「TREND EXPO TOKYO 2016」 イベントレポ―ト2017年ヒット予測 第8位にランクイン!新発想で誕生した、まったく新しいタイプのエコカー。
“ひと踏み惚れ”で話題の「日産ノート e-POWER」 魅力の真相とは?!
2016年11月11日(金)と12日(土)の二日間、東京・六本木のミッドタウンホールにて、「TREND EXPO TOKYO 2016」 が行なわれました。
センサーやAI(人工知能)など最新技術を駆使したロボット、IoT(Internet of Things)の特徴をフル活用する自動車や家電、世界の金融業界が注目するフィンテックなど「未来のヒット」を感じさせるモノやコト、サービスを、日経トレンディ編集部がテクノロジーとマーケティングという二つの視点からとらえ、課題と展望を提示するイベントです。
展示会場で人だかりができていたブースの一つが、日産自動車が展示する新型の「日産ノート e-POWER」。今月の頭に“電気自動車のまったく新しいカタチ”として発表発売されたばかりということもあり、多くの来場者の注目を集めました。
電動パワートレイン「e-POWER」とは、電気自動車(EV)の開発で先行する日産自動車の強みを活かして開発された全く新しいシステム。エンジンで発電した電気で走る100%モーター駆動車です。EVのすぐれた走行性能をベースに実現したこの「e-POWER」は、日経トレンディ編集部が発表した「2017年ヒット予測ベスト30」でも8位にランクインしている見逃せない注目技術です。
イベントでは、展示に加えホールにて、関係者によるプレゼンテーションも行われました。 二日目の昼に行われた「日産ノートe-POWER」の開発責任者によるステージでは、「e-POWER」の三つの新発想、その開発秘話が披露されました。登壇したのは、チーフビークルエンジニア小宮 哲氏とEV・HEVシステム開発部次長の羽二生 倫之氏、タイトルは“新発想!充電を気にしない 「電気自動車の新しいカタチ」の秘密”。二人からは、自動車が普及することによって生じた四つの社会課題(エネルギー・地球温暖化・渋滞・交通事故)にはじまり、それらを解決するために日産が行ってきた技術開発、そして「e-POWER」開発の経緯やこの技術の位置付け、さらには仕組みや特長について詳しく解説がありました。
注目の新発想は三つ、一つ目はモーターだけで走行すること。「日産リーフ」で培われたモーター制御技術を駆使し、モーターならではの力強く上質な走りを実現しています。二つ目は、タイヤと直接つながらない、発電のためのエンジンです。エンジンは発電機としてのみ使い、その電気で100%モーター駆動します。これにより発進時も市街地巡航でも、クラスを超えた静粛性を提供。また、従来のハイブリッド車より、エンジンをかけずに走行できる領域が広く、エンジン動作時間も約半分となり、燃費向上に大きく寄与しています。最後は、新感覚・アクセルで減速もできるe-POWER Driveです。通常車のエンジンブレーキの約三倍の減速がアクセルだけでコントロール可能で、これによりブレーキ踏みかえ回数を約七割も減少。モーター駆動だからできるアクセル操作の新たな楽しさをドライバーに訴求します。
小宮氏からは『「ひと踏み惚れ」と称した「e-POWER」の試乗会を全国のディーラーで実施しているので皆さん、ぜひ一度体験してください!』と400人を超える参加者にメッセージを送り、プレゼンテーションを締めくくりました 。
【登壇者講演内容】
■日産自動車
Nissan第一製品開発部 第一プロジェクト統括グループ
●「日産リーフ」お客さま調査によると、多くのお客様に加速のよさ、静粛性などモーター駆動の良さを高く評価いただいており、電気自動車に乗っていない
さらに多くのお客様にもこの良さを提供したい、これが開発のモチベーションでした。
●EV開発で培っていた大出力モーターとその制御技術を日産が持っていたことがe-POWER実現のカギです。
●e-POWER Driveは新しい運転感覚で、マニュアル車やオートマチック車とは異なる電動の世界を感じてもらえると自信をもってお勧めできます。試乗して頂ければ分かります。
加速、静粛性、燃費、新感覚の運転をご体感下さい。
■EV・HEVシステム開発部 EV・HEVシステム開発グループ
次長 羽二生 倫之氏
●パッとアクセル踏んだ時の電気モーターならではの味があります。
