ユーカーパック、月刊「中古車相場レポート」の配信を開始
~創刊号(2026年9月号):輸出動向、自社成約データ、入札数ランキング、秋冬のトレンド予測~

中古車売買の仲介事業を行うUcarPAC株式会社(本社:東京都江戸川区、代表取締役:中谷 圭吾、以下 ユーカーパック)は、自社オークションの成約データや現場の生の声、最新の業界動向などを多角的に分析した月刊「ユーカーパック 中古車相場レポート」の配信を、2026年9月号(2026年8月実績)から開始しました。
創刊号では、2026年8月の中古車相場について、輸出需要の推移・自社オークションの成約動向・入札数が多かった車種・秋冬に向けたトレンド予測をまとめています。
▼レポート本文はこちらから
https://ucarpac.com/sell/useful/report202609/
本レポートについて
中古車相場は、輸出需要や為替、季節要因、車種ごとの需給など、さまざまな要因によって変動します。
本レポートでは、ユーカーパックのオークション成約データと監修者の現場知見をもとに、こうした市場の変化を可視化し、クルマの売却を検討する方や中古車市場に関わる方の判断材料となる情報を毎月提供することを目的としています。
監修は、自動車流通業界歴21年の市村 幸士(事業推進室、未来事業ストラテジスト)が担当します。
創刊号のポイント(2026年8月実績)
1. 成約数は前年超え:取引は縮小せず、堅調に推移
2. 平均成約金額は前年割れ:300万円以上の高価格帯成約が減少する一方、300万円未満の成約数は3年連続で増加し、取引の中心が中価格帯以下へシフト
3. 入札上位車種の価格は落ち着く:アルファード、ヴェルファイアなどは流通台数の増加に伴い、突出した高値は出にくくなっている
4. 秋冬のトレンド予測:相場全体を押し上げる好材料は乏しい。季節要因でSUVの需要に注目
背景:円安と輸出需要の動向
中古車の輸出は高水準が続いています。日本中古車輸出業協同組合(JUMVEA)の公表では、2025年の中古車輸出台数は170万8,604台(前年比+9.1%)で、3年連続で過去最高を更新しました。
▼中古車輸出台数の推移(2023〜2026年)
|
期間 |
輸出台数 |
前年比 |
|
2023年 |
153万6,472台 |
+24.3%(過去最高) |
|
2024年 |
156万6,621台 |
+2.0%(過去最高) |
|
2025年 |
170万8,604台 |
+9.1%(過去最高) |
|
2026年7月(単月) |
14万11台 |
前年同月比-6.9% |
2026年7月は、中東情勢の影響でUAE向けが減り、前年同月比で6.9%減となりました。
一方、ロシア向けは前年同月比で4割増と伸び、輸出先によって明暗が分かれています。
▼2025年 中古車輸出先ランキング(上位3カ国)
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順位 |
国 |
輸出台数 |
前年比 |
要点 |
|
1 |
UAE(アラブ首長国連邦) |
25万2,637台 |
+11.7% |
アフリカ・中東へ向かう中古車貿易の中継地 |
|
2 |
ロシア |
18万6,584台 |
-6.3% |
現地の自動車リサイクル税引き上げの影響で減少したが第2位を維持 |
|
3 |
タンザニア |
11万7,489台 |
+53.8% |
日本と同じ左側通行・右ハンドル。資源高を背景に需要が急増 |
出典:日本中古車輸出業協同組合(JUMVEA)公表の中古車輸出台数(車両価格20万円以上)をもとに作成。日本自動車会議所「2025年の中古車輸出、9.1%増の170万台」https://www.aba-j.or.jp/info/industry/25739/ /同「2024年の中古車輸出、前年比2%増の156万台」https://www.aba-j.or.jp/info/industry/23647/ 。2026年7月の単月値はJUMVEAおよび財務省「貿易統計」の公表値(https://jumv.net/)。
ユーカーパックのオークション動向

