スマートプランター『grow HOME』が2020年度グッドデザイン賞を受賞
居住者同士のコミュニケーションツールとしてマンションやコワーキングスペースへの導入も
野菜栽培を通じてコミュニケーションを育み、収穫はFarm to Tableとして楽しむ
“プランター”という和製英語ができたのは、1955年。プランティオCEO芹澤孝悦の祖父・芹澤次郎氏が、当時、近代化が進む都市部で、人々が”農”から遠ざかってしまう事を憂い、「せめて家庭に自然が残るように」という思いのもと、長方形の容器”プランター”を発明しました。以来65年間、アグリカルチャーへのアプローチはほとんど変化をすることなく、プランターは本質的な意味でのアップデートをされることはありませんでした。
そして2020年、プランティオは、野菜栽培を通じてコミュニケーションが発生するように、プランターをリデザイン。時代に合わせて形状や素材を選定、プランターとともに野菜栽培に必要な土やタネにも持続的デザインを徹底しています。また最も特徴的なのが、 IoTとAIを搭載していること。プランターが増えれば増えるほど学習するAIシステム「Crowd Farming System」により、専用アプリ「grow GO」では、栽培者へお手入れ情報をベストなタイミングで通知。アプリにはコミュニケーションを育むコンテンツが充実しており、「Farm to Table」スタイルで身近な人と育てた野菜を楽しく食べるまでをサポート。大手不動産デベロッパーなどを通じ、一般住宅やマンション、コワーキングスペースなどに導入され、多くの方々が自分たちで「楽しく育てて、楽しく食べる。」新しい体験が広がっています。
- 受賞概要
受賞対象名 :スマートプランター [grow HOME]
受賞カテゴリー :園芸用品
受賞企業・団体 :プランティオ株式会社
* Smart Planter(スマートプランター)はプランティオ株式会社の商標です。
(登録番号:5864648、5874956)
審査員評価コメント
食の安全を考えると自分で野菜を育てることに行きつくが、なかなかハードルが高い。そのハードルを下げるためのプロダクトとサービスである。フレンドリーな優しい形状のセンサーデバイスと環境に優しい素材のプランター、土、野菜のタネを合わせたIoTプランターセットに構成され、届いた日から野菜作りを始めることができる。野菜作りは収穫までの過程で様々な問題に直面するが、「これならできる」と思わせるものがある。このサービスは、デザインを蔑ろにすることなく、むしろ前面に押し出し、ユーザーとの接点として考えられている。
使用イメージ
- 『grow HOME』を構成するデザイン
grow PLANTER
プランター部分は、石灰からつくられた環境にやさしい素材「LIMEX」を使用。側面の不織布は水は通さず、空気は通す材質で、陶器の鉢と同じような通気構造になっています。
栽培データを測るカメラ付きIoTアグリセンサー
grow CONNECT
2020年8月、IoTセンサー『grow CONNECT』をクラウドファンディングMakuakeサイトで先行発売したところ、目標833%達成。正式発売は2021年2月予定。
地球を傷つけずに繰り返し使える
grow SOIL
固定種・在来種のタネがセットに。
すぐに始められる
スマートフォンアプリgrow GOで
楽しく育てて、楽しく食べる。
身近な人と楽しく食べるために、野菜を育てたい。Farm to Tableを楽しむ人々をサポートしてくれるアプリです。
- いつでもどこでも誰でも、野菜を育てられる世界へ
フードロスや食糧危機、自然環境の問題、食の安心・安全など、食と農には、大量生産・大量消費型から起因する様々な社会課題があります。特に日本の農業において、これらの課題の解決のキーとなるのは海外ではスタンダードになりつつある“野菜を買う”という一択だけではない、“民主”が主役の農、食の民主化であるとプランティオでは考えています。
- grow公式ブランドサイト
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