意外!?副業経験者の約半数が"確定申告をわずらわしい"と思っていない。理由は会計サービスの充実
シューマツワーカーが副業社員の確定申告に関する調査を発表
副業したい人と企業をつなげるサービス「シューマツワーカー」を運営する株式会社シューマツワーカー(本社:東京都渋谷区/ 代表取締役:松村幸弥)は、「シューマツワーカー」で副業経験のある副業社員を対象に、「確定申告を中心としたお金の管理に関する調査」を実施いたしました。
■調査の背景
働き方改革により、副業を解禁する企業が増えてきました。しかし、副業をしたいと思っていても「確定申告のわずらわしさ」がネックとなり、副業を躊躇している人の声もよく聞くところ。そこでシューマツワーカーは、実際に副業をしている副業社員は確定申告をどのように行なっているのかを独自に調査。気になるお金事情もあわせて調査しました。
■主な調査結果
■副業の収入は、10〜15万円が相場
実際に副業をしている人の収入はどれくらいなのでしょうか。副業での平均報酬(額面)を聞いたところ、「10〜15万円」と答えた人が37%と最多。20万円以上の高額な収入を得ている人は、全体の14%を占めました。
■51%の副業社員は、副業で得たお金を有料の会計アプリで管理している
副業を行うにあたり、確定申告をはじめとした手続きや、そのためのお金の管理は必須。膨大な領収書やレシートデータの管理はどのように行なっているのでしょうか。もっとも多かった意見は、freeeやマネーフォワードといった「有料アプリ」(51%)での管理でした。そのほか、「ブルーリターンA」を利用している人も2%おり、クラウド会計サービスが副業に関わる手続きを楽にしていることがわかります。
■意外!?「確定申告をわずらわしい」と思っている人は約半数にとどまっている
「副業をするうえで、確定申告はわずらわしいと思いますか?」と聞いたところ、「はい」と答えた人が54%、「いいえ」と答えた人は46%でした。
さらに、「はい」と回答した人にその理由を聞いたところ、以下のような回答を得られました。
しかし、わずらわしいと思っている副業社員は54%にとどまっています。理由の一因は、以下の調査結果に見ることができました。
■確定申告は会計ソフトで行う人が大半。なかには国税庁の確定申告等作成コーナーを使う人も
「確定申告をどのように行なっているか」を聞いたところ、お金の管理同様に会計ソフトを使用して申告している人が約半数を占めました。
意外と多かったのは国税庁の「確定申告書等作成コーナー」の利用者で、会計ソフトに次ぐ23%でした。2019年からスマートフォンで申告できるようになったため、利用者が増加したと考えられます。
■アンケート結果の総論
今まで、一般的には「確定申告=わずわしいもの」というイメージがありました。しかし、freeeやマネーフォワードなどの会計ソフトが増加し、簡単でスムーズな申告が可能になりつつあります。そんな背景からも、副業をしやすい環境が整ってきていると言えます。
■確定申告でよく挙がるお悩みを、副業に詳しい税理士に相談
最後に、副業社員が確定申告で具体的に困っていることで、特に意見の多かった内容について、副業に関する税金に詳しい税理士の橋本達広先生にアドバイスをいただきました。
相談1:めんどうで、つい確定申告を後回しにしがち…そんな人におすすめの会計サービスを教えてください。
回答:有料会計ソフトを使う場合、個人事業主の方には値段も安い「弥生会計」と「マネーフォワード」がおすすめです。一方、顧問の税理士がいる場合は、その税理士が使っている会計ソフトを利用した方がデータの受け渡しがスムーズになります。
また、副業であれば基本的に雑所得となります。貸借対照表を作成する必要もないので、ソフトに入力せずに収入と経費についてExcel等で管理して、国税庁の確定申告書作成コーナーで作成するという方法がおすすめです。
「弥生会計」
https://www.yayoi-kk.co.jp/
「マネーフォワード」
https://moneyforward.com/
相談2:初めて確定申告をします。初心者がつまずくポイントを教えてください。
回答:収入という観点ですと、計上月の誤りに気をつけていただければと思います。(例:本来は12月分の仕事で1月に入金のものは12月の収入として計上しなければならないところを、入金の日付で計上してしてしまう、など)
