任者の高紀凡(Mr. Jifan Gao)は、次のようにコメントしました。
「当四半期は、第1四半期として当社の歴史上最高の業績をあげることができました。市場予測はもちろん当社のご案内(カンパニーガイダンス)をも上回る業績を達成しました。従来から年間で最も低調となる第1半期にもかかわらず1GWを超える記録的な出荷量を達成し、世界有数の太陽エネルギー企業として業界トップの地位を維持しました。粗利益率は前四半期の15.7%から18%に上がりました。これは、コスト削減の努力が引き続き功を奏し、当四半期中の平均販売価格の下落を相殺して余りあるものとなったためです。また、高付加価値製品の売上好調に並んで、地理的な売上構成も好転しました。
世界的な需要の増大に伴い、製造能力拡大計画も、国内施設、海外施設共に順調に進んでおり、本年度の残りの期間そしてそれ以降においても、需要の増大に対応できるものと確信しております。マレーシアの施設は、先日発表致しましたタイの施設と共に、製造能力の拡大のみならず世界市場での当社の競争力の強化にも貢献することでしょう。
技術面では、Honey Plus多結晶シリコンモジュールが当四半期に変換効率の記録を新たに塗り替えました。先頃、コロラド州デンバーにある再生可能エネルギー研究所が発行する「Best Research-Cell Efficiencies Chart(セル変換効率チャート)」に当社の名前が掲載され、トリナ・ソーラーは、世界有数の変換効率を有する太陽光技術を追跡する同研究所のチャートに中国企業として初めて登場しました。
下流部門事業でも、英国と中国において大幅な進展がありました。引き続き中国国内および海外においてパイプラインを強化していく所存であり、特に中国で進めているユーティリティ規模および分散型発電(「DG」)のプロジェクトの巨大な可能性をフルに生かすことを目指しています。
2015年度の残りの期間も、世界的な需要の増大が太陽光産業のさらなる成長を引き続き推進すると確信しています。トリナ・ソーラーは、2015年度の好調なスタートを切りました。引き続き世界最大のモジュールサプライヤーとして主導的な地位を強化し、世界最高レベルのプロジェクト開発・運用会社になるという当社のコミットメントを果たしていく所存です。」
2015年第1四半期の業績
純収入
純収入は558.1百万ドルで、前四半期比20.8%減、前年同期比25.5%増でした。総出荷量は1,026.2MW(内訳は、収入として認識された社外への出荷が891.7MW、当社自身の下流部門の発電プロジェクトへの出荷が134.5MW)で、前四半期は1,098.8MW(内訳は、収入として認識された社外への出荷が1,070.5MW、内部への出荷が28.3MW)、前年同期は558.0MW(内訳は、収入として認識された社外への出荷が534.2MW、内部への出荷が23.8MW)でした。収入および出荷量の前四半期比減の主な理由は、中国での需要が落ち込む季節的要因によるもので、ヨーロッパおよび日本での需要増によってある程度相殺されました。収入および出荷量の前年同期比増は、主要な地理的領域、特に中国、日本および米国からの需要の増大が主な推進力となりました。
粗利益および粗利益率
粗利益は100.3百万ドルで、前四半期は111.0百万ドル、前年同期は91.5百万ドルでした。粗利益率は18.0%で、前四半期は15.7%、前年同期は20.6%でした。粗利益率の前四半期比増の主な理由は、1ワット当たりの当社のコスト減であり、これが平均販売価格(ASP)の下落を相殺して余りあるものであったことに加えて、当社が比較的高いASPを実現している米国、日本およびヨーロッパへの出荷増を反映して当四半期の売上品構成が変化したことでした。粗利益率の前年同期比減の主な要因は、前年同期に比べて、ASPの下落速度が当社のコスト削減速度よりも早かったことです。
営業費用、営業利益および営業利益率
営業費用は71.2百万ドルで、前四半期比11.6%減、前年同期比33.6%増でした。前四半期比減の主な原因は、出荷減の結果としての販売費の減少、特に発送費および保証費の減少に加えて、季節的な相対的停滞期におけるマーケティング費の減少でした。前年同期比増の主な要因は、前年同期の50MWのウーウェイ のプロジェクト売却に伴う営業費用が、モジュール販売に伴う販売費よりも低かったことに加えて、当四半期の出荷量が多かったことでした。純収入に対する営業費用の割合は当四半期は12.8%であり、前四半期の11.4%、前年同期の12.0%に比べて増加しています。営業費用には、0.06百万ドルの貸倒引当金戻入額(前四半期は1.0百万ドル)が含まれています。
結果として、営業利益は29.2百万ドルで、前四半期は30.5百万ドル、前年同期は38.2百万ドルでした。営業利益率は5.2%で、前四半期は4.3%、前年同期は8.6%でした。
純支払利息
純支払利息は10.7百万ドルで、前四半期は8.3百万ドル、前年同期は8.7百万ドルでした。
為替差損益
為替差損1.7百万ドルを計上し、これには外国為替デリバティブ商品の公正価額の変更による差益5.3百万ドルが含まれています。前四半期は7.6百万ドルの差損、前年同期は0.8百万ドルの差益でした。為替差損の主な原因は、当四半期中の米国ドルに対するユーロおよび日本円の下落でしたが、米国ドルに対する人民元の上昇によって相殺されました。
法人所得税費用
法人所得税費用は3.2百万ドルで、前四半期は1.7百万ドル、前年同期は6.4百万ドルでした。
