2019年2月6日(水・休園)、駐日デンマーク王国大使がご来園
永明の孫「毛二(マオアル)」がコペンハーゲン動物園へ
駐日デンマーク王国大使フレディ・スヴェイネ氏が2月6日(水)~8日(金)に和歌山県の各自治体を公式訪問されます。この度、アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)のジャイアントパンダファミリーと繁殖研究施設の視察をご要望いただき、ご来園いただくこととなりました。
デンマーク王国のコペンハーゲン動物園と中国動物園協会は、2017年にジャイアントパンダの共同繁殖研究に関する協定を結んでおり、今年2頭のジャイアントパンダ(オス1頭、メス1頭)が中国成都よりコペンハーゲン動物園に派遣される予定です。
この2頭のジャイアントパンダのうち、メスの「毛二(マオアル)」が、「永明(えいめい)」の孫にあたるというご縁があり、ご来園に至りました。
デンマーク王国と和歌山県は、1957年の日ノ御埼沖で、貨物船エレンマースク号による日本船の救済や、
2002年のサッカーW杯の事前キャンプ地として和歌山市を選んでいただくなど深い交流があり、さらにご縁が深まる出会いとして、このジャイアントパンダのつながりを大切にし、未来のSmileを築いてまいります。
【デンマーク王国と和歌山県のつながり】
1957年、紀伊水道で火災を起こした徳島県の機帆船・高砂丸を航行中であったデンマーク船エレンマースク号が救助に向かわれました。救助途中に力尽き海中に転落した者をヨハネス・クヌッセン機関長自ら海中に飛び込み救助に向かったものの、落命されました。この事件を受け、1957年(昭和32年)7月1日にヨハネス・クヌッセン遺徳顕彰会により、遭難現場を見下ろす美浜町の日の岬パークの高台(クヌッセンの丘)に、顕彰碑が建立されました。遺体発見場所である日高町田杭地区にヨハネス・クヌッセンの供養塔及び胸像が建立され、毎年2月10日を「殉職の日」として、ヨハネス・クヌッセン遺徳顕彰会により慰霊献花式が行われています。
また2002年の日韓ワールドカップに出場を決めたデンマーク王国に対して、和歌山県の関係者が事前キャンプの招致活動を行いました。その際クヌッセン機関長の遺族を招待し、クヌッセンの丘で献花式も行われました。地元の小学生は、デンマーク国旗を持って遺族を出迎え、クヌッセン機関長の偉業を伝える紙芝居を披露するなど、交流を深めました。
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