2026年8月のユーカーパック オークションにおける成約数は前年を上回った一方、1件あたりの平均成約金額は前年を下回りました。
高価格帯(300万円以上)の成約が減った一方、中価格帯(100万〜299万円)以下の取引比率が高まったことが要因です。
中価格帯以下の成約数は3年連続で増加しており、手頃な価格帯への需要の集中が、当社オークションの結果にも表れています。
※この数字は当社オークションの実績であり、中古車市場全体の統計とは異なります。
2026年8月 入札数ランキング
|
順位 |
メーカー |
車種 |
|
1 |
トヨタ |
アルファード |
|
2 |
ホンダ |
N-BOX |
|
3 |
トヨタ |
ヴェルファイア |
|
4 |
トヨタ |
プリウス |
|
5 |
トヨタ |
アクア |
|
6 |
日産 |
セレナ |
|
7 |
ダイハツ |
タント |
|
8 |
トヨタ |
ランドクルーザープラド |
|
9 |
トヨタ |
ヴォクシー |
|
10 |
BMW |
3シリーズ |
集計対象:ユーカーパック オークションの車種単位の入札数(2026年8月)
アルファードとヴェルファイアは今回も入札数が多く、買い手の関心は高い状況です。
市場に流通する台数が増えているため、以前のような突出した高値は出にくくなり、価格は安定する方向にあります。
査定額を左右するのはグレードだけではなく、後席モニター、プレミアムサウンド、電動ステップなどの装備内容にもよります。
2026年秋冬のトレンド予測
例年、お盆などの長期休暇明けは市場の動きがいったん落ち着きます。
現時点では、相場全体を押し上げる好材料は乏しい状況です。
一方、9〜11月は冬需要を見据えた仕入れが進む時期です。トヨタ ヤリスクロスやホンダ ヴェゼルなどのSUVは、国内外で需要が高く、冬に向けて注目されやすいカテゴリーです。
9〜12月は市場全体の取引価格が落ちにくい時期です。もっとも、これは市場全体の傾向であり、個別の車両価値については、日数の経過とともに下がっていきます。
年が明けると年式上「1年古い車」として扱われるため、年末に売却を検討する場合は、年内に査定額を確認しておくと判断しやすくなります。
監修者コメント

市村 幸士(UcarPAC株式会社 事業推進室 未来事業ストラテジスト)
「平均値だけを見ると下がったように見えますが、成約数は前年を超えています。相場全体が崩れたというより、取引の中心が中価格帯へ移ったことで平均値が下がったと見るのが自然です。
輸出の勢いには一服感があるものの、円安を背景にした海外需要はいまも相場を下支えする要因のひとつです。ただし、売却時期を迷っている場合は、『相場が上がるか』だけでなく、時間の経過による車両価値の低下も含めて考えることが大切です。」
監修者紹介:https://ucarpac.com/contents/introduce00005/
ユーカーパックについて
私たちは「モビリティ経済圏をデータで切り拓き、すべての人の未来をドライブさせる」というミッションのもと、クルマの「持つ」「売る」「買う」に関わるプラットフォームを構築しています。
車買取サービス「ユーカーパック」(https://ucarpac.com/)は、全国約8,000店が参加する一般ユーザー向け車買取オークションです(2026年9月時点、自社調べ)。1度の査定で複数の買取店が入札するため、愛車の売却価格を比較しやすい仕組みです。個人情報が多数の業者に拡散せず、複数社から営業電話がかかってくることもありません。
売却を検討されている方は、下記より無料査定をぜひご利用ください。
愛車の相場を知りたい方は、個人情報不要の無料アプリ「ユーカーパックアプリ」をご利用ください。
https://ucarpac.com/contents/app/
会社概要
会社名 : UcarPAC株式会社
本社 : 東京都江戸川区中葛西3-33-11 マルカビル6F
代表者 : 代表取締役 中谷圭吾(なかたにけいご)
設立 : 2012年3月6日
事業内容 : 自動車売買仲介サービスの運営、モビリティデータの分析・活用、モビリティ領域のサービス開発・提供
コーポレートサイト URL : https://www.ucarpac.co.jp/
ユーザー向けサービスサイト URL: https://ucarpac.com/
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