自社製品が初めて飛行訓練装置(FTD)に認定
国内唯一のFTD製造販売メーカーとしてラインナップを強化
<主要諸元>
型番 TFS003T-G58
寸法 全長2,100mm全幅1,650mm全高1,450mm
対応機 固定翼機(バロンG58)
用途 飛行訓練装置レベル3
(国土交通省認定 国空航第3311号)
操縦桿 サーボモータ式
乗員数 2名
教官卓機能 気象の変更、機体位置・高度・速度の変更、故障発生等のオペレート
パイロット不足が社会問題となっている昨今、FTDは「実機よりも安価で訓練ができる」「危険が伴う訓練を安全に行える」「求める飛行環境を容易に再現できる」などのメリットにより、企業や教育機関での導入が進められています。しかし、FTDを含む国産フライトシミュレータの製造販売を行う企業は現時点で弊社のみとなり※1、また競合となる海外製品は定期メンテナンスの都合から、国内メーカー製造によるFTDを望む声が多くありました※2。
(※1:弊社調べ2020年4月時点 ※2:FTDは毎年度1回の定期検査を受ける必要があります)
弊社は、戦後初の国産小型旅客機「YS-11」より航空産業に参入し、設計開発・生産技術・解析業務を通し日本の航空産業の発展に貢献してまいりました。現在では、シミュレータを用いた操縦系統の評価試験や、シミュレータ訓練装置の操縦系統・電子系統の性能評価試験業務を請け負っており、それらの経験と知識を活かしたフライトシミュレータの独自開発を進め、企業や教育機関に納品してまいりました。今回の飛行訓練装置としての認定を機に、製品のバラエティ化を図り、航空産業の人材育成に協力してまいります。
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