●従来のハイブリットは、エンジンで走ることが前提です。今回は、世界累計販売
24万台の実績がある「日産リーフ」の高性能モーターを活用しました。クイックで気持ちの良い運転を実現しています。間違いなくEVの強みである走行性能を体感して頂けます。
●アクセルだけで加減速できるのは、モーター駆動ならでは。アクセルペダルの戻し方に応じて、パッと止まったり、じんわり止まるように減速動作をデザインしています。かなり時間をかけて作り込んできました。
NOTE -車両概要-
「日産ノート」は、優れた燃費と気持ちの良い走り、広く快適な室内空間などがお客さまから好評を得ています。
また、同車の「インテリジェントエマージェンシーブレーキ」搭載車は平成26年度自動車アセスメント(JNCAP)の予防安全性能評価において、平成26年度の最高ランクである「ASV+」を獲得し、その高い安全性能が実証されています。
今回追加した新パワートレイン「e-POWER」は、従来の駆動方式とは一線を画す新しい電動パワートレインです。ガソリンエンジンにより発電し、その電力を利用してモーターの力で走行します。これにより、さまざまなシーンや走行環境において、100%モーター駆動ならではの力強くレスポンスの良い加速と、優れた静粛性を実現しました。
通常の発進や走行時には、エンジンが停止したまま高電圧バッテリーからの電力だけで静かに力強く発進するため、夜間や早朝の住宅街でもエンジン音を気にすることなく走行が可能*1です。バッテリーの残量や車速に応じてエンジンを始動、エンジン音が気にならない回転数に制御しながら充電を行ないます。
急加速や登坂時などには、バッテリーからの電力に加え、エンジンで発電した電力も直接駆動モーターに供給、力強い走りを実現します。さらに、減速時にはエンジンを停止し、回生発電した電力を強電バッテリーに充電、停車寸前まで回生が行なわれるため減速エネルギーを無駄にしません。外部電力からの充電は不要で、通常のガソリンエンジン車やハイブリッド車と同様、ガソリンの給油のみで走行することが可能です。
「e-POWER」に搭載されるエンジンは発電専用であり、発電のために高効率な作動領域を保つように自動制御されているため、アクセル開度による影響を受けにくく、優れた燃費*2を実現しています。
*1:ヒーター使用時等にはエンジンが始動します。
*2:e-POWER Sは37.2km/L。e-POWER X、e-POWER MEDALISTは34.0km/L
展示会場で人だかりができていたブースの一つが、日産自動車が展示する新型の「日産ノート e-POWER」。今月の頭に“電気自動車のまったく新しいカタチ”として発表発売されたばかりということもあり、多くの来場者の注目を集めました。
電動パワートレイン「e-POWER」とは、電気自動車(EV)の開発で先行する日産自動車の強みを活かして開発された全く新しいシステム。エンジンで発電した電気で走る100%モーター駆動車です。EVのすぐれた走行性能をベースに実現したこの「e-POWER」は、日経トレンディ編集部が発表した「2017年ヒット予測ベスト30」でも8位にランクインしている見逃せない注目技術です。
イベントでは、展示に加えホールにて、関係者によるプレゼンテーションも行われました。 二日目の昼に行われた「日産ノートe-POWER」の開発責任者によるステージでは、「e-POWER」の三つの新発想、その開発秘話が披露されました。登壇したのは、チーフビークルエンジニア小宮 哲氏とEV・HEVシステム開発部次長の羽二生 倫之氏、タイトルは“新発想!充電を気にしない 「電気自動車の新しいカタチ」の秘密”。二人からは、自動車が普及することによって生じた四つの社会課題(エネルギー・地球温暖化・渋滞・交通事故)にはじまり、それらを解決するために日産が行ってきた技術開発、そして「e-POWER」開発の経緯やこの技術の位置付け、さらには仕組みや特長について詳しく解説がありました。
注目の新発想は三つ、一つ目はモーターだけで走行すること。「日産リーフ」で培われたモーター制御技術を駆使し、モーターならではの力強く上質な走りを実現しています。二つ目は、タイヤと直接つながらない、発電のためのエンジンです。エンジンは発電機としてのみ使い、その電気で100%モーター駆動します。これにより発進時も市街地巡航でも、クラスを超えた静粛性を提供。また、従来のハイブリッド車より、エンジンをかけずに走行できる領域が広く、エンジン動作時間も約半分となり、燃費向上に大きく寄与しています。最後は、新感覚・アクセルで減速もできるe-POWER Driveです。通常車のエンジンブレーキの約三倍の減速がアクセルだけでコントロール可能で、これによりブレーキ踏みかえ回数を約七割も減少。モーター駆動だからできるアクセル操作の新たな楽しさをドライバーに訴求します。