経費に関する点ですと、「事業用の支出」と「プライベート用の支出」が混在している家事関連費をどこまで経費に入れるかは、判断が難しいところです。また、副業等で所得税が徴収されている場合に、申告書への記載が漏れているケースが散見されるため、その点も注意が必要です。
相談3:確定申告する際に押さえるべきポイントを教えてください。
回答:本来納付しなければならない額よりも少なく申告してしまった場合は、修正申告書の提出が必要です。修正申告書を提出した場合や、税務署から更正があった場合は、「延滞税」と「過少申告加算税」いう追徴課税が課せられるので、確定申告は慎重に行う必要があります。
逆に副業している方の中には、確定申告をすると税金が戻ってくる方もいらっしゃると思います。そういった人の還付申告は翌年1月1日から5年間行うことができます(通常の確定申告は2月16日からです)。
つまり、確定申告時期に税務署や確定申告会場が混み合うのを避けられますし、過去に5年間もさかのぼって申告することが可能です。
■アンケート概要
「確定申告を中心としたお金の管理に関する調査」
調査期間:2018年2月4日(月)〜2019年2月9日(土)
調査対象:シューマツワーカーで副業経験のある登録者65名
女性28.6%、 男性71.4%
20代42.9%、30代51.4%、40代5.7%
エンジニア77.1%、デザイナー11.4%、マーケター8.6%、ディレクター2.9%
調査方法:アンケート調査
■株式会社シューマツワーカー 会社概要
2017年7月に正式リリースして以降、IT人材不足の課題をかかえる企業に対して、これまで300案件以上の副業社員のマッチングを行なってきました。シューマツワーカーには、Web業界での経験が豊富なエンジニアやデザイナー・マーケターが多数登録。各企業のニーズにあった優秀な副業社員をご提案できます。
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株式会社シューマツワーカー
所在地 東京都渋谷区宇田川町2-1 渋谷ホームズ807
代表者 代表取締役 松村幸弥
設立日 2016年9月
会社HP https://company.shuuumatu-worker.jp/
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働き方改革により、副業を解禁する企業が増えてきました。しかし、副業をしたいと思っていても「確定申告のわずらわしさ」がネックとなり、副業を躊躇している人の声もよく聞くところ。そこでシューマツワーカーは、実際に副業をしている副業社員は確定申告をどのように行なっているのかを独自に調査。気になるお金事情もあわせて調査しました。
■主な調査結果
- 副業の収入は、10〜15万円が相場
- 半数以上の副業社員は、副業で得たお金を有料の会計アプリで管理している
- 意外!?「確定申告をわずらわしい」と思っている人は約半数にとどまっている
- 確定申告は会計ソフトで行う人が大半。なかには国税庁の確定申告等作成コーナーを使う人も
■副業の収入は、10〜15万円が相場
実際に副業をしている人の収入はどれくらいなのでしょうか。副業での平均報酬(額面)を聞いたところ、「10〜15万円」と答えた人が37%と最多。20万円以上の高額な収入を得ている人は、全体の14%を占めました。
■51%の副業社員は、副業で得たお金を有料の会計アプリで管理している
副業を行うにあたり、確定申告をはじめとした手続きや、そのためのお金の管理は必須。膨大な領収書やレシートデータの管理はどのように行なっているのでしょうか。もっとも多かった意見は、freeeやマネーフォワードといった「有料アプリ」(51%)での管理でした。そのほか、「ブルーリターンA」を利用している人も2%おり、クラウド会計サービスが副業に関わる手続きを楽にしていることがわかります。
■意外!?「確定申告をわずらわしい」と思っている人は約半数にとどまっている
「副業をするうえで、確定申告はわずらわしいと思いますか?」と聞いたところ、「はい」と答えた人が54%、「いいえ」と答えた人は46%でした。
さらに、「はい」と回答した人にその理由を聞いたところ、以下のような回答を得られました。
副業解禁により、今年はじめて確定申告する人も多いからか「何から始めていいかわからない」(36.8%)や「やり方がわかりづらいから」(47.4%)という声も多く上がっています。
しかし、わずらわしいと思っている副業社員は54%にとどまっています。理由の一因は、以下の調査結果に見ることができました。
