二子玉川の新たなランドマークへ NOIZ×高尾俊介-キューブ型LEDにジェネラティブアート作品が玉川髙島屋S・Cファサードに登場
玉川髙島屋S・Cのファサードリニューアルに伴い、最大6メートル四方の大型LEDキューブ3台を設置。高尾俊介氏による新作「光を刻む」を展開。NEORTがアートキュレーション・システム設計を担当。

デジタルテクノロジーを駆使したアーティストと社会をつなぐ支援をするNEORT株式会社(代表取締役:髙瀬俊明、本社:東京都品川区、以下NEORT)は、3月20日にリニューアルオープンする玉川髙島屋ショッピングセンター(以下、玉川髙島屋S・C)のファサードに設置される大型LEDキューブにおいて、ジェネラティブアーティスト・高尾俊介氏によるアート作品のデザイン監修およびシステム設計を担当いたしました。
■プロジェクト概要
玉川髙島屋S・Cは、建物外観の大規模リニューアルの一環として、最大6メートル四方の大型LEDキューブ計3台を南館ファサードに新設します。建築・デザイン事務所NOIZ(株式会社ノイズ、代表取締役:酒井 康介)が全体設計を担当し、既存のルーバーを撤去することで、アトリウム空間を街に開放する新たな景観を創出します。
この大規模なリニューアルにより、二子玉川駅を挟む街の東西をつなげるハブとしての機能が強化され、アトリウムガーデン内には「展望ゲート」も設置されます。南館ファサードに設置される3台のLEDキューブには、「Generativemasks」で知られるアーティスト・高尾俊介氏によるジェネラティブアート作品が展開されます。
■作品について

「光を刻む(Light Carving)」は、暦に呼応しながら変化する光の軌跡を描くジェネラティブアート作品です。3つのLEDキューブに映し出される光は、時間の移ろいと共に刻々と形を変えて都市空間に溶け込んでいくことを意図して制作されました。プログラムによって生成される映像は、細やかな脈動から大胆な揺らぎへと呼吸するように変化していきます。
制作年:2024-2025年
■アートコンセプト

今回のプロジェクトのコンセプトは「街と呼応するデジタルアートと『呼吸する』建築・ディスプレイ」です。二子玉川エリアの人々の暮らしや息遣いと呼応するデジタルアートが、季節や時間帯に合わせて変化しながら放映されます。
高尾俊介氏は本プロジェクトについて「自然と都市の境界に位置する二子玉川という場所性を反映し、デジタルとフィジカルの間を行き来するような視覚体験を創出したいと考えました。LEDキューブという特殊な形状を活かし、あたかも建築自体が呼吸しているかのような生命感あふれる表現を目指しています」とコメントしています。
アーティスト
高尾俊介

アーティスト、ジェネラティブアート振興財団代表理事。2019年より日記のように毎日プログラムコードを公開する活動として、デイリーコーディングを実践。2021年NFTアートプロジェクト「Generativemasks」を発表。1万点の生成される仮面のNFTが世界的に注目を集め、1万個が完売した。このアーティスト収益からジェネラティブアート振興財団を設立し、作家活動と並行して普及活動に従事している。
新たな姿を3月20日に披露した玉川髙島屋S・C
■施設情報
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施設名称: 玉川髙島屋S・C
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一部施設リニューアル: 2025年3月20日
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所在地: 東京都世田谷区玉川3-17-1
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放映時間:9:30〜22:00
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アクセス: 東急田園都市線・大井町線「二子玉川」駅下車、西口より徒歩2分
NOIZ
2007年に豊田啓介と蔡佳萱(サイ・ジャシュエン)が設立。2016年に酒井康介が参加。建築を軸にインスタレーションから都市まで幅広いジャンルで国際的に活動する建築・デザイン事務所。最新のデジタル技術を駆使した各種デザインや製作、システムの実装から教育、各種リサーチ&コンサルティング活動も積極的に展開する。
NEORT株式会社
デジタルテクノロジーを駆使したアーティストと社会をつなぐことを支援。2022年4月にデジタルアート専門の展示空間「NEORT++」が馬喰町にて開廊。オンライン・オフラインを行き来しながら新しいアートの体験構築を目指す。
https://team.neort.io/
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