国内最大級の子ども向けプログラミング教育推進運動にオンラインで7万2000名、全国各地の会場で4万2,000名が参加! ~「Hour of Code Japan 2017」開催報告レポート~
特定非営利活動法人みんなのコード(東京都渋谷区、代表理事:利根川 裕太、以下みんなのコード)は、2017年12月の「コンピュータサイエンス教育週間」に全国各地で実施した、子ども向けプログラミング体験イベント「Hour of Code Japan 2017 ~社会みんなで実現する全国プログラミング!~ 」において、合計4万2,000名が参加したことを発表します。また、同期間中に日本国内において、インターネットを通じて「Hour of Code」の無償プログラミング教材を使用した人数は、合計72,000名にもおよびます。
数十万人規模が参加するプログラミンング教育関連イベントは、日本国内では本イベントがはじめととなり、2020年より全国の小学校で開始するプログラミング教育への関心の高さが、改めて伺える結果となりました。
数十万人規模が参加するプログラミンング教育関連イベントは、日本国内では本イベントがはじめととなり、2020年より全国の小学校で開始するプログラミング教育への関心の高さが、改めて伺える結果となりました。
日本マイクロソフト株式会社品川本社に集結した、小学1年生~6年生の子どもたち。
低学年と高学年に分かれて、「Hour of Code」の教材である「アングリーバードの迷路」を使いながらプログラミングの基本を学びました。
■イベント参加者の方からの感想
●お子さんからの感想
「家に帰ってからも、お父さんとプログラミングの話をしました。プログラミングでどんなことができるのか、もっと勉強してみたいです!(小1男子)」
「動きを選んで、そのボタンを動かしてつなげるだけでロボットが動いてびっくりしました。最後の発表は緊張したけれど、ほめてもらえてうれしかったです。もっとやってみたくなりました。(小4女子)」
「もっとプログラミングを勉強して、いろいろな動きをするロボットをつくってみたい!(小5男子)」
●保護者の方からの感想
「子どもにとってはじめての機会でしたが、楽しみながら学んでもらえたようなので、よかったです。(小1男子ママ)」
「今後、この子どもたちの世代には、必要不可欠なスキル・能力となると思います。楽しみながら身に着けることのできるうちから、ぜひこういう体験をさせたいと思っています。(小5男子ママ)」
わからないことがあったときには、会場の社会人・大学生のボランティアのお兄さん・お姉さんがサポート。
スペシャルゲストとしてイギリスから駆けつけてくれた、「マインクラフトエデュケーションエディション」を開発した鵜飼 佑さんと一緒にプログラミングを学びました。
「Hour of Code」は、イベント期間中以外も、インターネット経由で体験できます。当日参加できなかった方は、ぜひチャレンジしてみてください。
URL: https://hourofcode.com/jp/learn
■協力企業からの多彩なプログラムも実施
当日、子どもたちは、「Hour of Code」によるプログラミングの基礎を学んだ後は、各協力企業が提供する多彩なプログラミング・ワークショップを体験しました。
●「プログラミングでMinecraft(マインクラフト)の世界を冒険しよう!」
(協力:日本マイクロソフト株式会社)
●「作ってみよう!動かしてみよう!」
(協力:富士電機ITソリューション株式会社)
●「AdobeのモバイルアプリとScratchを使って自作のキャラクターをプログラミング!」
(協力:アドビシステムズ株式会社)
●(保護者向け)「シマンテックで安心!ネットセキュリティのお話」
(協力:株式会社シマンテック)
大人気ゲーム「Minecraft」(マインクラフト)の世界を自由にプログラミングで創造したり(プログラミングでMinecraft(マインクラフト)の世界を冒険しよう!)、自分の好きな海の生き物をデザインし、水槽の中をいきいきと泳がせたり(AdobeのモバイルアプリとScratchを使って自作のキャラクターをプログラミング!)、ロボットを自由に動かすプログラミングにチャレンジ(作ってみよう!動かしてみよう!)したりと、プログラミングを行いながら、思い思いに新たな世界を創造できる多彩なセッションに子どもたちも大興奮でした。
また、保護者の方向けには「ネットセキュリティ」に関するセミナーが開催され、保護者が知っておくべき、セキュリティ問題やその対策方法などについて、わかりやすく解説がありました。
ご参加いただいた皆さま、本イベントに多大なる協力を賜りました、協力企業・団体、教育委員会、教育関係の皆さま、会場をご提供いただいた皆さま、休日の中、子どもたちのサポートやイベントの運営に携わっていただきました社会人・大学生のボランティアの皆さま、誠にありがとうございました。来年もぜひ「Hour of Code Japan 2018」でお会いしましょう!