■確定申告は会計ソフトで行う人が大半。なかには国税庁の確定申告等作成コーナーを使う人も
「確定申告をどのように行なっているか」を聞いたところ、お金の管理同様に会計ソフトを使用して申告している人が約半数を占めました。
意外と多かったのは国税庁の「確定申告書等作成コーナー」の利用者で、会計ソフトに次ぐ23%でした。2019年からスマートフォンで申告できるようになったため、利用者が増加したと考えられます。
■アンケート結果の総論
今まで、一般的には「確定申告=わずわしいもの」というイメージがありました。しかし、freeeやマネーフォワードなどの会計ソフトが増加し、簡単でスムーズな申告が可能になりつつあります。そんな背景からも、副業をしやすい環境が整ってきていると言えます。
■確定申告でよく挙がるお悩みを、副業に詳しい税理士に相談
最後に、副業社員が確定申告で具体的に困っていることで、特に意見の多かった内容について、副業に関する税金に詳しい税理士の橋本達広先生にアドバイスをいただきました。
相談1:めんどうで、つい確定申告を後回しにしがち…そんな人におすすめの会計サービスを教えてください。
回答:有料会計ソフトを使う場合、個人事業主の方には値段も安い「弥生会計」と「マネーフォワード」がおすすめです。一方、顧問の税理士がいる場合は、その税理士が使っている会計ソフトを利用した方がデータの受け渡しがスムーズになります。
また、副業であれば基本的に雑所得となります。貸借対照表を作成する必要もないので、ソフトに入力せずに収入と経費についてExcel等で管理して、国税庁の確定申告書作成コーナーで作成するという方法がおすすめです。
「弥生会計」
https://www.yayoi-kk.co.jp/
「マネーフォワード」
https://moneyforward.com/
相談2:初めて確定申告をします。初心者がつまずくポイントを教えてください。
回答:収入という観点ですと、計上月の誤りに気をつけていただければと思います。(例:本来は12月分の仕事で1月に入金のものは12月の収入として計上しなければならないところを、入金の日付で計上してしてしまう、など)
経費に関する点ですと、「事業用の支出」と「プライベート用の支出」が混在している家事関連費をどこまで経費に入れるかは、判断が難しいところです。また、副業等で所得税が徴収されている場合に、申告書への記載が漏れているケースが散見されるため、その点も注意が必要です。
相談3:確定申告する際に押さえるべきポイントを教えてください。
回答:本来納付しなければならない額よりも少なく申告してしまった場合は、修正申告書の提出が必要です。修正申告書を提出した場合や、税務署から更正があった場合は、「延滞税」と「過少申告加算税」いう追徴課税が課せられるので、確定申告は慎重に行う必要があります。
逆に副業している方の中には、確定申告をすると税金が戻ってくる方もいらっしゃると思います。そういった人の還付申告は翌年1月1日から5年間行うことができます(通常の確定申告は2月16日からです)。
つまり、確定申告時期に税務署や確定申告会場が混み合うのを避けられますし、過去に5年間もさかのぼって申告することが可能です。
■アンケート概要
「確定申告を中心としたお金の管理に関する調査」
調査期間:2018年2月4日(月)〜2019年2月9日(土)
調査対象:シューマツワーカーで副業経験のある登録者65名
女性28.6%、 男性71.4%
20代42.9%、30代51.4%、40代5.7%
エンジニア77.1%、デザイナー11.4%、マーケター8.6%、ディレクター2.9%
調査方法:アンケート調査
■株式会社シューマツワーカー 会社概要
2017年7月に正式リリースして以降、IT人材不足の課題をかかえる企業に対して、これまで300案件以上の副業社員のマッチングを行なってきました。シューマツワーカーには、Web業界での経験が豊富なエンジニアやデザイナー・マーケターが多数登録。各企業のニーズにあった優秀な副業社員をご提案できます。
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株式会社シューマツワーカー
所在地 東京都渋谷区宇田川町2-1 渋谷ホームズ807
代表者 代表取締役 松村幸弥
設立日 2016年9月
会社HP https://company.shuuumatu-worker.jp/
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