純利益およびADS一株当たり利益
純利益は15.7百万ドルで、前四半期は13.9百万ドル、前年同期は26.5百万ドルでした。
純利益率は2.8%で、前四半期は2.0%、前年同期は6.0%でした。
トリナ・ソーラーの普通株主に帰属する純利益は13.9百万ドルで、前期は10.6百万ドル、前年同期は26.5百万ドルでした。
完全希薄化後のADS一株当たり利益は、0.16ドルで、前四半期は0.13ドル、前年同期は0.37ドルでした。
財務状態
2015年3月31日現在、当社が保有している現金および現金同等物ならびに拘束預金は682.9百万ドルでした。銀行借入金総額は912.2百万ドルで、そのうち883.8百万ドルは短期借入金(1年以内に返済予定の長期借入金80.3百万を含む)でした。
2015年3月31日現在の株主資本は988.4百万ドルで、前四半期末日現在の972.8百万ドルから増加しました。
第2四半期および2015年度に関するご案内
2015年第2四半期に関するご案内
1,100MWから1,140MWのPVモジュールを出荷し、その内の150MWから170MWは当社の下流部門のPVプロジェクトに出荷する予定で、下流部門への出荷の収入は認識されません。2015年第2四半期中に65MWから70MWのPVプロジェクトをグリッドに接続することを見込んでいます。
2015年度に関するご案内
2015年度の製造能力
当社は、2015年末時点で年換算で下記の製造能力を達成すると予想しています
・ インゴットの製造能力約2.2GW
・ ウエハの製造能力約1.7GW
・ PVセルの製造能力約3.5GW
・ モジュールの製造能力約4.8GW
PVモジュールの総出荷量は4.4GWから4.6GWまでの間と予想しており、その内の700MWから800MWは当社の下流部門プロジェクトへの出荷となる予定です。総出荷量は2014年度の20%から26%増に相当します。
世界全体で700MWから750MWまでの下流部門PV発電プロジェクト(中国国内のDGプロジェクトの30%~40%を含む)をグリッドに接続することを見込んでいます。
営業および事業の最新情報
製造能力
2015年3月31日現在の当社の年換算の製造能力は以下の通りでした。
・ 社内のインゴットの製造能力約2.2GW
・ ウエハの製造能力約1.7GW
・ PVセルの製造能力約3.2GW
・ モジュールの製造能力約4.0GW
プロジェクト開発
2015年第1四半期中に、英国の49.99MWおよび中国の5MWのDGプロジェクトを含めて、合計55MWのプロジェクトをグリッドに接続しました。
英国では、ノーフォークの49.99MWの太陽光発電所を最高対価の約59.1百万英国ポンド(約87.7百万ドルに相当)でBluefield Solar Income Fund Limitedに売却する一連の契約を締結しました。その収入は、クロージング条件が満たされていないため、2015年第1四半期には認識されていません。
中国では、安徽省合肥で最高300MWのDG太陽光プロジェクトおよび関連プロジェクトを開発するという戦略的協力枠組み契約をHefei Xinzhan General Pilot Zone(合肥新站総合開発モデル地区)の管理委員会と調印しました。このプロジェクトの第一段階は、30MWの商業用ルーフトップ・プロジェクトで構成され、2015年第2四半期に着工しました。このプロジェクトが完成すれば、中国で最大級の単一ユニットの商業用ルーフトップ・プロジェクトとなります。
当社は、国内外の市場におけるユーティリティ規模のプロジェクトおよびDGプロジェクト向けの当社下流部門事業の開発に際して、それぞれの状況に適した戦略を採用しています。当社単独でのプロジェクト開発を予定する場合もあれば、現地のパートナーと協力してプロジェクト開発することによって、その資源と能力の有効活用を目指す場合もあります。市場ごとに、政府のクオータ量(割当量)を当社が取得できるかどうかや、地理的な位置、政策および規制環境、潜在的内部収益率、現地の送電電力、現地パートナーとの協力の可能性などの様々な要因を考慮に入れています。
■Trina Solar Limited (トリナ・ソーラー)
トリナ・ソーラー(NY証券取引所:TSL)は、太陽電池モジュールおよび太陽光発電システムインテグレーションのグローバルリーダーです。1997年に太陽光システムインテグレーターとして設立以来、トリナ・ソーラーは、世界中の施工、販売、ディベロッパーなどのパートナーの皆様と共に、“Smart Energy Together”(「みんなでスマートエネルギー」)を推進しています。優れた革新性、高品質、垂直統合による一貫生産体制、環境責任を軸にトリナ・ソーラーはより良い社会づくりに取り組んでいます。
詳しくは、http://www.trinasolar.comをご覧ください。
【本件に関するお問合せ】
トリナ・ソーラー・ジャパン株式会社 プレス担当:春日(マーケティング)
TEL.03-3437-7000 (受付時間:月~金 ※祝日を除く 9:00~18:00)
英文リリース:http://ir.trinasolar.com/phoenix.zhtml?c=206405&p=irol-newsArticle_print&ID=2052260
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