医療文献の日本語検索・アブスト日本語表示で医師の臨床活動効率化をサポート

Web版リリース以来、医師からの反響が大きかったサービスをスマホ・タブレットにも拡張。医療×AIの研究開発とも連動し、ITを活用した医療の質の向上を推進する

株式会社エクスメディオ(高知県高知市：代表　物部真一郎、以下エクスメディオ)が、7月のWeb版リリースから大きな反響を得ていた医療文献の日本語検索サポートサービス「和風PubMed α」を大幅にリニューアル、スマホやタブレットのアプリからも利用ができるようになりました。同時に、名称も「Bibgragh」に変更しております。デバイスの多様化やAI技術開発との連動により、臨床に多忙な医師がより効率的に求めるエビデンスに到達するためのサポートを行い、医療の質の向上に貢献してまいります。

 

臨床課題解決のための医療者向けサービス「ヒポクラ」を提供するエクスメディオでは、今年7月より同サービスの中で医療論文検索サポートツールを展開しています。このサービスは、医師が医学・生物学分野の文献検索に利用する検索エンジン「PubMed」に収録される文献を日本語のキーワードで検索し、タイトルとアブストラクト（概要）を日本語で表示するサービスです。本サービスでは、薬剤商品名を含む日本語の検索ワードを弊社独自の辞書を活用し、複数の同義語を一つに集約したMeSH(Medical Subject Heading)統制語に自動変換することで、検索したい概念を網羅的に探索することができます。このような機能により、英語論文を読むことに支障のない医師でも、求める論文を探し当てるまでに掛かる時間を圧倒的に効率化できます。本サービスは、Web版のみで提供を開始した直後から反響が大きく、利用者数はすでに5万人を超えています。

このたびエクスメディオでは、このサービスを本格展開し、「ヒポクラ」の主要デバイスであるスマホやタブレットからも利用することができるサービスに拡張いたしました。このリニューアルに合わせ、サービス名も「和風PubMed α」から「Bibgragh」に変更し、画面もより見やすく、使いやすく変更しています。アクセス可能なデバイスの種類が多様化したことで、医師がふとした臨床の疑問にも、より手軽に論文検索をすることを可能にし、ITを活用して医療の質の向上に貢献することができると考えています。 

エクスメディオでは、医療×人工知能(AI)の研究開発を意欲的に進めており、将来にわたりITの力で医療を向上のさせていくことを目指しております。「Bibgragh」で検索された情報も、医師が自身の臨床に活用するだけではなく、現在開発中の新規医療AIにも活用されており、医療の未来に貢献しています。 

また、エクスメディオは将来的な診断にかかるAIの研究開発だけでなく、医師の臨床活動をサポートする「関連論文検索AI」も開発しており、すでにヒポクラの中で実用化しています。このサービスは、医師同士の臨床に関する質疑応答のやりとりが行われる「知見共有」の中で、ユーザ医師が投稿した質問からAIが関連する論文を推測し提案する機能で、医師自身が「Bibgragh」で主体的に論文を検索する場合のみならず、医師同士の討論の内容からも副次的に関連する論文を提案することができます。

尚、本サービスは、求める論文に辿り着くまでの時間を効率化するためのサポートツールで、システムによる自動翻訳となっており、最終的には英語原文で論文を読むことを想定しているものです。 

「Bibgragh」URL
https://hpcr.jp/pubmed/search?utm_source=prtimes&utm_medium=pr&utm_campaign=pubmed_prtimes
※「ヒポクラ」に登録しているユーザ医師は無料で何度でも利用することができます。また、医師であれば誰でもユーザ登録前にトライアル利用が可能です。
 

 

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【関連リリース】
・2017.5.22 エクスメディオが医療者のための「関連論文検索AI」を開発
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000015530.html
・2017.7.27 ヒポクラの新サービス「和風PubMedα」をリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000015530.html
・2017.8.8　ヒポクラに新機能：医療者のための「関連論文検索AI」が実用化
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000015530.html