日本ストライカー 切開創を非侵襲的に接合する「サージカルスキンクロージャー Zip」を発売
~ 手術跡が目立たず、患者さんの痛みも軽減~
医療機器メーカーの日本ストライカー株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:佐伯 広幸、以下日本ストライカー)は、2020年7月1日(水)、手術後の切開創を両側から圧着させることで非侵襲的に接合する「サージカルスキンクロージャー Zip(ジップ)」(以下、Zip)を販売開始します。整形外科、心臓血管外科、産婦人科、形成外科など幅広い診療科の多様な手術を対象とし、皮膚接合の新たなソリューションを提供します。
「Zip」は、手術時の切開創の両側に粘着テープを平行して貼付し、切開創をまたぐよう10㎜おきに配列された調整ストラップで両側から引き合わせてロックすることで、適切な張力を保ちつつ皮膚を固定し接合を促します。切開創は一般的に、縫合糸や医療用ステープラーを使って接合されますが、傷口周辺がさらに侵襲され、後日改めて抜糸やステープルの抜去が必要になります。「Zip」は、切開創を縫合するプロセスを必要としないため、装着時・抜去時ともに迅速な処置(1.2)と痛みの軽減(1.2.3)につながり、さらに手術跡が目立ちにくくなり4)、創部合併症を低減する(5) などのメリットがあります。本製品は全長8cm、16cm、24cmの3サイズ展開で、創部の大きさに合わせてカットしたり組み合せたりすることができます。
「Zip」は、米国Zipline Medical社によって開発され、2019年12月に日本ストライカーの親会社であるストライカー社がZipline Medical社を経営統合したことで、日本においても本年7月1日から当社で販売を開始いたします。日本ストライカーでは本製品をはじめ革新的な製品を通じて、医療の向上とともに患者さんのQOL向上にも貢献していきます。
(1) Lalani, G. G., Schricker, A. A., Salcedo, J., Hebsur, S., HSU, J., Feld, G. and Birgersdotter-Green, U. (2016), Cardiac Device Implant Skin Closure with a Novel Adjustable, Coaptive Tape-Based Device. Pacing and Clinical Electrophysiology. Accepted Author Manuscript. doi:10.1111/pace.12926
(2) J.H. Ko et al., Do zip-type skin-closing devices show better wound status compared to conventional staple devices in total knee arthroplasty? Iwj.12596
(3) Tanaka, Y. et al. Randomized Study of a New Noninvasive Skin Closure Device for Use After Congenital Heart Operations. Ann Thorac Surg 2016.
(4) Benner RW, Behrens JP. A Novel Skin Closure Device for Total Knee Arthroplasty: Randomized Controlled Trial versus Staples. The Journal of Knee Surgery (eFirst July 9, 2019) DOI: 10.1055/s-0039-1692628
(5) Carli AV, Spiro S, Barlow BT, Haas SB. Using a non-invasive secure skin closure following total knee arthroplasty leads to fewer wound complications and no patient home care visits compared to surgical staples. Knee. 2017 Oct;24(5):1221 1226.
■日本ストライカー株式会社について
整形外科、外科、脳神経外科、脳血管内科、耳鼻科、口腔外科、形成外科、泌尿器科等、様々な診療科目で使用される医療機器を取り扱うグローバル企業、ストライカーコーポレーションの日本法人です。ストライカー社は米国ミシガン州に本拠地を置き、世界100カ国以上で事業を展開しています。当社製品は、人工膝関節や人工股関節、骨折治療や脊椎用のインプラント製品をはじめ、脳血管内治療用の製品、内視鏡、手術器械、無影灯や画像統合システム等の手術室関連製品、ベッドやストレッチャー、体外式除細動器、自動心臓マッサージシステムなどの循環器救急医療領域の製品など多岐にわたります。詳しくはwww.stryker.com/jpをご覧ください。
■参考画像
「Zip」は、米国Zipline Medical社によって開発され、2019年12月に日本ストライカーの親会社であるストライカー社がZipline Medical社を経営統合したことで、日本においても本年7月1日から当社で販売を開始いたします。日本ストライカーでは本製品をはじめ革新的な製品を通じて、医療の向上とともに患者さんのQOL向上にも貢献していきます。
(1) Lalani, G. G., Schricker, A. A., Salcedo, J., Hebsur, S., HSU, J., Feld, G. and Birgersdotter-Green, U. (2016), Cardiac Device Implant Skin Closure with a Novel Adjustable, Coaptive Tape-Based Device. Pacing and Clinical Electrophysiology. Accepted Author Manuscript. doi:10.1111/pace.12926
(2) J.H. Ko et al., Do zip-type skin-closing devices show better wound status compared to conventional staple devices in total knee arthroplasty? Iwj.12596
(3) Tanaka, Y. et al. Randomized Study of a New Noninvasive Skin Closure Device for Use After Congenital Heart Operations. Ann Thorac Surg 2016.
(4) Benner RW, Behrens JP. A Novel Skin Closure Device for Total Knee Arthroplasty: Randomized Controlled Trial versus Staples. The Journal of Knee Surgery (eFirst July 9, 2019) DOI: 10.1055/s-0039-1692628
(5) Carli AV, Spiro S, Barlow BT, Haas SB. Using a non-invasive secure skin closure following total knee arthroplasty leads to fewer wound complications and no patient home care visits compared to surgical staples. Knee. 2017 Oct;24(5):1221 1226.
■日本ストライカー株式会社について
整形外科、外科、脳神経外科、脳血管内科、耳鼻科、口腔外科、形成外科、泌尿器科等、様々な診療科目で使用される医療機器を取り扱うグローバル企業、ストライカーコーポレーションの日本法人です。ストライカー社は米国ミシガン州に本拠地を置き、世界100カ国以上で事業を展開しています。当社製品は、人工膝関節や人工股関節、骨折治療や脊椎用のインプラント製品をはじめ、脳血管内治療用の製品、内視鏡、手術器械、無影灯や画像統合システム等の手術室関連製品、ベッドやストレッチャー、体外式除細動器、自動心臓マッサージシステムなどの循環器救急医療領域の製品など多岐にわたります。詳しくはwww.stryker.com/jpをご覧ください。
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