「データ分析基盤PoC支援 for Microsoft Fabric」の提供開始
~AI時代のデータプラットフォームでお客様のデータ活用の普及、拡大に貢献~
株式会社システムエグゼ(本社:東京都中央区、代表取締役:大場 康次)は、このたび、SaaS型オールインワン分析サービスである Microsoft Fabric の導入を検討している企業向けに、本番稼働前の技術検証をサポートする「データ分析基盤PoC支援 for Microsoft Fabric」の提供を開始しました。
これからデータ活用に取り組むお客様のみならず、Azure Synapse Analytics や Power BI を導入したものの課題を感じているお客様にも、本サービスの利用によってデータ利活用を有効に行っていただくことを目指しています。
本サービスを通じて、お客様のビジネスの成長および企業におけるデータ活用の普及・拡大に貢献してまいります。
【提供の背景】
当社は2021年から、Microsoft Azure (以下、Azure)のクラウドサービスである Azure Synapse Analytics を活用してデータの収集、分析、見える化を実現する「データ分析プラットフォーム構築サービス for Microsoft Azure」を提供しています。
同サービスで Azure の導入実績を順調に積み重ねた結果、Azure の利用拡大に貢献したことが評価され、Azure を活用したデータ分析ソリューションにおいて高度な専門性や多くの経験を持つ企業として、2023年6月に Analytics on Microsoft Azure における「Specialization」※を取得しました。
こうしたマイクロソフト製品に関する豊富な実績や知見から、当社では Microsoft Fabric が2023年11月に一般提供される前から着目し、データ取り込みや Power BI からのデータ参照の性能、Azure Synapse Analytics との互換性の検証などに取り組んできました。
これらの検証を経て、今回、「データ分析プラットフォーム構築サービス for Microsoft Azure」の拡張サービスとして、「データ分析基盤PoC支援 for Microsoft Fabric」を提供するに至りました。
※ Specializationについて
Specializationは、マイクロソフト製品や特定のソリューション分野において技術力、知識、実績を有するパートナーであることを、第三者機関の審査のもとに認定するマイクロソフトのプログラムです。
【サービス概要】
「データ分析基盤PoC支援 for Microsoft Fabric」は、お客様がデータ分析基盤のPoCを行うための環境構築を実施します。
そのほか、オプションサービスとしてデータ活用トレーニングや運用サポートを提供し、お客様のデータ分析基盤の内製化、データの民主化を支援します。
<内容>
①ヒアリングをもとにゴール・評価軸を設定し、PoCの推進計画を立案します。
②PoCで利用する環境を構築し、提供されたサンプルデータを取り込み、当社の標準試験を実施してPoC環境を引き渡します。
③FAQ対応などの技術支援を行います。
④PoCの評価・課題をもとに、本番導入に向けたヒアリングやご提案を行います。
<特長>
●オールインワン分析ソリューション
企業が必要とするデータと分析サービスを一つの統合プラットフォームに集約して、社内に散在する多種多様なデータを一元管理することで、データ活用の民主化を推進します。
●円滑な導入を後押しする内製化支援
データ分析基盤の内製化をお客様側で実施するにあたり、あらかじめ検討・考慮しておくべき事項をアドバイスし、スムーズな内製化をサポートします。
●お客様の環境に合ったベストプラクティスを提供
Power BI の管理・運用に課題を感じているお客様に対して、Microsoft Fabric を利用した課題解決を図ります。
<関連資料>
・データ分析基盤PoC支援 for Microsoft Fabric サービスカタログ
・Microsoft Fabric 性能検証および互換性検証結果報告書
【Microsoft Fabric の特長】
Microsoft Fabric は、Power BI を中心にデータ移動からデータサイエンス、リアルタイム分析、ビジネスインテリジェンスまで、あらゆるデータ分析機能を一つのプラットフォームで行うことができます。
また、Power BI でクエリを組まなくても Copilot によるチャットでデータ分析ができるなど、生成AIを活用したさまざまな機能が利用できます。
【日本マイクロソフト株式会社様からのエンドースメント】
日本マイクロソフトは、株式会社システムエグゼ様が「データ分析基盤PoC支援 for Microsoft Fabric」の提供を開始されたことを心より歓迎申し上げます。
Microsoft Fabric は Microsoft Azure 上のデータだけでなく、他のクラウド上やオンプレミスに点在していた、あらゆるデータベースに横断的に接続できることを特徴とし、データ分析、データ統合、BIまでのすべてをカバーし、生成AI機能もビルトインされた、AI時代のオールインワン分析ソリューションです。
株式会社システムエグゼ様が培われてきたデータ分析ソリューションにおける専門知識と経験が、Microsoft Fabric と組み合わさることにより、日本のお客様のデータ分析の効率向上、洞察力の向上、そして迅速な意思決定を支援し、競争力の強化に繋がることを期待しています。
日本マイクロソフトは今後も株式会社システムエグゼ様とデータプラットフォームの領域で連携し、お客様のデジタルトランスフォーメーションを共に推進してまいります。
日本マイクロソフト株式会社
執行役員 常務 パートナー事業本部長 兼 ISVビジネス統括本部長
浅野 智
【会社概要】
会社名:株式会社システムエグゼ
代表者:代表取締役社長 大場 康次
所在地:東京都中央区日本橋室町3-4-4 OVOL日本橋ビル7階
設立:1998年2月
事業内容:システムインテグレーション事業、製品・サービス 開発・販売事業、グローバルソリューション事業
資本金:4億7,500万円
▽企業HP:https://www.system-exe.co.jp/
※Microsoft、Azure、Power BI は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
※本リリースに記載されている会社名、製品名、サービス名は、当社または各社、各団体の商標もしくは登録商標です。
【プレスリリースおよびサービスに関するお問い合わせ先】
■プレスリリース:株式会社システムエグゼ 経営企画部 広報担当
■サービス:株式会社システムエグゼ データビジネスソリューション本部 AzureDBソリューション部
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