小宮氏からは『「ひと踏み惚れ」と称した「e-POWER」の試乗会を全国のディーラーで実施しているので皆さん、ぜひ一度体験してください!』と400人を超える参加者にメッセージを送り、プレゼンテーションを締めくくりました 。
【登壇者講演内容】
■日産自動車
Nissan第一製品開発部 第一プロジェクト統括グループ
チーフビークルエンジニア 小宮 哲氏
●「日産リーフ」お客さま調査によると、多くのお客様に加速のよさ、静粛性などモーター駆動の良さを高く評価いただいており、電気自動車に乗っていない
さらに多くのお客様にもこの良さを提供したい、これが開発のモチベーションでした。
●EV開発で培っていた大出力モーターとその制御技術を日産が持っていたことがe-POWER実現のカギです。
●e-POWER Driveは新しい運転感覚で、マニュアル車やオートマチック車とは異なる電動の世界を感じてもらえると自信をもってお勧めできます。試乗して頂ければ分かります。
加速、静粛性、燃費、新感覚の運転をご体感下さい。
■EV・HEVシステム開発部 EV・HEVシステム開発グループ
次長 羽二生 倫之氏
●パッとアクセル踏んだ時の電気モーターならではの味があります。
シートバックに体が沈む感覚です。踏んだ直後に車がぐっと前に出て、自分の思う通りに操れている感覚になります。
●従来のハイブリットは、エンジンで走ることが前提です。今回は、世界累計販売
24万台の実績がある「日産リーフ」の高性能モーターを活用しました。クイックで気持ちの良い運転を実現しています。間違いなくEVの強みである走行性能を体感して頂けます。
●アクセルだけで加減速できるのは、モーター駆動ならでは。アクセルペダルの戻し方に応じて、パッと止まったり、じんわり止まるように減速動作をデザインしています。かなり時間をかけて作り込んできました。
NOTE -車両概要-
「日産ノート」は、優れた燃費と気持ちの良い走り、広く快適な室内空間などがお客さまから好評を得ています。
また、同車の「インテリジェントエマージェンシーブレーキ」搭載車は平成26年度自動車アセスメント(JNCAP)の予防安全性能評価において、平成26年度の最高ランクである「ASV+」を獲得し、その高い安全性能が実証されています。
今回追加した新パワートレイン「e-POWER」は、従来の駆動方式とは一線を画す新しい電動パワートレインです。ガソリンエンジンにより発電し、その電力を利用してモーターの力で走行します。これにより、さまざまなシーンや走行環境において、100%モーター駆動ならではの力強くレスポンスの良い加速と、優れた静粛性を実現しました。
通常の発進や走行時には、エンジンが停止したまま高電圧バッテリーからの電力だけで静かに力強く発進するため、夜間や早朝の住宅街でもエンジン音を気にすることなく走行が可能*1です。バッテリーの残量や車速に応じてエンジンを始動、エンジン音が気にならない回転数に制御しながら充電を行ないます。
急加速や登坂時などには、バッテリーからの電力に加え、エンジンで発電した電力も直接駆動モーターに供給、力強い走りを実現します。さらに、減速時にはエンジンを停止し、回生発電した電力を強電バッテリーに充電、停車寸前まで回生が行なわれるため減速エネルギーを無駄にしません。外部電力からの充電は不要で、通常のガソリンエンジン車やハイブリッド車と同様、ガソリンの給油のみで走行することが可能です。
「e-POWER」に搭載されるエンジンは発電専用であり、発電のために高効率な作動領域を保つように自動制御されているため、アクセル開度による影響を受けにくく、優れた燃費*2を実現しています。
*1:ヒーター使用時等にはエンジンが始動します。
*2:e-POWER Sは37.2km/L。e-POWER X、e-POWER MEDALISTは34.0km/L
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像