■「Hour of Code Japan 2017」に多大なるご協力をいただき、一緒に盛り上げていただいた、以下の方々に、改めて感謝申し上げます。
アドビシステムズ株式会社、株式会社クライム、株式会社シマンテック、SOMPOシステムズ株式会社、株式会社電算、株式会社ドワンゴ、日本事務器株式会社、日本マイクロソフト株式会社、株式会社フォネット、富士電機ITソリューション株式会社、株式会社リブセンス
鵜飼 佑さん、HARU( https://www.youtube.com/channel/UCwrc-D2yr6tOhtH7G5UoJeA )さん、ほか多数の皆さま
■Hour of Code JAPAN 2017 参加人数について
※2017年1月 みんなのコード、Code.org調べ。調査期間:2017年12月4日(月)~10日(日)
参加種別 | 参加者数 |
オフライン参加者(全国の会場に直接来場し、Hour of Codeに参加された方) | 1,503名 |
オンライン参加者(ニコニコ生放送をはじめとする、インターネット経由で Hour of Codeに参加された方) |
40,458名 |
合計 | 41,961名 |
■Hour of Code Japan 2017 実施概要
1.全国各地の小学校などで開催された、プログラミング体験イベント(草の根イベント)
日時:2017年12月4日(月)~9日(土)
会場:全国の小学校や各種子ども向け施設(学童クラブ・学習塾・図書館)など
対象:プログラミング初心者の小学校1-6年生
主な内容:米国・Code.orgが無償提供するプログラミング教材「Hour of Code」などを活用した、プログラミング体験を実施。マインクラフトやディズニーランドのキャラクターなどと一緒に楽しくプログラミングを学びました。
2.Hour of Code Japan 2017 フィナーレイベント
日時:2017年12月10日(日) 13:00~16:00
会場:日本マイクロソフト株式会社 品川本社(メイン会場)
東京都港区港南2-16-3 品川グランドセントラルタワー
(全国7都道府県の連携会場にて、ニコニコ動画による同時中継を実施)
対象:プログラミング初心者の小学校1-6年生とその保護者の方
参加人数:100組200名
主な内容:小学生を対象に、プログラミング入門ワークショップを行いました。プログラミングそのものだけでなく、実社会でどのようにITが役立っているかを説明しました。また、保護者の方を対象とした各種ワークショップも実施しました。
■Hour of Code(アワー・オブ・コード) について
「Hour of Code」を主唱する米国の非営利活動法人「Code.org(コード・ドット・オルグ、代表:CEO Hadi Partovi)」は、「全ての児童・生徒がコンピュータサイエンスを学ぶ機会を得る」ことをミッションに、世界的にプログラミング教育の推進活動を行っています。オバマ前大統領やマイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏、Facebook創業者のマーク・ザッカーバーグ氏など、多数の著名人がこの活動に賛同しています。2013年の設立以降、毎年12月の「コンピュータサイエンス教育週間」に「Hour of Code」を開催しており、これまでに34言語に翻訳、180カ国以上でプログラミング教育関連イベントが開催され、全世界で約4億5,000万人の児童・生徒が参加しています。みんなのコードは、2015年より米国・Code.orgの日本国内認定パートナーとして、日本における「Hour of Code」をリードしています。
■特定非営利活動法人みんなのコードについて
みんなのコードは、「すべての子どもがプログラミングを楽しむ国にする」をミッションに、2015年7月に設立されました。メンバーは主に、学校の教員、IT企業の出身者等の職員に加え、学校教員、学生などのボランティアで構成されており、小学校での「プログラミング必修化」に向けた取り組みを幅広く支援しております。
※みんなのコードは、2017年10月1日より「特定非営利活動法人みんなのコード」となりました。
団体名:特定非営利活動法人みんなのコード
代表:代表理事 利根川 裕太
設立:2015年7月
所在地:東京都渋谷区渋谷3-15-2 MTエステートビル 5F
ウェブサイト: https://code.or.jp/
以上
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像