サイバー大学が福岡未来創造プラットフォームの加盟大学に完全オンラインの教育プログラム「データサイエンス入門」を提供
【本プレスリリースの要約】
福岡未来創造プラットフォームにオンライン学習のみで完結する教育プログラムの提供を開始
時間や場所を問わず効果的な学習が可能になることで受講者の学びの幅が広がる
対象科目である「データサイエンス入門」を通じて学生はテクノロジーの有用性や魅力を学べる
デジタル大学のノウハウを集結した学習管理システムを使って大学間のオンラインによる教育連携が加速することを期待
福岡未来創造プラットフォームは福岡市を中心とする高等教育の振興と地域社会の活性化を目的に設立された組織であり、福岡都市圏に位置する大学・自治体・産業界の垣根を越えた取り組みを推し進めています。
この度、同団体の地域人材育成作業部会の取り組みの一環として、オンラインで受講できる本学の科目「データサイエンス入門」の加盟校への提供が初めて実現しました。
本科目は、文部科学省が認定および選定して推奨する「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(MDASH)リテラシーレベル」の認定要件である、数理・データサイエンス・AIの利活用や関連した情報セキュリティ等の基本的な内容を1科目で対応しており、1学期に1科目のみの受講で効果的に基礎を学べる点が特長です。参加校に在籍する学生は本学の特別聴講生としてこの科目を受講します。
また、受講にあたっては本学独自のeラーニングプラットフォームである「Cloud Campus(クラウドキャンパス)」を活用します。このシステムにより、学生はパソコンやタブレット、スマートフォンから、時間や場所を選ばずに受講することが可能になります。学生による学習、小テスト、期末試験の実施および本学から個々の学生に対する学習アドバイスに至るまで、システム内ですべて完結するため、自身の専門分野にくわえた効果的な学習が期待できます。
この取り組みを通してこれからの社会で必要とされるデータサイエンスの基礎力を身に付けた人材育成に貢献してまいります。同時に、本学としてはCloud Campusを活用する初の試みが、今後、福岡都市圏の各大学がオンラインで教育連携を進めていくうえでの足がかりとなることを期待しています。
【科目提供の概要】
受講資格
加盟各校の正科生(学部、学科、学年は不問)
受講方法
Cloud Campusによるオンライン受講
受講期間
2023年10月5日~2024年2月8日
受講者の取り扱い
1)受講者は本学・特別聴講学生として本学関連規程に従い受講
2)受講結果に基づく単位の認定は授業内容に基づき加盟各校で判断
科目名
「データサイエンス入門」
科目概要
データサイエンス・人工知能を主体的に取り扱うために必須の基礎的知識の習得を目的に(1)データサイエンス・人工知能の基礎概念と社会的背景(2)データの収集方法と前処理手法(3)データサイエンス・人工知能での基礎的なデータ利活用方法と留意点を学ぶ。
詳細は「データサイエンス入門シラバス」参照
地域活性化を推し進める「福岡未来創造プラットフォーム」
福岡都市圏に位置する大学・自治体・産業界が個々の資源を共有するとともに地域の活性化を推進するために2019年5月に設立された団体です。「学生募集」「地域人材育成」「地元就職・定着」「生涯学習」「大学・自治体・産業界交流」の5つの作業部会からなり、14大学、1都市、2団体が加盟しています。本学は同団体の設立当初からその理念に賛同し、加盟大学で唯一、通学不要の完全オンラインによる授業を展開するデジタル大学として「地域人材育成作業部会」「地元就職・定着作業部会」「生涯学習作業部会」の活動に参画しています。
>福岡未来創造プラットフォーム 公式ホームページ (https://www.fuk-miraipf.net/)
デジタル大学の先駆者としての「サイバー大学」
福岡市が内閣府から認定を受けた構造改革特区を活用し、文部科学省の認可を受け、2007年4月に開学した株式会社立の通信制大学です。すべての授業をインターネット配信するため通学が一切不要で学士号(大学卒業資格)を取得できます。いつでも自分の都合にあわせてインターネットにアクセスし、eラーニング方式で受講できるほか、学生同士や教員との交流やサポートもインターネット上で行うデジタル大学です。
>サイバー大学の基本情報(https://www.cyber-u.ac.jp/about/)
教育エコシステムのハブとしての役割をめざす「Cloud Campus」
Cloud Campusはサイバー大学が独自に開発したeラーニングプラットフォームです。学習コンテンツを簡単に内製できるだけでなく、受講者の学習管理や質疑応答、小テストやレポート等の課題やディスカッション、試験をひとつのプラットフォーム上でシームレスに運用でき、学校や企業でのeラーニングに必要な機能を備えています。2023年8月には国際標準化団体「1EdTech Consortium, Inc.」が策定するLTI 1.3の認証(学習アプリケーションとツールを、学習管理システムや学習eポータル等のプラットフォームに、安全かつ簡便に接続することを目的とした技術標準)を取得し、同認証を取得した異なる学習ツール間でシームレスに利用することが可能となりました。デジタル大学での運用で培ったノウハウを活かし、Cloud Campusが真の教育・学習に資する教育システムのハブとなることをめざしています。
>製品紹介ページ(https://cc.cyber-u.ac.jp/)
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